こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学経済学部経営学科の探究テーマの見つけ方と推薦型選抜で評価される考え方」です。
探究テーマは「特別なもの」でなくていい
推薦型選抜を考え始めると、「どんな研究テーマを考えればいいのだろう」と悩む人は多いです。
そして、「難しそうなテーマを考えなければいけないのでは」と感じてしまうこともあります。
ですが、上智大学経済学部経営学科を目指すうえで大切なのは、最初から完成されたテーマを用意することではありません。
むしろ重要なのは、「どんなことに疑問を持っているのか」という出発点です。
日常の中で感じた小さな違和感や疑問こそが、探究テーマのもとになります。
経営学のテーマは身近なところにある
経営学と聞くと、企業やビジネスの世界を想像する人が多いかもしれません。
しかし実際には、経営学のテーマは身近な生活の中にたくさんあります。
- なぜ同じような商品でも売れる店と売れない店があるのか
- なぜあるお店には人が集まり、別のお店には人が集まらないのか
- なぜ同じ部活動でも雰囲気が違うのか
- なぜ新しいサービスは成功するものとそうでないものに分かれるのか
こうした疑問はすべて、経営学につながるテーマです。
大切なのは、身近な出来事に対して「なぜだろう」と立ち止まって考えることです。
探究テーマを見つけるための考え方
探究テーマは、いきなり立派な形にする必要はありません。まずは、日常の疑問を少しずつ深めていくことが大切です。
たとえば、アルバイト先で「新人がすぐ辞めてしまう」という状況に気づいたとします。
そこから、「なぜ続かないのだろう」と考え、教育の仕組み、職場の雰囲気、評価の方法などに目を向けていくと、だんだんとテーマが見えてきます。
このように、疑問から観察、そして原因の仮説へと考えを進めていくことで、探究の方向性がはっきりしていきます。
具体例:身近な経験からテーマを広げる
例えば、文化祭で模擬店を運営した経験があるとします。
売上が思うように伸びなかったとき、「準備が大変だった」で終わるのではなく、「なぜ売上が伸びなかったのか」を考えてみます。
立地の問題だったのか、商品の魅力が伝わっていなかったのか、宣伝の方法に課題があったのか。こうした視点で考えると、マーケティングや戦略といった分野への関心につながります。
このように、一つの経験を少し深く考えるだけで、探究テーマの方向性は見えてきます。
経営学の分野とテーマのつながり
経営学にはいくつかの考え方の分野があります。
- 組織の動きや人の関わり方を考える分野
- 商品やサービスが選ばれる理由を考える分野
- 企業の成長や戦略を考える分野
- 新しい価値が生まれる仕組みを考える分野
自分の疑問がどの方向に近いのかを考えることで、「大学でどのように学びたいか」が整理しやすくなります。
ただし、無理に専門的な言葉を使う必要はありません。自分の言葉で説明できることのほうが大切です。
推薦型選抜で見られるのはテーマの完成度ではない
「まだはっきりとしたテーマが決まっていない」と不安に思う人もいるかもしれません。
ですが、推薦型選抜ではテーマが完成しているかどうかよりも、「どのような問題意識を持っているか」が重視されます。
出願書類や面接では、「なぜその疑問を持ったのか」「どのように考えているのか」「これからどう深めていきたいのか」といった思考の流れが見られます。
完璧な答えを出すことではなく、考え続ける姿勢が評価につながります。
最後に:あなたの疑問が学びの出発点になる
上智大学経済学部経営学科を目指すうえで、特別なテーマを用意する必要はありません。
むしろ大切なのは、自分の生活の中で感じた小さな疑問に目を向けることです。
「なぜだろう」と思った瞬間を大切にし、その理由を考えてみてください。その積み重ねが、探究テーマにつながっていきます。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
ぜひ、自分の身の回りを少し違った視点で見てみてください。そこに、あなただけの問いがきっと見つかります。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。

