こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学総合人間科学部教育学科志望に部活動や学校生活はどう活かせる?」です。
特別な活動がなくても大丈夫なのか
「特別な教育活動をしていません。」
そう感じている人は少なくありません。ボランティアや留学など、目立つ経験がないと不利なのではないかと不安になることもあると思います。
ですが、上智大学総合人間科学部教育学科の推薦入試では、活動の派手さそのものは重視されていません。
大切なのは、「その経験を通して何を考えたのか」です。
同じ経験でも、深く考えている人と、なんとなく終わってしまっている人では、伝わる内容が大きく変わります。
部活動や学校生活はそのまま学びの材料になる
教育学科の学びは、特別な場所だけで得られるものではありません。
むしろ、日常の学校生活の中にこそ、考えるきっかけがたくさんあります。
たとえば部活動の中で、こんな経験はないでしょうか。
- 後輩への指導が思うように伝わらなかった
- チームの中で役割が偏ってしまった
- 意見を言えないメンバーがいると感じた
一見するとよくある出来事ですが、教育という視点で見直すと、とても大切な問いの入り口になります。
教育学は、「人がどのように学び、どのように成長するのか」を考える学問です。だからこそ、人と関わる経験はすべて学びにつながります。
経験を「考え」に変えることが重要
ただ経験を書くだけでは、評価にはつながりにくいです。
大切なのは、その経験をどのように考えたかです。
たとえば、「後輩に同じやり方で教えてもうまくいかなかった」という出来事があったとします。
そこで、「なぜうまくいかなかったのだろう」と立ち止まって考えることが重要です。
もしかすると、自分は「同じ説明をすれば同じように理解できるはずだ」と思い込んでいたのかもしれません。
そこから、「人によって理解しやすい方法は違うのではないか」と考えが広がることもあります。
さらに、「伝え方を変えてみたらどうなるか」と試してみた経験があれば、そのプロセスも大きな意味を持ちます。
このように、「なぜ」「どうして」と考えた跡があるかどうかが、教育学科志望としてとても大切です。
教室の中にも問いのヒントはある
部活動だけでなく、普段の授業やクラスの中にもヒントはあります。
たとえば、授業中に発言する人がいつも決まっていると感じたことはないでしょうか。
そのとき、「なぜ同じ人ばかりが発言するのだろう」と考えることができます。
また、「発言しにくい空気があるのではないか」「評価のされ方に偏りがあるのではないか」といった視点に広がることもあります。
こうした日常の違和感は、教育を考えるうえでとても重要な出発点です。
特別な経験がなくても、日々の学校生活を丁寧に振り返ることで、十分に考えを深めることができます。
推薦入試で見られるポイント
上智大学の推薦入試では、実績の多さを競うものではありません。
出願書類や面接で見られているのは、あなたが経験をどう受け止め、どのように考えてきたかです。
たとえば、同じ部活動の経験でも、「楽しかったです」で終わるのか、「なぜうまくいかなかったのかを考えた」と振り返れるのかで、大きく印象が変わります。
また、自分の考えだけでなく、「他の人はどう感じていたのか」と視点を広げられているかも大切です。
教育という分野では、他者を理解しようとする姿勢や、多面的に物事を見る力が重視されます。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ている試験です。
最後に
ここまで読んで、「自分には特別な経験がない」と感じていた人も、少し見方が変わったのではないでしょうか。
大切なのは、経験の大きさではなく、その経験をどう受け止めたかです。
まずは、自分の高校生活を振り返ってみてください。
どんな場面で違和感を持ったのか、どんなときにうまくいかなかったのか、誰との関わりが印象に残っているのか。
その一つひとつの中に、教育を考えるヒントがあります。
「なぜだろう」と感じたことを、そのままにせず考えてみてください。
その積み重ねが、あなただけの考えにつながり、推薦入試でもしっかりと伝わっていきます。
KOSSUN教育ラボでは、上智大学の推薦入試対策に特化した
上智大学合格プロジェクト
を完全定員制(先着10名限定)にて設け、専門性の高い個別サポートを行っています。
限られた時間の中でも本気で上智大学合格を掴み取りたい方は、今すぐ 無料個別相談会 にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


