こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部英文学科|将来像の考え方と推薦型選抜で伝わる志望理由」です。
将来の職業が決まっていなくても大丈夫
推薦型選抜の出願書類や面接では、将来について聞かれることがあります。
たとえば、「大学でどんなことを学びたいですか」「将来どのような分野に関わりたいですか」といった質問です。
このような質問を聞くと、「まだ将来の仕事を決めていない」「具体的な職業が思いつかない」と不安になる人もいるかもしれません。
しかし、高校生の段階で将来の職業がはっきり決まっている人は多くありません。
推薦型選抜で大切なのは、職業名そのものよりも、社会にどのように関わりたいのかという方向性です。
将来像は「職業名」だけで考えない
将来像というと、会社員、教師、出版社、国際的な仕事など、具体的な職業を思い浮かべる人が多いと思います。
もちろん、明確な目標がある場合は、それを書いても構いません。
ただし、無理に職業名を決める必要はありません。
大学が知りたいのは、「どんな仕事に就きたいか」だけではなく、「どんなことに関心を持ち、どのような形で社会に関わりたいのか」です。
英文学科の場合は、言葉、文化、文学、人間理解、異なる価値観への関心が将来像につながることがあります。
社会への関心から将来像を考える
将来像を考えるときは、まず自分の関心から出発してみましょう。
たとえば、文化の違い、言葉の表現、国際社会、多文化理解、教育、メディアなどです。
英語の小説や映画に触れて、「文化によって考え方が違う」と感じた経験がある人は、将来も異なる文化をつなぐ分野に関心を持つかもしれません。
また、言葉の表現に興味がある人は、文章を書く仕事、教育、出版、翻訳、メディアなどに関心が広がることもあります。
大切なのは、自分が何に心を動かされたのかを振り返ることです。
英文学科で身につく力
英文学を学ぶことで、将来に活かせる力は幅広く身につきます。
- 文章を読み解く力
- 言葉の意味を考える力
- 文化の違いを理解する力
- 自分の考えを表現する力
- 他者の視点を想像する力
これらの力は、教育、出版、メディア、国際関係、企業、広報、観光など、さまざまな分野で役立ちます。
英文学科の学びは、特定の職業だけに直結するものではありません。
むしろ、言葉や文化を通して社会を理解する力として、幅広い進路につながっていきます。
将来像は変わってもよい
高校生の段階では、将来の方向がまだはっきりしていない人も多いでしょう。
それは決して悪いことではありません。
大学で学ぶ中で、新しい作品に出会ったり、さまざまな価値観に触れたり、今まで知らなかった分野に興味を持ったりすることがあります。
その中で、将来の方向性が変わることも自然です。
推薦型選抜で大切なのは、現時点で完璧な将来像を持っていることではありません。
自分の関心をもとに、学びながら考えていこうとする姿勢です。
将来像と大学での学びをつなげる
出願書類や面接で問われる志望理由では、将来像と大学での学びが自然につながっていることが大切です。
たとえば、文化理解に関心がある場合は、文学作品を通して英語圏の文化や価値観を学びたいという流れが考えられます。
言葉の表現に関心がある場合は、英文学科で言語や文学を深く学び、将来は言葉を通して人や社会をつなぐ分野に関わりたいと考えることもできます。
このように、関心、学びたいこと、将来の方向性がつながっていると、志望理由に一貫性が生まれます。
小さな関心から始めてよい
将来像を考えるとき、最初から大きな目標を持つ必要はありません。
印象に残った本、心に残った映画、英語の歌詞、授業で扱った作品、社会の出来事など、身近なものから考えてみましょう。
「なぜこの表現が気になったのだろう」「なぜこの文化に惹かれたのだろう」と考えることが、将来の関心につながることもあります。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
最後に:将来像は自分を知るための問い
将来像を考えることは、単に職業を決めることではありません。
自分は何に関心があるのか、社会のどんなことを考えているのか、どのような形で人や文化に関わりたいのかを整理することです。
上智大学文学部英文学科を目指すなら、まずは自分が心を動かされた言葉や作品、文化との出会いを振り返ってみてください。
そこから、英文学科で何を学びたいのか、将来どのように社会と関わりたいのかが少しずつ見えてくるはずです。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


