こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学法学部法律学科をこれから志望するあなたへ|推薦型選抜で大切にしたいこと」です。
これまでの内容を振り返って
ここまで、上智大学法学部法律学科の推薦型選抜について、さまざまな視点からお伝えしてきました。
法律学科では何を学ぶのか、どのような人が向いているのか、出願書類や面接で問われる志望理由をどう考えればよいのか。
法律学科を目指す受験生が感じやすい不安や疑問について、少しずつ整理してきました。
最後に、これから上智大学法学部法律学科を志望するあなたに、大切にしてほしいことをお伝えします。
推薦型選抜は「思考を見る入試」
推薦型選抜というと、「特別な実績がないと難しいのでは」と感じる人もいるかもしれません。
たしかに、部活動や生徒会、ボランティアなどの経験は大切です。しかし、評価されるのは経験の大きさだけではありません。
上智大学法学部法律学科の推薦型選抜で重視されるのは、その経験をどのように考えたかです。
ニュースで社会問題を知った。学校生活の中でルールについて疑問を持った。社会の不公平さに関心を持った。
そうした経験から「なぜだろう」と考えたことがあるなら、それは法律を学ぶ入り口になります。
法律学の出発点は疑問にある
法律学は、社会のルールを考える学問です。
そして、その出発点になるのは、身近な疑問です。
たとえば、「なぜ社会には法律が必要なのか」「なぜ同じ出来事でも人によって意見が分かれるのか」「なぜルールは時代によって変わるのか」といった問いです。
こうした疑問を持つことは、法律学を学ぶうえでとても大切です。
最初から難しい法律用語を知っている必要はありません。むしろ、自分の生活や社会の出来事に対して、立ち止まって考える姿勢が重要になります。
高校生活の経験はすべて意味がある
志望理由を考えるとき、「自分には特別な経験がない」と不安になる人もいます。
しかし、高校生活の中には、法律学につながる経験がたくさんあります。
- 部活動でルールについて考えた経験
- 学校行事で意見の違いを調整した経験
- 授業で社会問題に関心を持った経験
- ニュースを見て疑問を持った経験
大切なのは、その経験をただ書くことではありません。
そこから何を感じ、何に疑問を持ち、どのように考えたのかを言葉にすることです。
法律学科での学びは社会につながる
法律学科では、人権、社会制度、環境問題、労働問題、国際的なルールなど、社会のさまざまな問題について考えます。
法律は、社会の中で人と人との関係を調整するためのルールです。
そのため法律を学ぶことは、社会の仕組みを理解することにもつながります。
将来、法曹を目指す人だけでなく、企業、公務員、金融、国際分野など、さまざまな進路で法律の学びは活かされます。
大切なのは、職業名だけでなく、法律を通してどのように社会に関わりたいのかを考えることです。
焦らず、考えながら言葉にしていこう
出願書類や面接で問われる志望理由は、一度で完成するものではありません。
書きながら考え、考えながら書く。その繰り返しの中で、自分の関心は少しずつ整理されていきます。
「これで合っているのかな」と悩む時間も、決して無駄ではありません。
むしろ、その悩みながら考える姿勢こそ、推薦型選抜で大切にされる部分です。
最後に:あなたの「なぜ?」を大切に
上智大学法学部法律学科を目指すうえで、最初から特別な知識や完璧な経験が必要なわけではありません。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
もしあなたが、「社会のルールはなぜ必要なのだろう」「社会の問題はどうすれば解決できるのだろう」と考えたことがあるなら、その疑問は法律学への大切な入り口です。
ぜひ、自分の高校生活や日常の中にある小さな違和感を振り返ってみてください。
そこから、上智大学法学部法律学科を志望するあなたらしい理由が見えてくるはずです。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。

