こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、「上智大学総合人間科学部教育学科を志望するあなたへ」です。


ここまで考えてきたあなたへ伝えたいこと

ここまで読んでくれたあなたは、きっと教育について本気で考えている人だと思います。

教育学科に関心を持つ人の多くは、「子どもが好き」「先生に憧れている」「誰かの力になりたい」といった思いから出発します。その気持ちは、とても大切です。

ただ、上智大学総合人間科学部教育学科を志望するうえで本当に大切なのは、その思いをきれいに言葉にすることだけではありません。

むしろ大切なのは、その思いの奥にある問いを見つけ、自分なりに考え続けようとすることです。

推薦入試は、「完璧な教育観」を持っている人を選ぶ試験ではありません。最初から立派な答えを持っている必要はありませんし、迷いや不安があること自体が悪いわけでもありません。

大切なのは、まだ答えが出ていない問いに対して、投げ出さずに向き合おうとする姿勢です。


教育学科志望に必要なのは「正解」ではない

教育について考え始めると、「自分の考えは浅いのではないか」「もっと立派な経験が必要なのではないか」と不安になることがあるかもしれません。

ですが、教育学科志望に必要なのは、正しい答えを持つことではありません。

必要なのは、「よりよい教育とは何か」を考え続ける姿勢です。

たとえば、学校生活の中でこんなことを感じたことはないでしょうか。

  • 授業で発言する人がいつも同じだと感じたこと
  • テストの点数だけで評価されることに違和感を持ったこと
  • 部活動で後輩への伝え方に悩んだこと
  • 学校が安心できる場所ではない人もいるのではないかと思ったこと

こうした違和感や疑問は、どれも教育学への入り口になります。

特別な活動歴や華やかな実績がなくても大丈夫です。自分の高校生活の中で感じたことを、丁寧に振り返ることができれば、それは十分に大切な材料になります。


うまくいかなかった経験にも意味がある

推薦入試というと、成功体験を書かなければいけないと思う人も多いです。

ですが、教育学科志望では、うまくいかなかった経験や迷った経験にも大きな意味があります。

たとえば、後輩に一生懸命教えたのにうまく伝わらなかった経験があったとします。そのとき、「自分の教え方が悪かったのかもしれない」「そもそも人によって理解しやすい方法は違うのではないか」と考えたなら、それはとても大切な気づきです。

また、クラスメイトに対して最初は一面的な見方をしてしまっていたけれど、後から事情を知って考えが変わったという経験もあるかもしれません。

こうした経験の中には、他者理解や多面的な視点、そして自分の考えを見直す力が表れます。

教育学科で大切なのは、失敗しないことではありません。経験をそのまま流さず、そこから何を考えたのかを見つめ直せることです。


推薦入試で見られている人とは

上智大学総合人間科学部教育学科の推薦入試で見られているのは、知識の量や実績の派手さではありません。

見られているのは、問いを持ち続けられる人か、他者を理解しようとする人か、自分の経験を丁寧に振り返れる人かということです。

たとえば面接では、自分の意見を話したあとに、「別の立場から見るとどうですか」と聞かれることがあります。

そのときに、すぐに完璧な答えが出せなくても大丈夫です。大切なのは、相手の問いを受け止めて、「たしかにそういう見方もあるかもしれない」と考えようとすることです。

教育は、人と人、人と社会をつなぐ分野です。だからこそ、一つの見方に固執せず、考え続けられる姿勢が大切にされます。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではなく、考え続けられる人を見る試験です。


不安があるのは、本気で考えている証拠

受験に向き合っていると、「このままでいいのかな」と不安になることもあると思います。

ですが、その不安は決して悪いものではありません。むしろ、それだけ真剣に考えている証拠です。

何も迷わず、何も悩まずに進める人よりも、「これで伝わるだろうか」「もっと考えたほうがいいのではないか」と立ち止まれる人のほうが、教育学科の学びと相性がよいこともあります。

教育というテーマには、すぐに答えが出ない問いがたくさんあります。だからこそ、簡単に決めつけず、悩みながらも考え続けることに意味があります。

不安をなくそうとするのではなく、その不安の中にある問いを見つけることが大切です。


一人で整理できないときは言葉にしてみる

頭の中ではいろいろ考えているのに、いざ書こうとするとまとまらないという人も多いと思います。

そんなときは、自分の中で考え込むだけでなく、一度言葉にしてみることが大切です。

家族や先生に話してみるのもよいですし、紙に書き出してみるだけでも、自分が何に引っかかっているのかが見えてくることがあります。

たとえば、「なぜこの経験が心に残っているのか」「なぜ教育を学びたいのか」「なぜその問いを深めたいのか」と、自分に何度も問い返してみてください。

そうすると、最初はぼんやりしていた思いの中から、自分らしい言葉が少しずつ見つかっていきます。

一人で整理するのが難しいと感じたら、無料個別相談を活用するのも一つの方法です。自分の問いを誰かと一緒に言葉にしていくことで、見えてくるものもあります。


最後に

上智大学総合人間科学部教育学科を志望するあなたに、最後に伝えたいことがあります。

焦らなくて大丈夫です。

大切なのは、立派に見せることではなく、自分の経験をもとに考え続けることです。

高校生活の中で感じた違和感、うまくいかなかった経験、誰かとの関わりの中で揺れた気持ち。それらはすべて、教育学への入り口になります。

教育は、人と社会をつなぐ大切なテーマです。そして、そのテーマに本気で向き合おうとしていること自体が、すでに大きな一歩です。

考えることを怖がらず、楽しみながら、あなたらしい問いを育てていってください。

その問いを大切にできる人は、きっと教育学科での学びを深めていけるはずです。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。