こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学経済学部経営学科|経営学と社会のつながりを考える推薦入試対策」です。
経営学は企業だけの学問ではない
経営学というと、「会社を経営するための学問」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
もちろん企業の仕組みを学ぶことは、経営学の大切な一部です。しかし、上智大学経済学部経営学科で考える経営は、企業だけに限られるものではありません。
経営学は、人やお金、情報、時間などをどのように動かし、社会に価値を生み出すのかを考える学問です。
そのため、学校、自治体、NPO、医療機関など、さまざまな組織にも経営学の視点は関わっています。
社会のあらゆる場所に組織がある
私たちの生活は、多くの組織によって支えられています。
- 商品やサービスを提供する企業
- 学びの場をつくる学校
- 地域を支える自治体
- 社会課題に向き合うNPO
- 人の健康を支える医療機関
これらは形こそ違いますが、どれも人が集まり、目的に向かって動いている組織です。
たとえば学校でも、先生、生徒、保護者、地域の人たちが関わりながら成り立っています。文化祭や部活動も、小さな組織として見ることができます。
経営学は、こうした組織がどう動き、なぜうまくいく場合とうまくいかない場合があるのかを考える学問でもあります。
社会課題と経営学のつながり
近年、経営学は社会課題とも深く関わっています。
たとえば、地域の商店街が元気をなくしている問題を考えるとします。そこには、人口減少、消費者の行動の変化、インターネット販売の広がり、後継者不足など、さまざまな要因があります。
この問題を「人が来ないから仕方ない」で終わらせるのではなく、どうすれば地域の魅力を伝えられるのか、どのようなサービスなら人が集まるのか、地域全体でどのような仕組みを作れるのかを考えることが、経営学の視点です。
環境問題、働き方、地域活性化、社会起業なども同じです。社会課題を解決するには、思いだけでなく、人や資源をどう動かすかという視点が必要になります。
高校生活の経験も社会につながっている
社会とのつながりというと、大きなテーマを考えなければならないように感じるかもしれません。
しかし、出発点は身近な経験で構いません。
たとえば、部活動でメンバーのやる気に差があった経験、文化祭で一部の人に負担が偏った経験、アルバイト先でお客さんの動きに変化を感じた経験などです。
これらはすべて、人や組織、仕組みに関わる出来事です。
身近な経験を深く考えることで、社会全体の課題につながることがあります。推薦型選抜では、このように自分の経験から問いを広げていく力が大切です。
出願書類や面接で社会視点をどう伝えるか
出願書類や面接で問われる志望理由では、自分の経験だけで終わらせないことが大切です。
たとえば、「文化祭で模擬店を運営しました」だけでは、経験の説明で終わってしまいます。
そこから、「なぜ売上に差が出たのか」「人の動きや宣伝の方法によって結果が変わることに気づいた」「商品やサービスが選ばれる仕組みに関心を持った」と考えを広げることで、経営学への関心が伝わりやすくなります。
さらに、「地域の商店や小規模事業者が持続的に成長するには何が必要なのかを学びたい」と社会とのつながりまで考えられると、志望理由に深さが出ます。
推薦型選抜で見られるのは多面的な視点
上智大学経済学部経営学科の推薦型選抜では、専門知識の量だけが評価されるわけではありません。
大切なのは、一つの問題を複数の角度から考えられるかどうかです。
たとえば、働き方の問題を考えるときも、企業側の視点だけでなく、働く人の生活、家族、地域社会、消費者への影響など、さまざまな立場があります。
自分とは違う立場の人の考えを想像しながら、よりよい仕組みを考えようとする姿勢が、経営学を学ぶうえで重要になります。
最後に:身近な疑問を社会につなげて考えてみよう
上智大学経済学部経営学科を目指すなら、経営学を「企業のためだけの学問」として見るのではなく、社会をよりよくするための視点として考えてみてください。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
身近な経験の中で感じた疑問を、組織や社会の仕組みと結びつけて考えてみることが大切です。
ぜひ、自分の生活の中にある小さな違和感を一つ選び、「これは社会のどんな問題につながっているのだろう」と考えてみてください。その視点が、あなたらしい志望理由につながっていきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


