上智大学 理工学部 機能創造理工学科の推薦入試で伝わる「多様性」の書き方とは?

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学 理工学部 機能創造理工学科の推薦入試で伝わる多様性の書き方」です。

推薦入試の準備を進めていると、「多様性を大切にしてください」と言われることがあります。

しかし、「多様性って何を書けばいいの?」「海外経験がないと書けないのでは?」と悩む高校生も多いのではないでしょうか。

実は、多様性とは特別な経験のことではありません。

上智大学理工学部機能創造理工学科で学ぶ上でも、多様性とは「さまざまな価値観や考え方を理解し、より良いものづくりにつなげる姿勢」を意味します。

今回は、推薦入試で多様性をどのように伝えればよいのかを、高校生にもわかりやすく解説します。


多様性とは「違いを認めること」から始まる

多様性という言葉を聞くと、国籍や文化の違いを思い浮かべる人が多いかもしれません。

もちろん、それも多様性の一つです。

しかし、多様性には、考え方、価値観、年齢、経験、生活環境など、さまざまな違いが含まれています。

例えば、同じクラスでも、一人ひとり得意なことや苦手なことは違います。

その違いを認めながら協力することも、多様性を大切にする姿勢と言えるでしょう。


ものづくりには多様な視点が欠かせない

機能創造理工学科では、人々の暮らしを支える製品や技術について学びます。

そのため、一人の考えだけで良いものを作ることはできません。

例えば、新しい製品を開発するときには、使う人の年齢や身体の特徴、生活スタイルなどを考える必要があります。

子どもにとって使いやすいものと、高齢者にとって使いやすいものは違うかもしれません。

海外で利用される製品であれば、文化や生活習慣も考慮する必要があります。

さまざまな立場を理解しようとする姿勢が、より良いものづくりにつながっていくのです。


高校生活にも多様性はある

「自分には多様性について書ける経験がない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、高校生活を振り返ると、多様性に触れる機会は意外とたくさんあります。

例えば、文化祭でクラスメイトと意見が分かれた経験や、部活動で異なる考えを持つ仲間と協力した経験も、その一つです。

自分とは違う意見を受け入れながら、より良い方法を探した経験は、大学での学びにもつながります。

大切なのは、「違う考え方に出会った」という事実ではなく、その経験から何を学んだかです。


海外経験がなくても大丈夫

上智大学は国際色豊かな大学として知られています。

そのため、「海外留学の経験がないと不利なのでは」と心配する人もいます。

しかし、推薦入試で評価されるのは、海外経験の有無ではありません。

大切なのは、自分とは異なる考え方や価値観に興味を持ち、学ぼうとする姿勢です。

例えば、外国人観光客が増えているニュースを見て、「誰もが利用しやすい駅の設備について考えてみたい」と思ったことも、多様性への関心につながります。


推薦入試で多様性をどう伝えるか

提出書類や面接で問われる志望理由では、「私は多様性を大切にしています」と書くだけでは十分ではありません。

それよりも、自分がどのような経験を通して多様な考え方に触れ、どのように考えが変わったのかを具体的に伝えることが大切です。

例えば、「文化祭で意見が対立したが、相手の考えを聞くことで新しいアイデアが生まれた」といった経験は、自分らしいエピソードになります。

大学は、その経験から何を学び、大学でもどのように活かしたいのかを知りたいと考えています。


推薦入試で評価されるのは考え続ける姿勢

上智大学の推薦入試では、知識量だけではなく、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者への理解、そして対話する姿勢が評価されています。

多様性についても、「違いを知っている」ことより、「違いを理解しようと考え続ける姿勢」が大切です。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。

大学で多くの人と出会い、新しい価値観を学びながら成長していける人を求めています。


今からできること

多様性を理解するために、特別な準備は必要ありません。

普段の学校生活の中で、自分とは違う意見を持つ友達の話を聞いてみることも大切です。

ニュースや本を通して、さまざまな立場の人の考えに触れることも良い経験になります。

また、「自分だったらどう考えるだろう」「相手はなぜそう思ったのだろう」と考える習慣を持つことが、多面的な視点を育ててくれます。


まとめ

上智大学理工学部機能創造理工学科で大切にされる多様性とは、特別な経験や海外経験のことではありません。

さまざまな価値観や考え方を理解しようとし、それをより良いものづくりや社会づくりにつなげようとする姿勢です。

推薦入試でも評価されるのは、「違い」を知っていることではなく、その違いについて考え、学び続けようとする姿勢です。

ぜひ高校生活の経験を振り返り、自分がどのような場面で他者と関わり、何を学んだのかを整理してみてください。

その積み重ねが、自分らしい提出書類や面接で問われる志望理由につながっていきます。

もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。