上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科|学問と社会はどうつながる?学びが広がる理由を解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科|学問と社会はどうつながる?学びが広がる理由を解説」です。


ポルトガル語を学ぶことは社会を知ることでもある

「ポルトガル語学科では言葉だけを勉強するのですか?」という質問を受けることがあります。

もちろん、ポルトガル語を学ぶことは大きな柱ですが、それだけではありません。

言葉は、その国や地域で暮らす人々の歴史や文化、価値観、社会の仕組みと深く結び付いています。

そのため、ポルトガル語を学ぶことは、ポルトガル語圏の社会を理解することでもあります。

大学では、「言葉を覚える」のではなく、「言葉を通して社会を知る」という視点で学びを深めていきます。


ポルトガル語は世界中で使われている言語

ポルトガル語と聞くと、ポルトガルだけを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、実際にはブラジルをはじめ、アフリカやアジアなど、多くの国や地域で話されています。

同じポルトガル語でも、地域によって文化や歴史、生活習慣は大きく異なります。

その違いを学ぶことで、「同じ言葉でも社会が違えば考え方も変わる」ということを実感できます。

こうした学びは、異文化を理解する力を育てることにつながります。


学問は現代社会とも深く関わっている

大学で学ぶ内容は、過去の出来事だけではありません。

現代社会で起きているさまざまな問題とも深くつながっています。

例えば、移民、多文化共生、国際協力、環境問題、スポーツを通した国際交流などは、ポルトガル語圏でも重要なテーマです。

ニュースで取り上げられる出来事を見ながら、「なぜその問題が起きているのだろう」と考えることも、大学での学びにつながります。

教科書の中だけではなく、社会全体が学びの対象になることが大学の大きな特徴です。


身近な生活にも学びはつながっている

「社会とのつながり」と聞くと、難しく感じるかもしれません。

しかし、実は私たちの身近な生活にも、ポルトガル語圏との関わりがあります。

例えば、ブラジル出身の人々が日本で暮らし、地域社会を支えていることを知っている人もいるでしょう。

学校や地域で外国にルーツを持つ人と接した経験がある人もいるかもしれません。

そのような身近な出来事をきっかけに、「異なる文化を持つ人たちが一緒に暮らすには何が必要なのだろう」と考えることも、立派な学びです。

大学では、このような日常の疑問をより深く掘り下げていきます。


高校での学びとの違い

高校では、知識を身につけたり、正しい答えを覚えたりすることが中心になる場面が多いでしょう。

一方、大学では「その知識をどう考えるか」が重要になります。

例えば、歴史や文化を学ぶ場合でも、「なぜその文化が生まれたのか」「社会にどのような影響を与えているのか」といった問いについて、自分なりに考えながら学びを進めます。

一つの出来事にもさまざまな見方があり、答えが一つではないことも少なくありません。

だからこそ、大学では自分で調べ、考え、議論する力が育まれていきます。


推薦入試で評価されるのは社会への関心

推薦入試では、「どれだけ知識を持っているか」だけが評価されるわけではありません。

提出書類や面接で問われる志望理由では、「社会で起きていることに興味を持ち、自分なりに考えているか」という姿勢も大切にされています。

例えば、ニュースを見て疑問を持ったことや、多文化共生について考えた経験などを、自分の言葉で伝えられると説得力が増します。

大学が求めているのは、知識を暗記している人ではなく、問いを持ち、思考を深め、多面的な視点で物事を考えられる人です。

また、自分とは異なる価値観を理解しようとする姿勢や、対話を通して学ぼうとする姿勢も重要な評価ポイントになります。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではなく、大学で考え続けられる人を見つけるための入試です。


大学での学びは将来にもつながっていく

ポルトガル語学科で身につける力は、語学力だけではありません。

異文化を理解する力、多様な価値観を受け入れる力、相手と対話する力、自分で考える力は、さまざまな仕事や社会生活で生かされます。

国際的な仕事だけではなく、教育、観光、企業、行政、地域活動など、多くの場面で求められる力です。

大学で学ぶことは、卒業するためだけではなく、その先の人生にもつながっていきます。


社会への興味が大学での学びを豊かにする

上智大学外国語学部ポルトガル語学科では、言葉を入り口として、文化や歴史、社会について幅広く学びます。

その学びは、世界で起きている出来事や、私たちの身近な暮らしとも深く結び付いています。

普段何気なく見ているニュースや、学校生活の中で感じた疑問も、大学で学ぶテーマになるかもしれません。

ぜひ、「なぜだろう」と思う気持ちを大切にしながら、社会への興味を少しずつ広げてみてください。

その積み重ねが、推薦入試だけでなく、大学での学びをより充実したものにしてくれるはずです。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。