上智大学 理工学部 機能創造理工学科の推薦入試 志望理由の最終チェックポイント
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、
「上智大学 理工学部 機能創造理工学科の推薦入試 志望理由の最終チェック」です。
提出書類を作り終えたあと、「これで本当に大丈夫かな」と不安になる人は少なくありません。
何度も読み返しているうちに、「どこを直せばいいのかわからない」と感じることもあるでしょう。
しかし、最後の見直しでは文章の細かな表現だけではなく、「自分らしさが伝わっているか」という視点がとても大切です。
今回は、上智大学理工学部機能創造理工学科を目指す人が、提出前に確認しておきたいポイントを紹介します。
「なぜ機能創造理工学科なのか」が伝わるか
まず確認したいのは、「なぜこの学科なのか」が明確になっているかです。
「理工学が好きだから」「ものづくりに興味があるから」という理由だけでは、他の大学や学科でも当てはまってしまいます。
機能創造理工学科で学べる内容と、自分の興味や経験がしっかり結び付いているかを見直してみましょう。
例えば、環境問題に関心があり、省エネルギー技術について学びたいと考えているなら、その理由やきっかけまで書けていると説得力が増します。
経験を書くだけで終わっていないか
高校生活の経験を書くことは大切ですが、出来事を並べるだけでは十分ではありません。
例えば、「文化祭の実行委員を務めました」「部活動で副部長をしました」というだけでは、大学はあなたの考えを知ることができません。
その経験を通して何を学び、どのように考え方が変わったのか、そして大学でどのように活かしたいのかまで書けているかを確認しましょう。
大学が見ているのは経験の大きさではなく、その経験からどのように成長したかです。
自分の言葉で書けているか
インターネットの例文や参考書を読みながら文章を書く人も多いでしょう。
参考にすることは悪いことではありません。
しかし、そのままの表現になってしまうと、自分らしさが見えなくなってしまいます。
提出書類を読み返し、「これは本当に自分の言葉だろうか」と考えてみてください。
面接で同じ内容を質問されたときに自然に話せる文章であれば、自分らしい表現になっている可能性が高いでしょう。
大学で学ぶ内容につながっているか
志望理由では、高校生活だけを書くのではなく、大学で何を学びたいのかも大切です。
例えば、「ロボットに興味があります」で終わるのではなく、「人の生活を支えるロボットについて学びたい」「社会課題を解決するものづくりに挑戦したい」といったように、大学での学びにつながる内容になっているかを確認しましょう。
大学は、入学後に成長していける人を求めています。
そのため、「これから学びたい」という姿勢が伝わることが重要です。
社会とのつながりが見えているか
機能創造理工学科で学ぶ技術は、社会と深く結び付いています。
環境問題、高齢化、防災、医療など、さまざまな課題を技術で解決することが期待されています。
そのため、自分の興味が社会のどのような課題とつながっているのかを書けているかも確認してみましょう。
「自分は何を学びたいか」だけでなく、「その学びを社会でどう活かしたいか」が伝わると、より説得力が増します。
推薦入試で見られていることを意識しよう
提出書類を見直すときは、「大学は何を知りたいのか」という視点を持つことも大切です。
推薦入試では、知識量だけではなく、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者への理解、そして対話する姿勢が評価されています。
「私はこう考えました」で終わるのではなく、「なぜそう考えたのか」「他の考え方もあると感じた」といった思考の過程が伝わる内容になっているかを確認しましょう。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。
考え続けられる人を大学は求めています。
最後は声に出して読んでみよう
文章を書き終えたら、一度声に出して読んでみることをおすすめします。
読みにくい文章や、自分でも意味がわかりにくい部分は、声に出すことで気づきやすくなります。
また、家族や先生に読んでもらい、「どんな人だと感じたか」を聞いてみるのも良い方法です。
自分が伝えたい人物像と、相手が受け取る印象が一致しているかを確認することができます。
最後の見直しは、誤字脱字だけではなく、「自分らしさ」が伝わっているかを確認する時間でもあります。
焦らず、自分らしい志望理由を大切に
提出期限が近づくと、「もっと良い文章にしなければ」と焦ってしまうことがあります。
しかし、無理に難しい言葉を使ったり、立派な内容を書こうとしたりする必要はありません。
これまで積み重ねてきた高校生活の経験や、自分が感じたことを丁寧に伝えることが何より大切です。
あなた自身の考えが伝わる文章は、誰かの例文にはない魅力があります。
まとめ
上智大学理工学部機能創造理工学科の推薦入試では、提出書類を通して「大学で学び続けられる人かどうか」が見られています。
最終チェックでは、「なぜこの学科なのか」「経験から何を学んだのか」「大学で何を学びたいのか」「社会にどう活かしたいのか」が、自分の言葉で伝わっているかを確認しましょう。
推薦入試で評価されるのは、知識量ではなく、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者への理解、そして考え続ける姿勢です。
最後まで自分らしい文章を大切にしながら、自信を持って提出書類を完成させてください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


