こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、「上智大学 総合人間科学部 心理学科の面接で問われやすいこと」です。

心理学科の面接で見られるのは専門知識よりも「考え方」

上智大学 総合人間科学部 心理学科の面接と聞くと、 「心理学の専門知識をたくさん聞かれるのではないか」 と不安に感じる人もいるかもしれません。

しかし実際には、専門的な心理学の知識を細かく問われることは多くありません。 もちろん、自分の関心分野についてある程度考えておくことは大切ですが、 面接で本当に見られているのは、知識量そのものではありません。

見られているのは、 あなたがなぜ心理学に関心を持ったのか、 その経験をどう考えているのか、 そしてこれから大学でどのように学びを深めていきたいのかという、 思考の流れです。

つまり、暗記した内容を正確に話すことよりも、 自分の経験や考えを自分の言葉で説明できるかどうかのほうが重要です。


面接で問われやすい基本の4つのポイント

上智大学 総合人間科学部 心理学科の面接で、特に問われやすいのは次のような点です。

  • なぜ心理学に関心を持ったのか
  • その経験をどう考えているのか
  • 大学でどんなテーマを深めたいのか
  • 将来どう活かしたいと考えているのか

これらは一見すると普通の質問に見えるかもしれません。 ですが、どの質問も「あなたがどのように人を見てきたか」「どれだけ考えてきたか」を確かめるためのものです。

たとえば、 「なぜ心理学に関心を持ったのですか」 という質問に対して、 単に「人の心に興味があるからです」と答えるだけでは、やや抽象的です。

そこに、 「部活動で人間関係のすれ違いを経験し、同じ言葉でも受け取り方が違うことに疑問を持った」 というような具体的なきっかけが入ると、 面接官にはあなたの問題意識が伝わりやすくなります。


面接で大切なのは「上手に話すこと」ではない

面接対策というと、 ハキハキ話すことや、詰まらずに答えることばかりを意識してしまう人がいます。 もちろん、聞き取りやすく話そうとする姿勢は大切です。 ですが、上智大学 総合人間科学部 心理学科の面接で本当に大切なのは、 単なる話し方のうまさではありません。

見られているのは、

  • 自分の言葉で話しているか
  • その場で考えようとしているか
  • 他の意見を受け止められるか

です。

たとえ少し言い直したとしても、 自分の経験をもとに誠実に考えながら話していることが伝われば、 それは十分に評価につながります。

逆に、きれいにまとまっていても、 どこか暗記したような話し方になってしまうと、 本人の考えとして伝わりにくくなることがあります。


「別の見方もあると思いませんか?」と聞かれたときの考え方

心理学科の面接では、 あえて受験生の考えを少し揺さぶるような質問をされることがあります。 たとえば、 「それは別の見方もあると思いませんか?」 という問いです。

この質問をされたとき、 「自分の答えが間違っていたのではないか」 と焦ってしまう人もいます。 ですが、これは間違い探しではありません。 面接官は、別の意見を向けられたときに、 あなたがどう受け止め、どう考え直そうとするかを見ています。

このとき、 「いいえ、私はこう思います」 と強く押し返すよりも、

「確かにそういう見方もありますね。
でも私は、自分の経験からこう考えました。」

と答えられるほうが、心理学科らしい姿勢が伝わります。

心理学は、人の行動や考え方を一つの見方だけで決めつけない学問です。 だからこそ面接でも、自分の意見を持ちながら、 他者の視点にも耳を傾けようとする柔らかさが大切にされます。


心理学科の面接は「対話の姿勢」を見る場でもある

心理学は、対話の学問です。 相手を一方的に判断するのではなく、 背景や立場を考えながら理解しようとする姿勢が求められます。

そのため面接でも、 自分の意見だけを一方的に主張するのではなく、 質問の意図を受け止めながら考える姿勢が重要になります。

たとえば、 面接官の質問を最後まで聞くこと、 すぐに反論しようとせず一度受け止めること、 自分の考えを言い切るだけでなく「なぜそう考えたのか」まで話すこと。 こうした一つひとつのやりとりの中に、 あなたの対話の姿勢は表れます。

上智大学 総合人間科学部 心理学科の面接では、 答えの正しさだけでなく、 他者と向き合う姿勢そのものも見られていると考えておくとよいでしょう。


面接対策として今からできること

では、心理学科の面接に向けて、どのような準備をしておけばよいのでしょうか。

まず大切なのは、自分の志望理由を何度も声に出して話してみることです。 文章として書けていても、実際に口にすると、 言いにくい部分や説明が足りない部分が見えてきます。

また、家族や先生に質問してもらうのも有効です。 とくに、 「なぜそう思ったの?」 「それは他の見方もあるのでは?」 「大学で何を学びたいの?」 といった形で深掘りしてもらうと、 自分の考えの浅いところや曖昧なところに気づきやすくなります。

面接対策では、完璧な答えを用意する必要はありません。 むしろ大切なのは、 予想外の質問に対しても、 その場で考え続けようとする姿勢を持つことです。

心理学科の面接は、暗記した答えを再生する場ではありません。 あなたがこれまでどれだけ「人」について考えてきたか、 そしてこれからも考え続けようとしているかを見る場なのです。


面接は「完成された人」を見せる場ではない

面接になると、 つい「しっかりした受験生に見せなければ」 「完璧に答えなければ」 と考えてしまう人がいます。 しかし、上智大学 総合人間科学部 心理学科の推薦入試で求められているのは、 完成された人ではありません。

求められているのは、 問いを持ち、自分なりに考え、 他者との対話を通してさらに考えを深めていける人です。

だからこそ、面接ではうまく見せようとするよりも、 自分の経験や考えを正直にたどりながら話すことが大切です。 少し迷ってもかまいません。 大切なのは、そこで思考を止めずに考え続けることです。

上智大学 総合人間科学部 心理学科の面接は、 あなたがどれだけ「人」を考えてきたかを見る時間でもあります。 自分の言葉で、誠実に、そして柔らかく対話することを意識して準備していきましょう。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。