上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科|高校生活の経験を推薦入試でどう活かす?

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学 外国語学部 ポルトガル語学科|高校生活の経験を推薦入試でどう活かす?」です。


特別な経験がなくても大丈夫

上智大学外国語学部ポルトガル語学科を目指す高校生の中には、「海外留学をしていない」「国際交流の経験がない」「何か目立つ実績がない」と不安を感じている人もいるでしょう。

しかし、推薦入試では「特別な経験」が評価されるわけではありません。

大学が知りたいのは、高校生活の中で何を経験し、その経験から何を感じ、どのように考えてきたのかです。

つまり、同じ出来事でも、一人ひとり感じたことや考えたことが違えば、それぞれが自分だけの強みになります。

大切なのは経験の大きさではなく、その経験と真剣に向き合ってきたかどうかです。


部活動での経験も立派な学びになる

部活動を頑張ってきた人は、その経験をぜひ振り返ってみましょう。

例えば、キャプテンとしてチームをまとめた経験、思うような結果が出ずに試行錯誤した経験、後輩を指導した経験など、一つひとつに学びがあります。

ポルトガル語学科では、異なる文化や価値観を持つ人たちと対話しながら学ぶ機会が多くあります。

そのため、仲間と協力した経験や、お互いの意見を尊重しながら活動した経験は、大学での学びにもつながります。

「勝った」「負けた」という結果だけではなく、その過程で何を考えたのかを整理してみることが大切です。


学校行事にもたくさんのヒントがある

文化祭や体育祭、修学旅行なども、高校生活を振り返る大切な材料になります。

例えば、文化祭の企画で意見がまとまらなかった経験はありませんか。

そのとき、自分とは違う考え方を受け入れたり、話し合いを重ねたりした経験は、多様な価値観を理解する第一歩です。

ポルトガル語学科では、文化や歴史、社会についてさまざまな立場から考えることが求められます。

学校行事で経験した「協力することの難しさ」「相手を理解することの大切さ」は、そのまま大学での学びにつながっていきます。


普段の生活にも学びの種はある

推薦入試では、何か特別な活動をしていなければならないわけではありません。

日常生活の中にも、自分らしい経験はたくさんあります。

例えば、ニュースを見て世界の出来事に興味を持ったこと、本や映画をきっかけに海外文化を調べたこと、外国人観光客と接する機会があったことなど、小さな出来事でも十分です。

大切なのは、「そのとき何を思ったのか」です。

「もっと知りたい」「なぜ違うのだろう」と感じた経験は、大学で学ぶきっかけになります。


アルバイトやボランティアも見方を変えてみよう

アルバイトやボランティア活動を経験している人もいるでしょう。

接客を通して年齢や価値観の異なる人と接した経験や、地域活動を通してさまざまな人と関わった経験は、多様な社会を知る機会になります。

ポルトガル語学科では、異文化理解だけでなく、人と人との関わりについて考える場面も少なくありません。

そのため、「人と関わる中でどんなことを学んだのか」を整理しておくと、自分らしい強みになります。

経験そのものよりも、その経験から得た気付きのほうが重要です。


推薦入試では「考えた過程」が評価される

推薦入試では、「全国大会に出場しました」「留学経験があります」といった実績だけで評価されるわけではありません。

提出書類や面接で問われる志望理由では、高校生活を通してどのように考え、自分がどのように成長してきたのかが見られています。

大学では、一つの出来事をさまざまな視点から考える力が求められます。

そのため、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者を理解しようとする姿勢、対話を大切にする姿勢が自然に伝わる内容が望まれます。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。

大学でさらに学び続けられる人かどうかを見ている入試なのです。


高校生活を振り返ることから始めよう

「自分にはアピールできる経験がない」と思っている人ほど、一度高校生活をゆっくり振り返ってみてください。

部活動、学校行事、授業、友達との会話、読書、趣味など、日常の中には自分らしい経験が数多くあります。

その一つひとつを振り返ることで、「自分はこんなことに興味を持っていたんだ」「この経験が今の考え方につながっているんだ」と気付くことがあります。

その気付きこそが、推薦入試で伝えるべき自分らしさになります。

焦って立派な内容を探す必要はありません。まずは、自分自身の高校生活を丁寧に見つめ直してみましょう。

その積み重ねが、大学で学びたい理由や将来の目標にも自然につながっていきます。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。