上智大学 文学部 国文学科|探究活動をどう深めるか?推薦入試につながる考え方

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学 文学部 国文学科で探究活動をどう深めるか」です。


探究活動は「調べること」で終わりではありません

高校では探究活動に取り組む機会が増えています。

しかし、「テーマを決めて調べて発表したら終わり」と考えている人も少なくありません。

実は、上智大学文学部国文学科が大切にしているのは、その先にある「考える過程」です。

一つのテーマについて資料を集め、自分なりの疑問を持ち、さらに調べ、考えを深めていくことが大学での学びにつながります。

探究活動は、知識を増やすためだけではなく、自分の思考を育てる時間でもあります。


まずは「なぜ?」を大切にする

探究活動を深めるためには、「なぜだろう」という気持ちを大切にしましょう。

例えば、古典文学を読んで「どうしてこの表現が今も残っているのだろう」と思ったり、現代小説を読んで「時代によって主人公の考え方はなぜ変わるのだろう」と感じたりすることがあります。

その小さな疑問が、探究のスタートになります。

最初から大きなテーマを考える必要はありません。

身近な疑問を丁寧に育てることが、深い学びにつながります。


一つの資料だけで満足しない

探究活動では、一冊の本や一つのインターネット記事だけで結論を出さないことも大切です。

同じテーマでも、異なる考え方や研究結果がある場合があります。

例えば、一つの文学作品についても、研究者によって解釈が異なることがあります。

その違いを比較しながら、「自分はどの考えに納得したのか」を考えることが探究を深めるポイントです。

大学でも複数の資料を読み比べ、自分の考えをまとめる機会が多くあります。


自分の意見を持つことを恐れない

高校生の中には、「正しい答えを書かなければならない」と思っている人もいます。

しかし、文学の世界では、一つの作品に対してさまざまな考え方があります。

もちろん、根拠のない意見ではいけません。

ですが、自分なりに資料を読み、「私はこう考えました」と伝えることは、とても大切です。

自分の考えを持ち、その理由まで説明できるようになることが、大学での学びにもつながります。


学校生活の経験も探究につながる

探究活動は教室だけで行うものではありません。

部活動や学校行事、委員会活動、人との関わりなども探究を深めるきっかけになります。

例えば、文化祭で広報を担当した経験から「人に伝わる言葉とは何だろう」と考えることもできます。

読書感想文を書いた経験から、「同じ作品でも感想が違うのはなぜだろう」と興味を持つこともあるでしょう。

日常生活の出来事と文学を結びつけて考えることが、自分らしい探究につながります。


大学では「考え続けること」が学びになる

高校では、ある程度答えが決まっている問題を解くことが多いでしょう。

一方で大学では、「答えが一つではない問い」に向き合います。

国文学科でも、「作者は何を伝えたかったのか」「この表現にはどのような意味があるのか」といった問いについて考え続けます。

そのため、途中で新しい疑問が生まれることも珍しくありません。

探究活動でも、「もっと知りたい」「別の考え方もあるのではないか」と考えられる人ほど、大学での学びを楽しめます。


推薦入試で評価される探究活動とは

推薦入試では、「難しいテーマを扱ったか」よりも、「どのように考えながら探究を進めたか」が大切です。

提出書類や面接で問われる志望理由では、「テーマを選んだ理由」「調べる中で考えがどう変わったのか」「これから何を学びたいのか」がよく問われます。

評価されるのは知識量ではありません。

問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、そして対話する姿勢です。

推薦入試は、完成された研究者を探す試験ではなく、大学でも考え続けられる人を見ています。


まとめ

上智大学文学部国文学科を目指すなら、探究活動では「答えを出すこと」よりも、「問いを深めること」を意識してみましょう。

身近な疑問を大切にし、さまざまな資料に触れ、自分なりの考えを育てることが大学での学びにつながります。

探究活動を通して身につけた思考力や対話する姿勢は、推薦入試でも大きな強みになります。

ぜひ、高校生活の中で感じた「なぜだろう」を大切にしながら、自分らしい探究を少しずつ深めてみてください。

その積み重ねが、国文学科での学びへの第一歩になります。

もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。


KOSSUN教育ラボでは、上智大学の推薦入試対策に特化した 上智大学合格プロジェクト を完全定員制(先着10名限定)にて設け、専門性の高い個別サポートを行っています。


限られた時間の中でも本気で上智大学合格を掴み取りたい方は、今すぐ 無料個別相談会 にお申し込みください。



※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。