こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、「自分の考えを持つための習慣」です。

自己推薦書や面接では、

  • あなたはどう考えますか?
  • その課題について自分の意見はありますか?
  • なぜそう思うのですか?

といった問いが投げかけられます。

このとき、

  • 正解を言わなければならない気がする
  • 自分の意見に自信が持てない
  • 何を「自分の考え」と言えばよいのか分からない

と感じる人も少なくありません。

しかし、自分の考えを持つとは、特別な知識や立派な意見を持つことではありません。
大切なのは、自分なりに理解し、考えようとする姿勢です。

上智大学の推薦入試では、

  • 自分の視点を持とうとしているか
  • なぜそう考えたのか説明できるか
  • 他者の意見を踏まえて考えられるか

が重視されています。

今回は、自分の考えを持つための習慣について解説します。


「自分の考え」とは何か

自分の考えとは、

✔ 自分の経験や理解に基づいた見方
✔ 疑問や違和感から生まれた視点
✔ 他者の意見を踏まえて整理した意見

です。

必ずしも新しい意見である必要はありません。


自分の考えが持てないと感じる理由

① 正解を探そうとしてしまう

→ 自分の考えが出てこなくなる

② 知識が足りないと思ってしまう

→ 意見を持つことをためらう

③ 周囲と違う意見を避けようとする

→ 自分の視点が見えにくくなる


自分の考えは「疑問」から生まれる

考えは、疑問や違和感から生まれます。

ニュースで教育格差の話題を見る
→ なぜ地域によって学習環境が違うのだろう?
→ 自分の学校環境と比べてどうか?

👉 ここから自分の考えが生まれます。


自分の考えを育てる3つの習慣

✔ ① 「なぜ?」を考える習慣

出来事や情報に対して、

  • なぜそうなるのか
  • なぜ問題になるのか

と考えてみましょう。

👉 思考の出発点になります。


✔ ② 他者の意見と比べてみる

友人や家族の意見を聞くことで、

  • 自分との違い
  • 共通点

が見えてきます。

👉 視点が広がります。


✔ ③ 自分の経験と結びつける

情報を自分の経験と関連づけると、理解が深まります。

👉 自分なりの視点が生まれる


自分の考えを整理するシンプルな方法

次の流れで考えてみましょう。

① 何が起きているか
② なぜ問題になるのか
③ 自分はどう感じたか
④ なぜそう感じたのか

👉 自然に考えが整理されます。


例:外国人住民の増加について

何が起きているか

地域に外国人住民が増えている

問題

生活支援やコミュニケーションの課題がある

自分の感覚

言語だけでなく生活習慣の違いが影響していると感じた

理由

交流活動で文化の違いによる戸惑いを感じた経験がある

👉 自分の考えとして整理できる


自分の考えを持つ人の特徴

✔ 疑問を持つ習慣がある
✔ 他者の意見を聞く姿勢がある
✔ 経験と結びつけて考える
✔ 完璧な答えを求めすぎない

👉 思考の姿勢が大切です。


面接で求められていること

面接で評価されるのは、

✔ 正しい意見を言うこと
ではなく、
✔ なぜそう考えたのか説明できること

です。


注意したいポイント

❌ 他人の意見をそのまま述べる

→ 自分の視点が見えにくい

❌ 知識の正確さばかり気にする

→ 思考の過程が重要です

❌ 自信がないから答えない

→ 完璧でなくても大丈夫です


自分の考えは成長していくもの

今の考えは、これからの学びによって変わっていきます。

大切なのは、

  • 今の理解を言葉にすること
  • 学びながら深めていく姿勢

です。


まとめ

自分の考えを持つことは、特別な意見を持つことではなく、理解しようとする姿勢から生まれます。

意識したいポイント:

✔ 「なぜ?」を考える習慣を持つ
✔ 他者の意見と比べてみる
✔ 自分の経験と結びつける
✔ 完璧な答えを求めすぎない

自分の考えを持つことは、学び続ける力を育てることでもあります。

もし自分の意見のまとめ方に不安がある場合は、無料個別相談を活用する方法もあります。対話を通して、自分の考えを整理する感覚を身につけることができます。

次回は、思考力は日常生活で鍛えられるについて解説します。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。