こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科|将来像はどう考えればいいのか」です。
将来の職業が決まっていなくても大丈夫
推薦型選抜の出願書類や面接では、「将来どんなことをしたいですか」と聞かれることがあります。
この質問を聞くと、「まだ将来の職業が決まっていない」「具体的な仕事を書かなければいけないのでは」と不安になる人も多いと思います。
しかし、高校生の段階で将来の職業をはっきり決めている人は、それほど多くありません。
そのため推薦型選抜でも、具体的な職業名が決まっていることが必須ではありません。
大切なのは、どのような社会問題に関心があり、将来どのように社会と関わりたいのかという方向性です。
将来像は「職業名」よりも方向性で考える
総合グローバル学部を志望する人の中には、国際機関、NGO、国際協力の仕事などを思い浮かべる人もいるかもしれません。
もちろん、そのような目標がある場合は、志望理由や面接で伝えてよいでしょう。
ただし、無理に職業名を決める必要はありません。
たとえば、「社会問題の解決に関わりたい」「国際社会に関わる分野に進みたい」「多様な文化や価値観をつなぐ仕事に興味がある」といった方向性でも十分です。
重要なのは、その方向に関心を持った理由を自分の言葉で説明できることです。
総合グローバル学部の学びは進路の幅が広い
上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科で学んだ先の進路は、とても幅広いです。
- 企業
- 公務員
- 国際機関
- NGO
- マスコミ
総合グローバル学部では、社会問題、国際社会、文化や制度、多様な価値観について学びます。
そのため、将来は国際協力だけでなく、企業の社会貢献、行政、教育、報道、地域支援など、さまざまな分野に関心を広げることができます。
大切なのは、「どの職業に就くか」だけでなく、「どのような社会課題に関わりたいか」を考えることです。
志望理由と将来像をつなげる
将来像を考えるときには、出願書類や面接で問われる志望理由とのつながりを意識すると整理しやすくなります。
たとえば、ニュースで貧困問題に関心を持った人であれば、その背景を知りたいと思い、総合グローバル学部で開発や国際協力について学びたいと考える流れが作れます。
そこから将来は、社会問題に関わる分野で、支援が必要な人々によりよい仕組みを届ける仕事に関心がある、という形につなげることができます。
このように、経験、学びたいこと、将来の方向が自然につながっていると、志望理由に説得力が生まれます。
将来の方向は変わってもよい
将来の目標は、大学に入った後に変わることもあります。
大学では、新しい知識を学び、さまざまな人と出会い、社会問題について深く考える機会があります。
その中で、最初に考えていた進路とは違う方向に関心が広がることもあります。
それは決して悪いことではありません。
むしろ、学びながら考えを深めていく姿勢こそ、推薦型選抜で大切にされる部分です。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
将来像を考えるための問い
将来像を考えるときは、次のような問いを自分に投げかけてみると整理しやすくなります。
- どんな社会問題に関心があるのか
- どんな社会であってほしいと思うのか
- そのために何を学びたいのか
- どのような立場の人と関わりたいのか
こうした問いを考えることで、自分の関心の方向が少しずつ見えてきます。
最初からきれいな答えにする必要はありません。まずは、自分が気になっている社会の出来事を一つ選ぶことから始めてみましょう。
最後に:どんな社会に関わりたいかを考えてみよう
上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科を目指すうえで、将来像がまだはっきりしていなくても心配しすぎる必要はありません。
大切なのは、「どんな仕事に就きたいか」だけではなく、「どんな社会に関わりたいのか」を考えることです。
ニュース、授業、探究活動、日常の中で感じた疑問を振り返ることで、総合グローバル学部で学びたい理由や将来の方向性が少しずつ見えてきます。
ぜひ、自分がこれまでに気になった社会問題を思い出し、「なぜそれが気になったのか」「大学で学ぶことで何を考えたいのか」を整理してみてください。
その問いが、あなたらしい将来像の出発点になります。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。

