こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学経済学部経営学科|多様性をどう志望理由に活かすかと推薦型選抜の考え方」です。


多様性は上智大学で大切にされている視点

上智大学の学びの中では、「多様性への理解」がとても大切にされています。これは推薦型選抜においても同じです。

経営学科では、さまざまな人が関わる組織について考えていきます。そのため、自分と異なる考え方や価値観を持つ人とどう向き合うかという視点が重要になります。

出願書類や面接で問われる志望理由においても、この多様性への向き合い方は大切な評価ポイントの一つです。


多様性とは何を意味するのか

多様性という言葉はよく聞きますが、少し抽象的に感じるかもしれません。

ここでいう多様性とは、考え方や価値観、育ってきた背景の違いを認め、それを前提に関わろうとする姿勢のことです。

たとえば同じクラスでも、目標の考え方や取り組み方は人それぞれです。部活動でも、結果を重視する人もいれば、楽しさを大切にする人もいます。

こうした違いがある中で、どのように協力していくのかを考えることが、多様性への理解につながります。


高校生活の中での具体例を振り返る

多様性を志望理由に活かすときは、実際の経験をもとに考えることが大切です。

たとえば、文化祭の準備で意見が対立した経験があったとします。一部のメンバーは売上を重視し、別のメンバーは楽しさや雰囲気を重視していたかもしれません。

そのときに、「意見が合わなくて大変だった」で終わるのではなく、「なぜ考え方が違ったのか」「どうすればお互いが納得できたのか」と考えた経験があれば、それは多様性に向き合った経験になります。

また、部活動で調整役を担ったり、アルバイトで年齢や立場の違う人と関わったりした経験も、多様性を考えるきっかけになります。


経営学と多様性の関係

経営学は、人が集まる組織を対象とする学問です。そのため、多様な人が関わることが前提になります。

企業でも、年齢や経験、価値観の違う人たちが一緒に働いています。そこでは、意見の違いや対立が生まれることもあります。

重要なのは、その違いを否定するのではなく、どう活かしていくかです。

たとえば、異なる視点があるからこそ、新しいアイデアが生まれることもあります。多様な意見をどうまとめるか、どう意思決定につなげるかは、経営学の大きなテーマの一つです。


志望理由で多様性をどう伝えるか

出願書類や面接で問われる志望理由では、「多様性を大切にしたいです」と書くだけでは、少し抽象的に見えてしまいます。

大切なのは、「どのような経験を通してそう考えるようになったのか」を具体的に示すことです。

たとえば、「意見の対立を経験したことで、一つの考え方だけでは組織はうまくいかないと感じた」「異なる立場の人の意見を聞くことで、新しい視点が得られることに気づいた」といった形です。

そこから、「多様な人が関わる組織の動かし方を学びたい」と経営学への関心につなげることができると、志望理由に一貫性が生まれます。


推薦型選抜で評価される考え方

上智大学経済学部経営学科の推薦型選抜では、専門知識の量だけでなく、他者を理解しようとする姿勢や、多面的に考える力が重視されます。

自分の考えだけでなく、相手の立場や背景を想像しながら物事を捉えられるかどうかが大切です。

また、面接ではその場で新しい視点を提示されることもあります。そのときに、柔軟に考えを広げられるかどうかも評価につながります。

多様性を意識した思考は、そのまま対話する力にもつながっていきます。


最後に:他者の視点から考えてみよう

上智大学経済学部経営学科を目指すうえで、多様性は特別なテーマではありません。

むしろ、日常の中で自然に向き合っているものです。

これまでの経験を振り返るときは、「自分はどう思ったか」だけでなく、「相手はどう感じていたのか」という視点も考えてみてください。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。

他者の視点を取り入れながら、自分の考えを少しずつ深めていくこと。それが、あなたらしい志望理由につながっていきます。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。