こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学 総合人間科学部 心理学科志望で将来の夢がはっきりしていなくても大丈夫?」です。
将来の職業が決まっていないと不利なのか?
「心理学科に行きたいけれど、将来の職業が決まっていない」
こうした不安を感じる高校生はとても多いです。 推薦入試では将来像が問われる場面もあるため、 「具体的な職業名を言えないと評価されないのではないか」 と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、上智大学 総合人間科学部 心理学科の推薦入試で本当に求められているのは、 明確な職業名ではありません。
むしろ重要なのは、 あなたがどんな問題に関心を持ち、 社会の中でどのように関わっていきたいと考えているのかです。
将来の進路が一つに定まっていなくても、 その背景にある問題意識や関心がしっかりしていれば、 志望理由として十分に伝わります。
評価されるのは「職業」ではなく「関心の方向性」
推薦入試で評価されるのは、 「将来カウンセラーになりたいです」 「教師になりたいです」 といった職業名そのものではありません。
もちろん、具体的な目標があることは一つの強みになります。 しかし、それ以上に大切なのは、 その背景にある関心や問題意識です。
たとえば、
- どんな問題に関心があるのか
- なぜその問題が気になったのか
- その問題にどう関わっていきたいのか
こうした部分が言葉になっているかどうかが重要です。
上智大学 総合人間科学部 心理学科では、 「何になるか」よりも、 「何を考え続けたいのか」が見られています。
将来像がぼんやりしていても問題ない理由
心理学は、とても幅広い分野につながる学問です。
たとえば進路としては、
- 教育分野(教師、教育支援など)
- 医療・臨床分野(心理職など)
- 企業(人事、マーケティングなど)
- 福祉分野
- 行政や地域支援
など、さまざまな方向に広がっています。
そのため、高校生の段階で一つの職業に決めきれないのは、 むしろ自然なことです。
「まだ決まっていない=不利」 というわけではありません。
むしろ心理学科では、 一つの答えに決めつけるよりも、 さまざまな可能性を考えながら学びを深めていく姿勢が大切にされます。
だからこそ、将来像がはっきりしていないこと自体を不安に思う必要はありません。
志望理由で伝えるべきは「どんな社会に関わりたいか」
将来の職業が決まっていない場合でも、 志望理由で伝えることは十分にあります。
それは、 「どんな社会に関わりたいと思っているのか」という視点です。
たとえば、
「人が安心して意見を言える環境をつくりたい」
「誤解や偏見を減らす仕事に関わりたい」
といった考えは、 まだ具体的な職業に結びついていなくても、 十分に意味のある志望理由になります。
なぜなら、その中にはすでに 人と社会の関係に対する問題意識が含まれているからです。
心理学は、人がどのように考え、感じ、行動するのかを理解することで、 よりよい社会のあり方を考える学問でもあります。
だからこそ、 自分がどのような社会に関わりたいのかを考えることは、 心理学科志望としてとても重要な視点になります。
「これから考え続けたいテーマ」があることが強みになる
上智大学 総合人間科学部 心理学科の推薦入試で評価されるのは、 完成された将来像を持っている人だけではありません。
むしろ、 「これから考え続けたいテーマがある」 という状態のほうが、 心理学科の学びと相性がよいといえます。
たとえば、 人間関係のすれ違いに関心がある、 集団の中で意見を言いにくくなる理由を考えたい、 SNSでの人の振る舞いに違和感を持っている、 など、 日常の中で感じた疑問はすべて出発点になります。
その問いに対して、 「なぜだろう」と考え続けたいと思えることが、 心理学科志望としての大きな強みになります。
今の関心を丁寧に言葉にすることが志望理由になる
将来の夢がはっきりしていないときこそ、 大切にしてほしいのは「今の関心」です。
これまでの学校生活や人間関係の中で、 どんな場面に違和感を持ったのか、 どんなことに疑問を感じたのかを振り返ってみてください。
そして、 「なぜそう思ったのか」 「その問いをどう考えてきたのか」 を言葉にしていくことで、 志望理由の土台ができていきます。
上智大学 総合人間科学部 心理学科を志望するうえで重要なのは、 将来の職業を完璧に決めることではありません。
自分の関心を出発点にして、 これからも問いを持ち続け、考え続けていきたいと思えるかどうかです。
将来像がぼんやりしていても大丈夫です。 その中にある小さな関心を丁寧にすくい上げることが、 あなたらしい志望理由につながっていきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


