上智大学 総合人間科学部 看護学科の面接で聞かれやすい質問とは?推薦入試対策を解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学 総合人間科学部 看護学科の面接で聞かれやすい質問」です。


面接は「正解」を答える場ではありません

推薦入試の中でも、多くの受験生が緊張するのが面接です。

「難しい質問をされたらどうしよう」「答えられなかったら不合格になるのでは」と心配になる人もいるでしょう。

しかし、面接は知識だけを確認する場ではありません。

上智大学総合人間科学部看護学科が見ているのは、自分の考えを持ち、相手と対話しながら考えを深められる人かどうかです。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではなく、大学で学び続けられる人を見ています。

そのため、暗記した答えを話すよりも、自分の言葉で考えを伝えることが何より大切です。


よく聞かれる質問①「なぜ看護学科を志望したのですか」

最も基本となる質問が、「なぜ看護学科を志望したのですか」というものです。

ここでは、「人の役に立ちたいから」という答えだけでは少し物足りません。

その思いを持つようになったきっかけや、自分の経験を通して何を考えたのかまで伝えることが大切です。

例えば、家族の入院、部活動で仲間を支えた経験、ボランティア活動、学校生活での出来事など、自分自身の体験と結び付けて話せると説得力が増します。

大学は、その経験を通してどのような問いを持ち、どのような学びにつなげたいのかを知りたいと考えています。


よく聞かれる質問②「なぜ上智大学なのですか」

看護学科は全国にあります。

そのため、「なぜ上智大学なのですか」という質問もよく聞かれます。

ここでは、「有名だから」「雰囲気が好きだから」という理由だけでは十分とは言えません。

上智大学総合人間科学部看護学科には、人間の尊厳を大切にする教育や、多職種との連携、幅広い教養を学ぶ環境などの特徴があります。

大学について調べた上で、「この環境で自分はどのような力を身につけたいのか」を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。


よく聞かれる質問③「高校生活で力を入れたことは何ですか」

この質問では、大きな実績があるかどうかではなく、その経験から何を学んだかが見られています。

部活動、委員会活動、学校行事、アルバイトなど、どのような経験でも構いません。

例えば、「文化祭で意見がまとまらず苦労したが、相手の話を聞く大切さを学んだ」「部活動で後輩を支える難しさと喜びを感じた」といった経験は、看護にもつながります。

出来事を説明するだけではなく、自分の考えや成長まで伝えることが大切です。


よく聞かれる質問④「最近気になったニュースはありますか」

医療や福祉、教育、地域社会などに関するニュースについて聞かれることもあります。

ここで重要なのは、詳しい知識を披露することではありません。

「なぜそのニュースが気になったのか」「自分はどのように考えたのか」を説明することが大切です。

例えば、高齢化社会、災害医療、感染症、子どもの健康、地域医療など、看護に関連する話題に日頃から目を向けておくと良いでしょう。

ニュースを見る習慣は、推薦入試だけでなく大学での学びにも役立ちます。


よく聞かれる質問⑤「大学で何を学びたいですか」

この質問では、「看護師になりたい」という将来の夢だけではなく、「大学でどのように学びたいか」が大切になります。

例えば、「患者さん一人ひとりの生活背景まで考えられる看護を学びたい」「多職種と協力する力を身につけたい」「地域医療について理解を深めたい」など、自分が興味を持っていることを具体的に話せるようにしておきましょう。

大学で学ぶ内容と、自分の将来像が自然につながっていると、より伝わりやすくなります。


面接では対話する姿勢が大切

面接では、準備した文章を暗記して話すことだけが大切ではありません。

質問を受け止め、自分の考えを整理しながら答える姿勢が評価されます。

途中で少し考える時間があっても問題ありません。

分からないことを無理に知っているように話すよりも、「今の自分はこのように考えています」と誠実に伝える方が好印象につながります。

看護では、患者さんや医療スタッフとの対話が欠かせません。

そのため、面接でも相手とのコミュニケーションを大切にする姿勢が見られています。


推薦入試で評価されるのは「考え続ける力」

面接でどのような質問をされても、大学が見ているポイントは共通しています。

それは、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢です。

例えば、「人を支えたい」という思いがあれば、「支えるとは何だろう」「相手が本当に必要としていることは何だろう」と考え続ける姿勢が大切になります。

推薦入試は、完璧な答えを言える人ではなく、大学でさらに考えを深めていける人を選ぶ試験です。

だからこそ、自分らしい言葉で考えを伝えることを意識しましょう。


まとめ

上智大学総合人間科学部看護学科の面接では、「なぜ看護学科なのか」「なぜ上智大学なのか」「高校生活で学んだこと」「大学で学びたいこと」などがよく質問されます。

大切なのは、暗記した答えを話すことではなく、自分自身の経験や考えを自分の言葉で伝えることです。

推薦入試では、知識だけではなく、人や社会への関心、考え続ける姿勢、相手と対話する力が評価されています。

ぜひ日頃から自分の経験を振り返り、「なぜそう考えたのか」を整理する習慣をつけてみてください。その積み重ねが、面接での自然な受け答えにつながります。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。