上智大学 理工学部 機能創造理工学科を志望する前に知っておきたいこと 高校生が準備しておきたいポイント
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、
「上智大学 理工学部 機能創造理工学科を志望する前に知っておくこと」です。
「機能創造理工学科に興味はあるけれど、本当に自分に合っているのかな。」
「推薦入試を目指す前に、どんなことを知っておけばいいのだろう。」
そんな疑問を持つ高校生も多いのではないでしょうか。
大学選びでは、偏差値や就職実績だけで判断するのではなく、「自分がどのような学びをしたいのか」を考えることがとても大切です。
今回は、機能創造理工学科を志望する前に知っておきたいポイントを、高校生にもわかりやすく紹介します。
「機械が好き」だけではない学科
機能創造理工学科という名前から、「機械が好きな人だけが学ぶ学科」という印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、実際にはそれだけではありません。
この学科では、機械設計だけでなく、材料、情報技術、エネルギー、制御など幅広い分野を学びながら、人々の暮らしを支える技術について考えていきます。
そのため、「社会の役に立つものを作りたい」「人の生活をもっと便利にしたい」という気持ちを持っている人にも向いています。
高校よりも「考える時間」が増える
高校では、教科書の内容を理解し、問題を解く学習が中心です。
一方、大学では、自分で課題を見つけ、解決方法を考える学びが増えていきます。
例えば、「もっと安全な乗り物を作るにはどうしたらよいか」「環境への負担を減らす製品は作れないか」といった問いに対して、自分で調べ、考え、試行錯誤しながら答えを探していきます。
最初から正解を知っている必要はありません。
考え続ける姿勢が、大学ではとても大切になります。
数学や物理は大切な土台になる
理工学部では、数学や物理を学ぶ機会が多くあります。
そのため、高校で学ぶ内容をできるだけ理解しておくことは大切です。
ただし、「今は苦手だから向いていない」と考える必要はありません。
大学では基礎から応用へと段階的に学んでいきます。
苦手な単元があれば少しずつ復習し、「なぜそうなるのか」を意識して学ぶ習慣をつけることで、大学での学びにもつながっていきます。
一人ではなく仲間と学ぶ場面も多い
大学の研究というと、一人で黙々と作業するイメージを持つ人もいます。
しかし実際には、グループで実験を行ったり、研究室で意見を交換したりする機会もたくさんあります。
例えば、文化祭でクラス全員と協力した経験や、部活動でチームワークを大切にした経験は、大学生活でも活かすことができます。
技術だけではなく、人と協力する力も、ものづくりには欠かせない力です。
社会への関心が学びを広げる
機能創造理工学科では、社会で起きている課題と技術を結び付けて考える場面が多くあります。
例えば、環境問題、高齢化、防災、エネルギー問題などは、ものづくりと深く関係しています。
普段からニュースを見る習慣を持ち、「なぜこの技術が必要なのだろう」と考えることが、大学での学びにつながります。
理工学は、社会から切り離された学問ではありません。
社会をより良くするために活用される学問なのです。
推薦入試では「学びたい理由」が大切
推薦入試では、「上智大学だから」という理由だけでは十分ではありません。
提出書類や面接で問われる志望理由では、「なぜ機能創造理工学科なのか」「大学で何を学びたいのか」を自分の言葉で説明することが求められます。
例えば、「ロボットに興味がある」というだけではなく、「介護や災害支援など、人の役に立つ技術を学びたい」といったように、自分の考えを深めていくことが大切です。
大学は、知識だけではなく、学ぶ意欲や成長する姿勢を見ています。
完璧な受験生を目指す必要はない
推薦入試というと、「すごい実績が必要」「完璧な人しか受からない」と思ってしまう人もいます。
しかし、大学が求めているのは、これから成長できる人です。
問いを持ち、自分なりに考え、学び続ける姿勢があるかどうかが大切にされています。
失敗した経験や悩んだ経験も、それをどのように受け止めて次につなげたのかを伝えられれば、大きな強みになります。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではなく、考え続けられる人を選ぶ試験なのです。
志望する前にやっておきたいこと
もし機能創造理工学科に興味があるなら、まずは大学について調べることから始めてみましょう。
学科で学べる内容や研究分野を確認し、自分が興味を持てるテーマを探してみることが大切です。
また、高校生活を振り返り、「自分はどんなことに興味を持ち、どんな経験を積んできたのか」を整理することもおすすめです。
その積み重ねが、推薦入試で自分らしさを伝える準備になります。
まとめ
上智大学理工学部機能創造理工学科を志望する前に大切なのは、「どの大学に入るか」だけではなく、「大学で何を学びたいのか」を考えることです。
高校で学ぶ基礎知識を大切にしながら、社会への関心や身近な疑問を少しずつ広げていくことで、大学での学びはより充実したものになります。
推薦入試でも評価されるのは、知識量だけではありません。
問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者と協力する姿勢、そして学び続けようとする気持ちが大切です。
ぜひ、自分の興味や経験を振り返りながら、「なぜ機能創造理工学科で学びたいのか」を少しずつ考えてみてください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


