上智大学 総合人間科学部 看護学科を目指す人へ|高校生活の活かし方を解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学 総合人間科学部 看護学科を目指す人の高校生活の活かし方」です。


特別な実績がなくても心配はいりません

推薦入試を考え始めると、「何か特別な活動をしていないと評価されないのでは」と不安になる人がいます。

医療ボランティアに参加していない、看護体験をしたことがない、大きな賞を受賞した経験もない。そのように感じて、自信を失ってしまう人も少なくありません。

しかし、上智大学総合人間科学部看護学科の推薦入試で大切なのは、活動の派手さではありません。

高校生活の中で何を経験し、その経験をどのように受け止め、何を考えてきたのかが評価されます。

毎日の学校生活の中にも、看護につながる学びはたくさんあります。


部活動で身につく「支える力」

部活動を続けてきた人は、その経験をぜひ振り返ってみましょう。

例えば、キャプテンとしてチームをまとめた経験だけが評価されるわけではありません。

目立たない役割でも、仲間を支えたり、後輩に声をかけたり、チームのために行動した経験は十分に価値があります。

看護では、一人で仕事を進めることはほとんどありません。

患者さんだけでなく、医師や薬剤師、リハビリスタッフなど、多くの人と協力しながら支援を行います。

そのため、相手の立場を考えながら行動した経験や、周囲と協力して目標を達成した経験は、大学での学びにもつながります。

大切なのは、「何をしたか」ではなく、「その経験から何を学んだか」です。


学校生活には看護につながる経験がたくさんある

看護学科を目指すからといって、医療に関する経験だけを書く必要はありません。

例えば、文化祭でクラス全体をまとめた経験や、委員会活動でみんなが過ごしやすい環境づくりを考えた経験も大切です。

友人が悩んでいるときに話を聞いた経験や、クラスメイトとの意見の違いを乗り越えた経験も、人と向き合う力につながっています。

看護は、人の気持ちを理解しようとする学問です。

だからこそ、学校生活の中で人と関わった経験は、そのまま学びの土台になります。

普段は当たり前だと思っている出来事の中にも、自分らしい経験がたくさん隠れています。


アルバイトや家庭での経験も大切

アルバイトをしている人であれば、お客様への対応や職場での協力を通して学んだことがあるでしょう。

相手の様子を見ながら声をかけたり、困っている人に気付いて行動したりした経験は、看護にも通じています。

また、家庭で祖父母を支えた経験や、家族の体調不良をきっかけに医療へ関心を持った人もいるかもしれません。

そのような経験も十分に価値があります。

ただ出来事を説明するだけではなく、「その経験を通して自分は何を考えたのか」「もっと知りたいと思ったことは何か」を整理することが大切です。


ニュースを見る習慣をつけよう

高校生活でできることは、活動だけではありません。

社会に目を向ける習慣も、とても大切です。

例えば、高齢化社会や地域医療、感染症、災害医療、子どもの健康など、看護に関わるニュースは数多くあります。

そのニュースを見たときに、「なぜこの問題が起きているのだろう」「自分ならどのように考えるだろう」と立ち止まって考えることが重要です。

推薦入試では、知識量だけではなく、自分なりの考えを持っているかどうかも見られています。

日頃から社会に関心を持つことが、大学での学びにもつながっていきます。


推薦入試で評価されるのは「考え続ける姿勢」

推薦入試では、「部活動で全国大会に出場しました」「ボランティアを何百時間しました」といった実績だけが評価されるわけではありません。

大学が見ているのは、その経験から何を考え、どのように成長してきたかです。

上智大学では、問いを持つ姿勢や思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢が大切にされています。

例えば、部活動で意見が対立した経験があれば、「なぜ相手はそう考えたのだろう」と振り返ることができます。

友人との関わりの中で、「人によって安心できる言葉は違う」と気付いた経験もあるかもしれません。

こうした気付きは、看護を学ぶ上で非常に大切な学びになります。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。

大学で学びながら、人や社会について考え続けられる人が求められています。


今からできることはたくさんある

「もう高校3年生だから遅い」と考える必要はありません。

今日からでも、学校生活を少し違った視点で振り返ることができます。

授業で印象に残ったこと、部活動で悩んだこと、友人との会話で感じたこと。

その一つひとつが、自分だけの経験になります。

日記のように書き留めたり、ニュースを見て感じたことをメモしたりするだけでも、自分の考えを整理する練習になります。

高校生活は、推薦入試のためだけではなく、大学での学びにつながる大切な時間です。

毎日の経験を大切に積み重ねていきましょう。


まとめ

上智大学総合人間科学部看護学科を目指す人にとって、高校生活はすべてが学びの材料になります。

部活動や学校行事、委員会活動、アルバイト、家庭での出来事など、特別な経験でなくても、自分が何を感じ、何を考えたかが大切です。

推薦入試では、知識や実績だけではなく、人や社会への関心、問いを持つ姿勢、考え続ける力が評価されます。

高校生活を振り返ることで、自分だけの経験や強みが少しずつ見えてくるはずです。

ぜひ、日々の出来事を大切にしながら、「自分は何を学びたいのか」を少しずつ整理してみてください。

もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。