こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部新聞学科|高校生活の経験を志望理由に活かす方法」です。
特別な実績がなくても志望理由は作れる
上智大学文学部新聞学科の推薦型選抜を考えていると、「特別な実績がない」「生徒会や大会の経験がない」と不安になる人もいるかもしれません。
しかし、推薦型選抜で評価されるのは経験の大きさだけではありません。
大切なのは、その経験から何を考えたかです。
新聞学科の志望理由も、特別な活動がなくても作ることができます。
日常の中で触れたニュース、SNS、学校生活、部活動の中にも、新聞学科につながるきっかけはあります。
高校生活の経験は学びの材料になる
高校生活には、志望理由につながる材料がたくさんあります。
- ニュースを見た経験
- SNSで情報が広がる様子を見た経験
- 学校の授業
- 部活動
- 文化祭や学校行事
- アルバイトや地域活動
一見すると新聞学科とは関係がないように見える経験でも、そこから「情報の伝わり方」や「社会の受け止め方」に関心が生まれることがあります。
大切なのは、経験そのものを立派に見せることではなく、その経験からどんな気づきがあったのかを考えることです。
大切なのは経験よりも「気づき」
たとえば、「ニュースをよく見ています」と書くだけでは、志望理由としては少し弱くなります。
しかし、「同じ出来事でもメディアによって伝え方が違うことに気づきました」と書くと、新聞学科への関心が見えてきます。
さらに、「なぜ伝え方によって受け取る印象が変わるのかを考えたい」と続けると、学びたい内容につながります。
このように、志望理由では、経験、気づき、学びたいことの流れを作ることが大切です。
部活動の経験も活かせる
部活動の経験も、新聞学科の志望理由につながることがあります。
たとえば、チーム内で情報共有がうまくいかなかった経験がある人もいるかもしれません。
そのとき、「情報の伝え方によって、人の行動や理解が変わる」と感じたなら、それは新聞学科の学びとつながります。
また、部活動で意見が分かれた経験から、「同じ情報を見ても、人によって受け止め方が違う」と気づくこともあります。
新聞学科では、情報がどのように伝わり、どのように受け取られるのかを考えます。
そのため、学校生活の中の小さな気づきも、十分に志望理由の材料になります。
SNSやニュースから生まれる関心
新聞学科を志望する人にとって、SNSやニュースは大きなきっかけになります。
たとえば、SNSである情報が急速に広がったり、同じニュースに対して多くの意見が出たりする場面を見たことがある人も多いでしょう。
そのときに、「なぜこの情報はここまで広がったのだろう」「なぜ人によって受け止め方が違うのだろう」と考えた経験は、新聞学科の学びにつながります。
現代では、誰もが情報を発信できる時代です。
だからこそ、情報をどう見るか、どう受け取るかを考えることはとても重要です。
経験を整理する3つの問い
志望理由を考えるときは、次の3つの問いを使うと整理しやすくなります。
- どんな経験があったか
- そこから何に気づいたか
- なぜそれが気になったのか
たとえば、SNSで不確かな情報が広がるのを見た経験がある場合、「なぜ人はその情報を信じたのか」「誰がどのように発信したのか」「自分はどう受け止めたのか」と考えてみます。
このように振り返ることで、ただの経験が、新聞学科で学びたい理由へと変わっていきます。
推薦型選抜で見られること
上智大学文学部新聞学科の推薦型選抜では、専門知識の量だけが評価されるわけではありません。
問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢などが見られます。
そのため、出願書類や面接で問われる志望理由では、「何を経験したか」だけでなく、「そこから何を考えたか」を伝えることが大切です。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
最後に:日常の中の疑問を大切にしよう
上智大学文学部新聞学科の志望理由は、特別な実績がなくても作ることができます。
ニュースを見たときの違和感、SNSで情報が広がる様子への疑問、学校生活で感じた伝え方の難しさ。
そうした日常の中の小さな気づきが、新聞学科で学びたい理由につながります。
まずは、自分の高校生活を振り返り、「どんな情報に心を動かされたのか」「なぜそれが気になったのか」を考えてみてください。
その問いを丁寧に深めることが、あなたらしい志望理由の出発点になります。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


