こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部新聞学科|志望理由でよくあるNG例と推薦型選抜で伝わる書き方」です。
志望理由は書き方で伝わり方が変わる
上智大学文学部新聞学科の推薦型選抜では、出願書類や面接で問われる志望理由がとても大切になります。
しかし、「一生懸命書いたのに、どこか弱く見える」「メディアに興味があることは書いたけれど、深さが足りない気がする」と感じる人も多いでしょう。
志望理由は、内容そのものが間違っているというより、伝え方によって印象が大きく変わります。
今回は、新聞学科を志望する人が注意したいNG例を見ながら、より伝わりやすい考え方を整理していきます。
NG例1:「メディアに興味があります」で終わる
新聞学科を志望する理由として、「メディアに興味があります」と書く人は多いです。
もちろん、メディアへの関心は大切な出発点です。
しかし、その一文だけでは、なぜ興味を持ったのかが伝わりません。
たとえば、「SNSで同じニュースに対して意見が大きく分かれているのを見て、情報の受け取られ方に関心を持ちました」と書くと、考えのきっかけが見えます。
推薦型選抜では、興味そのものよりも、その興味がどのように生まれたのかが大切です。
NG例2:「社会問題に関心があります」が抽象的すぎる
「社会問題に関心があります」という表現もよく見られます。
この言葉自体は悪くありません。
ただし、社会問題といっても、政治、災害報道、ジェンダー、環境問題、国際情勢、SNS上の誹謗中傷など、テーマはさまざまです。
読み手に伝えるためには、どの問題に関心があるのかを少し具体的にする必要があります。
たとえば、「災害時にSNSで情報が急速に広がる一方で、不確かな情報も拡散されることに疑問を持ちました」というように書くと、新聞学科で学びたい内容につながりやすくなります。
NG例3:上智大学を選ぶ理由が弱い
推薦型選抜では、なぜ上智大学文学部新聞学科なのかも重要です。
「有名な大学だから」「質の高い教育を受けられるから」だけでは、他の大学にも当てはまってしまいます。
上智大学で学びたい理由を書くときは、自分の関心と大学の学びを結びつけることが大切です。
たとえば、上智大学の多様な価値観に触れられる環境や、社会との関わりを考える学びと、自分が関心を持つメディアや情報社会のテーマをつなげると、志望理由に説得力が生まれます。
NG例4:難しい言葉を並べすぎる
出願書類では、立派に見せようとして難しい言葉を使いすぎてしまうことがあります。
たとえば、「現代社会におけるメディアの多層的な影響構造を多角的に分析したい」といった表現です。
一見すると専門的に見えますが、自分の経験や疑問が見えにくいと、読み手には伝わりにくくなります。
推薦型選抜で大切なのは、難しい言葉を使うことではありません。
自分が何を見て、何を疑問に思い、なぜ新聞学科で学びたいと思ったのかを、自分の言葉で説明することです。
NG例5:自分の考えが少ない
新聞学科の志望理由では、メディアや社会について説明することも大切です。
しかし、説明だけで終わってしまうと、「あなた自身がどう考えているのか」が見えにくくなります。
たとえば、「メディアは社会に大きな影響を与えています」という文だけでは、一般的な説明に見えてしまいます。
そこに、「私は、同じニュースでも見出しや発信する媒体によって印象が変わることに疑問を持ちました」と加えると、自分の視点が伝わります。
推薦型選抜では、知識の量だけでなく、問いを持つ姿勢や思考の深さが見られます。
伝わる志望理由にするためのポイント
新聞学科の志望理由では、次の流れを意識すると整理しやすくなります。
- 関心を持ったきっかけ
- そこから生まれた疑問
- 新聞学科で学びたいテーマ
- 上智大学で学びたい理由
たとえば、SNSで広がる情報に疑問を持ち、情報の信頼性やメディアの役割に関心を持った。そして、新聞学科でメディアと社会の関係を学びたいと考えた、という流れです。
このように、経験から学びたいことへ自然につながると、志望理由は読み手に伝わりやすくなります。
最後に:立派な言葉より、自分の疑問を大切に
上智大学文学部新聞学科の志望理由では、立派な言葉を並べることよりも、自分の疑問を丁寧に言葉にすることが大切です。
「なぜこのニュースは広がったのか」「なぜ同じ出来事でも伝え方が違うのか」「なぜ人によって情報の受け取り方が変わるのか」
こうした小さな疑問が、新聞学科での学びにつながります。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
まずは、自分がどんな情報に心を動かされ、何を考えたのかを振り返ってみてください。
その過程が、あなたらしい志望理由の土台になります。

