こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科|志望理由の最終チェックポイント」です。
書き終えたあとにこそ見直しが大切
志望理由を書き終えたとき、多くの受験生が「これで大丈夫だろうか」「ちゃんと伝わる文章になっているだろうか」と不安になります。
その不安は自然なものです。出願書類や面接で問われる志望理由は、自分の考えを伝える大切な材料になります。
だからこそ、書き終えたあとに一度立ち止まり、読み手に伝わる内容になっているかを確認することが大切です。
上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科を目指す場合は、社会問題への関心だけでなく、「なぜこの学部で学びたいのか」まで伝わっているかを見直してみましょう。
志望理由の流れが自然か確認する
志望理由は、次のような流れで整理されていると読み手に伝わりやすくなります。
- 関心を持った社会問題
- きっかけとなった経験
- 大学で学びたいこと
- 将来とのつながり
たとえば、ニュースで難民問題に関心を持ち、その背景にある紛争や貧困、国際社会の支援のあり方を学びたいと思った、という流れです。
このように、経験、疑問、学びたいことが自然につながっていると、志望理由に説得力が生まれます。
「なぜ総合グローバル学部なのか」が書かれているか
志望理由で最も大切なポイントの一つが、「なぜ上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科なのか」です。
「社会問題に関心があります」だけでは、他の学部でも通じてしまう可能性があります。
そのため、社会問題を多角的に考える学び、国際社会の仕組み、多様な文化や価値観への理解など、この学部で学びたい理由と結びつけて書くことが大切です。
自分の関心が、この学部の学びとどのようにつながっているのかを確認してみましょう。
抽象的な言葉だけになっていないか
志望理由では、「社会に貢献したい」「世界の問題を解決したい」といった言葉がよく使われます。
もちろん、こうした思いは大切です。
しかし、抽象的な言葉だけでは、読み手に具体的なイメージが伝わりにくくなります。
たとえば、「環境問題に関心があります」と書く場合でも、気候変動、食品ロス、森林破壊、資源問題など、どの点に関心があるのかを具体的にすると伝わりやすくなります。
さらに、どのような経験がきっかけだったのかを書くことで、あなた自身の視点が見えてきます。
自分の考えが書かれているか
志望理由で注意したいのは、社会問題の説明だけで終わってしまうことです。
たとえば、「世界では貧困問題が深刻です」と書くだけでは、問題の説明にはなりますが、あなた自身の考えはまだ見えてきません。
推薦型選抜で見られているのは、問題についてどれだけ詳しく説明できるかだけではありません。
その問題を知ったときに何を感じたのか、なぜ気になったのか、どのような視点から考えたいのかが大切です。
同じニュースを見ても、人によって感じ方は違います。その違いが、志望理由の個性になります。
読み手の立場で読み直す
志望理由を書き終えたら、一度「初めて読む人に伝わるか」という視点で読み直してみてください。
自分では分かっているつもりでも、読み手には説明が足りない部分があるかもしれません。
話の流れが急に変わっていないか、経験と学びたい内容がつながっているか、具体例が足りているかを確認しましょう。
可能であれば、先生や家族など、第三者に読んでもらうのも一つの方法です。
見直しは思考を深める作業でもある
志望理由は、一度書いて終わりではありません。
書く、読み直す、修正するという作業を繰り返すことで、自分の関心や考えも少しずつ整理されていきます。
これは、単に文章を整える作業ではありません。
自分がなぜその社会問題に関心を持ったのか、なぜ総合グローバル学部で学びたいのかを深く考える時間でもあります。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
最後に:もう一度、自分の問いを見つめよう
上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科の志望理由で大切なのは、きれいな文章を書くことだけではありません。
「なぜこの学部で学びたいのか」という自分の考えが、読み手に伝わることです。
もし志望理由を書き終えて不安を感じたら、もう一度、自分が関心を持った社会問題や、そのきっかけとなった経験を振り返ってみてください。
「なぜ自分はその問題に関心を持ったのか」「大学で何を深めたいのか」を考えることで、志望理由はさらに伝わりやすくなります。
その見直しの時間が、あなたらしい志望理由を作る大切な一歩になります。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。

