こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部英文学科|多様性を志望理由に活かす書き方」です。


多様性は英文学科の学びと深くつながる

上智大学について調べていると、多様性という言葉を目にすることがあります。

多様性と聞くと、少し難しく感じる人もいるかもしれません。

しかし、英文学科を志望するうえでの多様性は、特別に大きなテーマだけを指すものではありません。

自分とは違う文化、価値観、考え方を理解しようとする姿勢のことです。

英文学科では、英語や文学作品を通して、自分とは異なる時代や国、立場の人々の考えに触れていきます。


多様性とは何か

多様性とは、人や社会の違いを認め、理解しようとする考え方です。

たとえば、文化の違い、価値観の違い、考え方の違い、経験の違いなどがあります。

同じ出来事を見ても、人によって感じ方や受け止め方は異なります。

その違いをすぐに否定するのではなく、「なぜそう考えるのだろう」と考えることが、多様性を理解する第一歩です。


英文学と多様性の関係

英文学科の学びは、多様性と深く関わっています。

文学作品には、さまざまな人の生き方や価値観が描かれています。

たとえば、ある登場人物の行動が自分には理解しにくいと感じることもあるかもしれません。

しかし、その人物が生きている時代や社会、文化的な背景を考えると、見え方が変わることがあります。

文学作品を読むことは、自分とは違う視点に触れることでもあります。


文化の違いを考える視点

英文学科では、イギリス文化、アメリカ文化、英語圏の社会背景などについて学ぶことがあります。

文化が違うと、家族観、働き方、恋愛観、社会での役割なども変わることがあります。

海外の小説や映画を見たときに、「日本とは考え方が違う」と感じた経験がある人もいるでしょう。

その違いをただ面白いと感じるだけでなく、なぜその違いが生まれたのかを考えることが、英文学科の学びにつながります。


身近な経験にも多様性はある

多様性というと、国際的なテーマを思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし、多様性はもっと身近なところにもあります。

  • グループ活動で意見が分かれた経験
  • 友人との価値観の違いを感じた経験
  • 部活動で考え方の違いに向き合った経験
  • 映画や本を通して異なる文化に触れた経験

こうした経験の中で、「人によって見方は違うのだ」と感じたことがあれば、それは志望理由につながる材料になります。


志望理由で多様性を書くときのポイント

志望理由で多様性について書くときは、抽象的な言葉だけで終わらせないことが大切です。

「多様性を大切にしたいです」と書くだけでは、読み手には具体的な経験や考えが伝わりにくくなります。

大切なのは、経験、気づき、学びたいことの流れを作ることです。

たとえば、海外文学を読んで価値観の違いに気づいた。その背景にある文化や社会をもっと深く知りたいと思った。だから英文学科で学びたい、という流れです。

このように、自分の経験と英文学科での学びをつなげることで、志望理由に説得力が生まれます。


推薦型選抜で見られる姿勢

推薦型選抜では、専門知識の量だけでなく、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢などが見られます。

多様性について考えるときも、完璧な答えを出す必要はありません。

大切なのは、自分とは違う考え方に出会ったときに、すぐに否定せず、背景を理解しようとする姿勢です。

英文学科では、作品や言葉を通して、他者の視点に触れる機会が多くあります。


最後に:違いに気づいた経験を振り返ろう

多様性は、遠い世界だけの話ではありません。

学校生活、本、映画、音楽、日常の会話の中にも、自分とは違う価値観に触れる場面はたくさんあります。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。

志望理由を書くときは、「自分はどんな違いに気づいたのか」「その違いから何を考えたのか」を振り返ってみてください。

その経験が、上智大学文学部英文学科で学びたい理由を深めるきっかけになります。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。