こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、「ニュースを志望理由につなげる方法」です。

自己推薦書や面接では、

  • 志望理由に社会的な視点を入れたい
  • ニュースで見た課題に関心はあるが、どう結びつければよいか分からない
  • 時事問題を入れた方が評価されるのではと不安

と感じる人もいるかもしれません。

ニュースの内容をそのまま説明する必要はありません。
大切なのは、ニュースを通して自分が何に気づき、何を考えたかです。

上智大学の推薦入試では、

  • 社会と自分の関心のつながり
  • 問題意識の背景
  • 学びたいテーマの動機

が重視されます。

今回は、ニュースを志望理由につなげる考え方を解説します。


ニュースは「知識」ではなく「気づき」の入口

ニュースを使う目的は、

✔ 情報量の多さを示すこと
ではなく、
✔ 自分の関心の背景を伝えること

です。


ニュースをそのまま説明するのはNG

❌ よくある例

少子高齢化が進んでいるため、福祉について学びたいです。

👉 自分との関係が見えにくい


✔ 改善例

高齢者が地域で孤立しているというニュースを見て、支援制度があっても支援につながらない現状に関心を持つようになりました。

👉 関心のきっかけが伝わる


志望理由につなげる3ステップ

① ニュースから関心を持った点

まず、どの部分に関心を持ったのかを明確にします。

例:

  • 外国人労働者の増加
  • 地域医療の不足
  • 教育格差の問題

👉 自分の関心ポイントを示す


② なぜ関心を持ったのか

ニュースと自分の経験・感覚を結びつけます。

例:

地域のボランティア活動で外国人住民と関わる中で、言語だけでなく生活支援の課題があると感じていたためです。

👉 自分とのつながりが見える


③ 学びたいテーマにつなげる

最後に、大学での学びへ結びつけます。

例:

多様な背景を持つ人々が共に生活する社会のあり方について学びたいと考えています。

👉 志望理由として自然な流れになる


まとめて話すと…

外国人労働者の増加に関するニュースを見て、地域社会における支援の課題に関心を持ちました。
ボランティア活動で外国人住民と関わる中で、言語だけでなく生活支援の難しさを感じていたためです。
多様な背景を持つ人々が安心して生活できる社会のあり方について学びたいと考え、志望しました。

👉 社会と自分の関心がつながる


ニュースを活かすポイント

✔ 「自分は何に注目したか」を考える

同じニュースでも注目点は人によって異なります。

✔ 経験や違和感と結びつける

自分との関係が見えると説得力が増します。

✔ 大学での学びへつなげる

関心が将来の学びへ続いていることが重要です。


無理にニュースを入れる必要はない

ニュースを取り入れること自体が目的ではありません。

重要なのは、

  • 自分の関心の出発点
  • 問題意識の背景

が伝わることです。

ニュースは、その一つのきっかけに過ぎません。


ニュースを見るときのヒント

ニュースを志望理由につなげるために、次の問いを意識してみましょう。

  • 何が問題になっているのか
  • 誰に影響があるのか
  • 自分の経験と関係している点はあるか
  • なぜ気になったのか

👉 関心の言語化につながります。


注意したいポイント

❌ ニュースの内容説明で終わる

❌ 専門的な知識を並べる

❌ 自分との関係が見えない

👉 自分の視点が最も重要です。


まとめ

ニュースは、志望理由の説得力を高めるための材料ではなく、自分の関心の背景を伝えるきっかけです。

意識したいポイント:

✔ ニュースの中で気になった点を示す
✔ 自分の経験や感覚と結びつける
✔ 学びたいテーマへつなげる

ニュースを通して自分の関心を言葉にすることで、志望理由に自然な深みが生まれます。

もしニュースと自分の関心のつなげ方に迷う場合は、無料個別相談を活用する方法もあります。対話を通して、関心の流れを整理することができます。

次回は、課題意識を持つとはどういうことかについて解説します。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。