こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、「面接官が追加質問をする理由」です。

面接練習をしていると、

  • なぜ同じ内容について何度も聞かれるのだろう
  • 最初の回答が間違っていたのではと不安になる
  • 追加質問が続くと焦ってしまう

と感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし、面接で追加質問が行われるのは、答えが不十分だからとは限りません。むしろ、あなたの考えをより深く理解するための対話であることが多いのです。

上智大学の推薦入試の面接では、

  • 思考の深さ
  • 関心の背景
  • 対話の姿勢

が重視されています。

今回は、面接官が追加質問をする理由と、その受け止め方を解説します。


追加質問とは?

最初の回答を受けて、面接官がさらに詳しく尋ねる質問です。

  • その経験についてもう少し教えてください。
  • なぜその出来事が印象に残ったのですか?
  • 他にはどのような課題があると思いますか?
  • 具体的にはどのような場面でしたか?

👉 回答を深めるための質問です。


追加質問をする主な理由

① 思考の深さを知るため

最初の回答だけでは分からない、

  • なぜそう考えたのか
  • どこに問題意識を持っているのか

を知るために質問が続きます。


② 経験に基づいているか確認するため

具体的な場面や行動について質問することで、実体験に基づいた話かどうかが見えてきます。


③ 自分の言葉で説明できるかを見るため

同じ内容でも、

  • 言葉を変えて説明できるか
  • 理解して話しているか

が対話の中で確認されます。


④ 対話として受け答えできるかを見るため

面接は一方的な発表ではなく、対話の場です。

追加質問への対応から、

  • 相手の意図を理解できるか
  • 落ち着いて答えられるか

が伝わります。


追加質問=否定ではない

追加質問が続くと、

「うまく答えられていないのでは?」
と不安になることがあります。

しかし実際には、

✔ 興味を持っている
✔ もっと理解したいと思っている
✔ 思考を深める対話をしている

という意味であることが多いのです。


追加質問の受け止め方

✔ 「深く話すチャンス」と捉える

追加質問は、思考の深さや関心の強さを伝える機会です。


✔ 新しい角度から説明する機会と考える

同じ内容を別の視点から説明することで、理解の深さが伝わります。


✔ 落ち着いて対話を続ける

一問一答ではなく、対話の流れの中で答えていきましょう。


追加質問への答え方のコツ

① 質問の意図を確認する

何を知りたい質問なのか考えます。

② 具体性を加える

場面・行動・気づきを補足します。

③ 思考の過程を伝える

どのように考えたのかを説明します。


回答例

質問:その経験が印象に残った理由は?

支援制度があるにもかかわらず、情報が届かず支援を受けられない方がいる現状を知り、制度だけでは解決できない課題があると感じたためです。

👉 気づきの背景が明確になる


追加質問が続くときの心構え

追加質問が多いことは、

  • 興味を持たれている
  • 理解を深めようとしている
  • 対話が進んでいる

サインとも言えます。

焦る必要はありません。


注意したいポイント

❌ 同じ回答を繰り返すだけ

→ 深まりが伝わらない

❌ 短く答えすぎる

→ 思考が見えにくい

❌ 焦って話が広がりすぎる

→ 何を伝えたいのか分からなくなる


まとめ

面接官の追加質問は、あなたの考えをより深く理解するための対話です。

意識したいポイント:

✔ 思考の深さを見るための質問と理解する
✔ 新しい角度から説明する機会と捉える
✔ 落ち着いて対話を続ける
✔ 気づきや考えの過程を伝える

追加質問は、あなたの関心や思考の深さを伝える大切な機会です。

もし追加質問への対応に不安がある場合は、無料個別相談を活用するという方法もあります。対話形式の練習を通して、落ち着いて答えられる力を身につけることができます。

次回は、面接で「分かりません」と言ってよい場面について解説します。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。