こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部新聞学科|多様性を志望理由にどう書くか」です。


多様性は特別な経験がないと書けないものではない

上智大学文学部新聞学科の推薦型選抜を考えていると、「多様性」という言葉を目にすることがあると思います。

しかし、「多様性ってどう書けばいいのだろう」「海外経験がないと書けないのでは」と不安になる人もいるかもしれません。

実際には、多様性は留学や国際交流の経験がないと書けないものではありません。

大切なのは、さまざまな立場や考え方を理解しようとする姿勢です。


多様性とは何か

多様性とは、文化、価値観、背景、考え方の違いを理解しようとすることです。

社会には、同じ出来事に対しても異なる意見を持つ人がいます。

たとえば、あるニュースを見たとき、賛成する人もいれば、疑問を持つ人もいます。

その違いをすぐに否定するのではなく、「なぜそのように考えるのだろう」と考える姿勢が、多様性の理解につながります。


新聞学科と多様性の関係

新聞学科では、メディアと社会の関係を学びます。

メディアは、社会の出来事を伝えるだけでなく、さまざまな立場の声を社会に届ける役割も持っています。

たとえば、ある社会問題を考えるとき、当事者、行政、企業、市民、報道する側など、複数の立場があります。

新聞学科では、こうした立場の違いを理解しながら、情報がどのように伝わるのかを考えていきます。


身近な経験から書くことができる

多様性は、特別な活動の中だけにあるものではありません。

学校生活の中にも、多様性を考えるきっかけはあります。

  • 友人と意見が分かれた経験
  • 部活動で考え方の違いを感じた経験
  • SNSでさまざまな意見を見た経験
  • ニュースへの反応が人によって違うと感じた経験

こうした経験から、「同じ情報でも人によって受け止め方が違う」と気づいたなら、それは新聞学科の志望理由につながります。


志望理由では考え方の変化を書く

出願書類や面接で問われる志望理由では、「多様性を大切にしたい」と書くだけでは少し抽象的です。

大切なのは、どのような経験からそう考えるようになったのかを書くことです。

たとえば、ニュースを見て社会問題に関心を持ち、その問題について調べる中で、立場によって意見が大きく異なることに気づいた。

そこから、メディアを通して社会を多角的に理解したいと思うようになった。

このように、経験、気づき、学びたいことの流れがあると、志望理由に説得力が生まれます。


推薦型選抜で見られる視点

推薦型選抜では、専門知識の量だけが評価されるわけではありません。

問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢などが見られます。

新聞学科を志望する場合も、一つの意見だけで社会を見るのではなく、複数の立場を理解しようとする姿勢が大切です。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。


最後に:違いに気づいた経験を大切にしよう

上智大学文学部新聞学科の志望理由で多様性を書くとき、特別な経験を無理に探す必要はありません。

大切なのは、日常の中で「人によって考え方が違う」と気づいた経験を振り返ることです。

ニュース、SNS、学校生活、部活動の中にも、多様性を考えるきっかけはあります。

自分とは違う意見に出会ったとき、なぜその人はそう考えるのかを想像してみてください。

その姿勢が、新聞学科でメディアと社会を考える学びにつながっていきます。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。