上智大学外国語学部英語学科の志望理由NG例とは?推薦入試で避けたい書き方を解説
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、
「上智大学外国語学部英語学科の志望理由NG例とは?」です。
上智大学外国語学部英語学科を目指す高校生の中には、「志望理由をどう書けばよいかわからない」と悩む人も多いと思います。
英語が好き、海外に興味がある、国際的に活躍したい。
こうした気持ちは、英語学科を目指すうえで大切な出発点です。
ただし、推薦入試の出願書類や面接で問われる志望理由では、伝え方によっては少し浅く見えてしまうことがあります。
今回は、上智大学外国語学部英語学科を目指す高校生に向けて、避けたい志望理由の例と、どのように改善すればよいかをわかりやすく解説します。
NG例1 英語が好きだからだけで終わっている
「英語が好きだから英語学科を志望しました」という理由は、決して悪いものではありません。
英語が好きだからこそ、大学でさらに学びたいと思うのは自然なことです。
しかし、その一言だけで終わってしまうと、なぜ上智大学外国語学部英語学科なのかが伝わりにくくなります。
大切なのは、英語のどの部分に興味があるのかを具体的にすることです。
たとえば、英語の音の違いに興味があるのか、英語圏の文化に関心があるのか、英語を使った国際的な対話に関心があるのかによって、学びたい内容は変わります。
「好き」という気持ちを出発点にしながら、「なぜ好きなのか」「何を深めたいのか」まで考えることが大切です。
NG例2 将来は国際的に活躍したいだけになっている
「将来は国際的に活躍したいです」という表現も、よく見られる志望理由の一つです。
この気持ち自体は前向きで、とても良いものです。
ただし、それだけでは少し広すぎて、具体的な学びとのつながりが見えにくくなります。
国際的に活躍するといっても、仕事の分野はさまざまです。
教育、メディア、観光、ビジネス、国際協力、翻訳、通訳など、多くの道があります。
また、どのような人と関わり、どのような課題に向き合いたいのかによって、大学で学ぶべき内容も変わります。
改善するなら、「英語を使って異なる文化背景を持つ人々の考えを理解し、対話を支える力を身につけたい」のように、少し具体的にするとよいでしょう。
NG例3 英語力だけをアピールしている
英検やTOEFL、TOEICなどの資格やスコアは、努力の証として大切です。
しかし、推薦入試で見られるのは、英語力の数字だけではありません。
「英検で高い級を取得しました」「英語の成績が良いです」だけで終わってしまうと、大学で何を学びたいのかが見えにくくなります。
英語力はあくまで学びの土台です。
その力を使って、何を読み、何を考え、どのような社会や人間理解につなげたいのかを示すことが大切です。
たとえば、英語で海外ニュースを読む中で、報道の視点の違いに気づいた経験があるなら、それは英語学科の学びに結びつきます。
資格や成績は単独で見せるのではなく、自分の関心や探究とつなげて伝えるようにしましょう。
NG例4 上智大学でなければならない理由が弱い
英語を学べる大学はたくさんあります。
そのため、志望理由では「なぜ上智大学外国語学部英語学科なのか」を考える必要があります。
「有名だから」「レベルが高いから」「国際的なイメージがあるから」だけでは、少し表面的に見えてしまうことがあります。
もちろん、大学の雰囲気やブランドに魅力を感じることも自然です。
ただし、出願書類や面接では、それを自分の学びたい内容と結びつけることが大切です。
上智大学外国語学部英語学科で学べる言語、文化、文学、国際社会、コミュニケーションなどの分野の中で、自分がどこに関心を持っているのかを整理してみましょう。
大学の学びと自分の興味がつながると、志望理由に説得力が生まれます。
NG例5 経験のすごさだけを強調している
留学経験や海外研修、英語スピーチコンテストなどの経験がある人は、それを伝えたくなると思います。
もちろん、そうした経験は大切な材料になります。
しかし、経験のすごさだけを強調してしまうと、「その経験から何を考えたのか」が伝わりにくくなることがあります。
推薦入試で大切なのは、活動の規模ではありません。
経験を通してどのような問いを持ち、どのように考えを深めたかです。
たとえば、短期留学で言葉が通じずに苦労した経験があるなら、そこから「言語だけでなく文化理解も必要だと感じた」とつなげることができます。
大きな実績よりも、経験をどう受け止めたかが重要です。
NG例6 将来像が大学での学びとつながっていない
将来の夢を書くこと自体は問題ありません。
しかし、将来像と大学で学びたいことがつながっていないと、志望理由としては弱く見えてしまいます。
たとえば、「将来は海外で働きたいです」と書くだけでは、なぜ英語学科で学ぶ必要があるのかが伝わりません。
海外でどのような仕事をしたいのか、どのような人と関わりたいのか、そこで英語や異文化理解がどのように必要になるのかを考えることが大切です。
将来像はまだ変わっても構いません。
大切なのは、今の関心と大学での学び、将来への方向性が自然につながっていることです。
NG例を避けるために大切な考え方
志望理由を考えるときは、立派に見せようとしすぎる必要はありません。
むしろ、自分の経験や関心をもとに、正直に考えることが大切です。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。
自分なりの問いを持ち、考え続けられる人を見ています。
そのためには、「英語が好き」「海外に興味がある」という気持ちを、もう一歩深めてみましょう。
なぜそう思ったのか。
どのような経験がきっかけだったのか。
大学で何を学びたいのか。
それを言葉にしていくことで、自分らしい志望理由に近づいていきます。
まとめ
上智大学外国語学部英語学科の志望理由で避けたいのは、抽象的すぎる内容や、どの大学にも当てはまる内容です。
英語が好き、国際的に活躍したい、海外に興味があるという気持ちは大切ですが、それだけで終わらせないことが重要です。
推薦入試で見られているのは、知識量や経験の派手さだけではありません。
問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢です。
自分の経験を振り返り、「なぜ英語学科で学びたいのか」を丁寧に整理してみてください。
自分でも考えてみよう、英語学科についてもっと知りたい、自分の興味を深めてみたい。
そう思えたら、志望理由は少しずつ良い形に近づいていきます。
もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


