こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学経済学部経済学科|面接で聞かれやすい質問と推薦型選抜で伝わる答え方」です。


面接は知識を試すだけの場ではない

上智大学経済学部経済学科の推薦型選抜では、出願書類と並んで面接も大切な評価の場になります。

面接と聞くと、「何を聞かれるのだろう」「答えられなかったらどうしよう」と不安になる人も多いと思います。

しかし、面接は専門知識をどれだけ覚えているかを確認するだけの場ではありません。

大切なのは、社会の出来事に対してどのように考えているか、自分の関心を自分の言葉で説明できるかです。


志望理由についての質問

まず聞かれやすいのが、志望理由に関する質問です。

  • なぜ経済学科を志望したのですか
  • なぜ上智大学経済学部経済学科なのですか
  • 経済学に興味を持ったきっかけは何ですか

ここでは、出願書類に書いた内容を丸暗記して話す必要はありません。

むしろ、「なぜそう思ったのか」「どんな出来事がきっかけだったのか」を、自分の言葉で説明できることが大切です。

たとえば、物価上昇や格差問題のニュースを見て疑問を持った経験があれば、その疑問から経済学への関心が生まれた流れを話せると自然です。


社会問題についての質問

経済学科の面接では、社会問題について聞かれることもあります。

  • 最近気になっているニュースはありますか
  • 日本経済について関心のあるテーマはありますか
  • 格差や物価上昇についてどう考えますか

このような質問で求められているのは、完璧な答えではありません。

大切なのは、自分なりに考えようとしている姿勢です。

たとえば、「物価上昇は家計に影響するだけでなく、企業の仕入れや賃金にも関係していると思いました」というように、複数の視点から考えられると伝わりやすくなります。


大学で学びたいことについての質問

面接では、大学で何を学びたいのかもよく聞かれます。

  • 経済学科でどのようなことを学びたいですか
  • どのような社会問題に関心がありますか
  • 経済学を通して何を考えたいですか

ここでは、細かい研究テーマが完全に決まっている必要はありません。

高校生の段階では、関心の方向性が見えていれば十分です。

たとえば、格差、雇用、物価、税金、国際経済、地方経済など、自分が気になっているテーマを一つ選び、なぜ関心があるのかを説明できるようにしておくと安心です。


高校生活についての質問

面接では、高校生活について聞かれることもあります。

  • 高校生活で力を入れたことは何ですか
  • 部活動や学校行事から学んだことはありますか
  • 印象に残っている経験はありますか

ここで見られるのは、実績の大きさだけではありません。

大切なのは、その経験から何を考えたのかです。

たとえば、部活動で限られた予算をどう使うか考えた経験や、アルバイトで価格や人手不足に疑問を持った経験も、経済学への関心につながることがあります。


面接で大切な姿勢

面接対策というと、完璧な答えを準備しなければならないと思う人もいます。

しかし推薦型選抜で大切なのは、答えを暗記することではありません。

質問をよく聞き、自分の考えを落ち着いて話すことです。

分からないことがあっても、無理に知っているふりをする必要はありません。

「まだ十分に理解できていない部分もありますが、私はこのように考えています」と伝える姿勢も大切です。


面接準備で整理しておきたいこと

面接前には、次の点を整理しておくと話しやすくなります。

  • なぜ経済学に興味を持ったのか
  • どんな社会問題に関心があるのか
  • 高校生活で何を考えてきたのか
  • 上智大学経済学部経済学科で何を学びたいのか

これらを自分の言葉で説明できるようにしておくと、面接でも落ち着いて答えやすくなります。

推薦型選抜で評価されるのは、専門知識の量だけではありません。問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢などが見られます。


最後に:面接は自分の考えを伝える対話の場

上智大学経済学部経済学科の面接では、志望理由、社会問題、大学で学びたいこと、高校生活について聞かれることが多いです。

ただし、面接で見られているのは知識の多さだけではありません。

大切なのは、社会をどう見ているか、どのように考えているかです。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。

面接を「正解を言う場」と考えすぎず、自分の疑問や関心を丁寧に伝える対話の場として準備してみてください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。