上智大学 文学部 国文学科|志望するあなたへ最後に伝えたいこと
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、
「上智大学 文学部 国文学科を志望するあなたへ」です。
ここまで読み進めてくれたあなたへ
このシリーズでは、上智大学文学部国文学科の学びや、高校生活とのつながり、推薦入試で大切にされる考え方についてお伝えしてきました。
ここまで読み進めてくださったということは、少なからず国文学科に興味を持ち、自分の将来について真剣に考えているのではないでしょうか。
一方で、「本当に自分に向いているのかな」「推薦入試で通用するのだろうか」と、不安を感じることもあると思います。
そのような気持ちは、とても自然なことです。
将来を真剣に考えているからこそ、不安になるのです。
国文学科は「好き」を深められる場所
国文学科というと、「読書が大好きな人しか向いていない」と思われることがあります。
しかし、実際にはそうではありません。
日本語の面白さに興味がある人、物語を読むことが好きな人、人の考え方や文化に関心がある人など、さまざまなきっかけで学び始める学生がいます。
大学では、「好き」という気持ちを出発点にして、その背景や理由を考えながら学びを深めていきます。
高校までの学習とは違い、答えを覚えることよりも、「なぜそう考えるのか」を探究していく学問です。
推薦入試で求められるのは完成された人ではない
推薦入試を受ける高校生の中には、「もっとすごい経験が必要なのでは」と考える人もいます。
ですが、大学が見ているのは、特別な実績だけではありません。
これまでの経験から何を感じ、どのように考え、自分なりに学びを深めてきたかが大切です。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。
大学でさらに成長できる可能性を持った人、問いを持ち続けられる人を見ています。
高校生活はすべて学びにつながる
部活動で仲間と協力した経験、文化祭で役割を果たしたこと、授業で作品について考えたこと、先生や友人との会話。
こうした日常の出来事は、一つひとつが国文学科での学びにつながっています。
特別な経験がなくても、自分なりに考えた時間には大きな価値があります。
提出書類や面接で問われる志望理由も、そうした日々の積み重ねから生まれてくるものです。
だからこそ、自分の高校生活を振り返る時間を大切にしてください。
大学では答えのない問いと向き合う
文学作品には、唯一の正解があるわけではありません。
同じ作品を読んでも、人によって感じ方は異なります。
大学では、その違いを認めながら、自分の考えを深めていきます。
そのために必要なのが、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、そして対話する姿勢です。
こうした力は、推薦入試でも自然と評価されるポイントになります。
自分らしい言葉を大切にしよう
提出書類を書くとき、「きれいな文章を書かなければ」と考え過ぎてしまう人がいます。
もちろん読みやすい文章は大切ですが、それ以上に大切なのは、自分自身の言葉で書くことです。
誰かの文章をまねするのではなく、自分が感じたことや考えたことを素直に表現してください。
面接でも、自分の言葉で話している人の思いは自然と伝わります。
国文学科で学ぶ第一歩は、自分の言葉を大切にすることでもあります。
焦らず、一歩ずつ進めば大丈夫
受験が近づくと、周りと比べてしまうこともあるでしょう。
「もう完成している人がいる」「自分はまだまとまっていない」と焦るかもしれません。
ですが、人それぞれ考え方も成長のスピードも違います。
大切なのは、自分自身と向き合いながら、一歩ずつ考えを深めていくことです。
その積み重ねが、あなたらしい提出書類や面接につながります。
最後に
上智大学文学部国文学科は、日本語や文学を通して、人や社会、文化について深く考えることができる学科です。
推薦入試でも、知識量だけではなく、問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、そして対話する姿勢が大切にされています。
今のあなたが完璧である必要はありません。
これから学びたいという気持ちを持ち、自分なりに考え続けることが何より大切です。
ぜひ、自分らしい歩みを大切にしながら、国文学科についてさらに理解を深め、自信を持って推薦入試に挑戦してください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


