上智大学外国語学部ドイツ語学科で日本・ドイツ・アメリカのメディアやゲーム文化を比較研究するイメージ

上智大学 外国語学部 ドイツ語学科|ゲームも研究対象!佐藤友紀子助教の日独米メディア比較

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。今回のテーマは、上智大学外国語学部ドイツ語学科の佐藤友紀子助教についてご紹介します。

皆さんは、同じニュースを見ているはずなのに、新聞やテレビ、SNSによって伝えられる内容が違うと感じたことはありませんか。

例えば、ある国際的な出来事について、日本のニュースでは経済への影響が大きく取り上げられている一方、海外のニュースでは政治的な背景や人々の生活への影響が詳しく報じられていることがあります。

同じ出来事でも、誰が、どのような言葉や映像を使って伝えるのかによって、受け手が抱く印象は変わる可能性があります。

また、皆さんにとって身近なゲームやアニメ、映画なども、国や地域によって異なる受け止められ方をすることがあります。

こうした違いを研究するのが、メディア比較研究です。

上智大学外国語学部ドイツ語学科の佐藤友紀子助教は、日本・ドイツ・アメリカのメディア比較分析やゲーム研究、ドイツ語教育を専門としています。

今回は、佐藤助教の研究内容や担当授業を通して、ニュースやゲームといった身近なメディアが、どのように学問の対象になるのかをご紹介します。


佐藤友紀子助教のプロフィール

佐藤友紀子助教は、上智大学外国語学部ドイツ語学科に所属する助教です。

主な専門分野は、クロスカルチュラル・メディア比較分析、ゲーム研究、ドイツ語教育です。

クロスカルチュラル・メディア比較分析とは、異なる文化や社会におけるメディアの特徴を比較し、その違いや共通点を明らかにする研究です。

佐藤助教は、日本・ドイツ・アメリカという複数の国や地域を対象に、メディアで情報がどのように発信され、描写され、受け止められているのかという問題に関心を持っています。

また、ゲームを文化や社会と関わるメディアとして考えるゲーム研究も専門分野に含まれています。

さらに、ドイツ語教育にも携わり、ドイツ語学科の学生が言語を学ぶための基礎づくりにも関わっています。

佐藤助教の研究分野は、外国語を学ぶことと、異なる社会の情報や文化を理解することが深く結びついている点が特徴です。


研究テーマ① クロスカルチュラル・メディア比較分析とは?

佐藤助教の専門分野の一つが、クロスカルチュラル・メディア比較分析です。

少し難しい言葉ですが、異なる文化的な背景を持つ社会で、メディアがどのように情報を伝えているのかを比較する研究だと考えるとわかりやすいでしょう。

例えば、同じ国際ニュースについて、日本、ドイツ、アメリカの新聞記事を比較するとします。

その際、次のような点に注目することができます。

  • どのような見出しが使われているのか
  • 記事の冒頭で何が強調されているのか
  • どのような人物や組織の発言が紹介されているのか
  • どのような写真や映像が使われているのか
  • 出来事の背景がどのように説明されているのか
  • 取り上げられていない情報には何があるのか

こうした点を比較することで、同じ出来事が異なる視点から伝えられていることに気づく場合があります。

ただし、報道の違いをすべて国民性や文化の違いだけで説明することはできません。

新聞社やテレビ局の編集方針、想定する読者、報道する時点で入手できた情報など、さまざまな要因が関わっています。

そのため、メディア比較研究では、情報の内容だけでなく、それが作られた背景や社会的な状況についても考える必要があります。

複数の国や言語のメディアを比較することは、一つの見方だけでは気づきにくい情報の特徴を理解することにつながります。

大学で日本と海外のニュースやメディア表現を比較して学ぶ学生のイメージ

研究テーマ② 同じニュースなのに、なぜ伝え方が違うのか

佐藤助教の教員紹介メッセージでは、同じテーマの情報が地域ごとにどのように発信・描写され、受け手にどのように受け止められているのかという問いが示されています。

例えば、気候変動に関する国際会議が開催されたとします。

そのニュースについて、日本のメディアでは国内企業や経済への影響が注目されるかもしれません。

一方、ドイツのメディアでは、ヨーロッパの環境政策やエネルギー問題との関係が詳しく扱われる可能性があります。

また、アメリカのメディアでは、国内政治や産業政策との関係が強調されることも考えられます。

もちろん、実際の報道内容は媒体や時期によって異なりますが、こうした比較を行うことで、ニュースの伝え方に違いがあることを確認できます。

では、なぜそのような違いが生まれるのでしょうか。

考えられる理由には、各国の政治や経済の状況、社会的な関心、メディアの編集方針などがあります。

また、ニュースを読む人々が、どのような情報を必要としているのかという点も関係します。

例えば、ある出来事が国内の生活に大きな影響を与える場合、その国のメディアでは特に詳しく報道される可能性があります。

このように、ニュースを比較することは、情報そのものだけでなく、社会の関心や価値観について考えるきっかけになります。


研究テーマ③ メディアは現実をそのまま映しているのか

ニュースや映像を見るとき、私たちは、それが現実を伝えているものだと考えがちです。

しかし、メディアで伝えられる情報は、現実のすべてではありません。

例えば、テレビニュースでは、限られた放送時間の中で、どの出来事を取り上げるのかを選ぶ必要があります。

また、新聞記事では、限られた紙面や文字数の中で、情報を整理して伝えます。

インターネットのニュースでも、見出しや写真、記事の構成などによって、受け手が注目する点が変わる場合があります。

このように、メディアは現実の出来事を選び、編集し、特定の形で伝えています。

例えば、ある社会問題について報道する際、個人の経験を中心に伝える場合もあれば、統計データや制度の問題を中心に説明する場合もあります。

どちらの伝え方にも意味がありますが、受け手が抱く印象は異なる可能性があります。

そのため、メディアの情報を理解する際には、何が伝えられているのかだけでなく、どのように伝えられているのかを考えることが重要です。

佐藤助教の研究分野は、こうしたメディアの表現や情報の伝達について、複数の文化や社会を比較しながら考えるものです。


研究テーマ④ 情報化社会で私たちは本当に多くの情報に触れているのか

佐藤助教の教員紹介メッセージでは、情報化社会の中で私たちは多様なメディアに囲まれている一方、日常的に触れている情報は実は限られているという問題が指摘されています。

現在、私たちはスマートフォンを使って、世界中のニュースや動画、SNSの投稿などに簡単にアクセスできます。

しかし、実際に毎日見ている情報を振り返ると、特定のニュースサイトやSNSアカウント、動画チャンネルなどに偏っていることがあるかもしれません。

例えば、普段から日本語のニュースだけを見ている場合、海外のメディアが同じ出来事をどのように伝えているのかを知る機会は限られます。

また、SNSでは、自分が関心を持っている話題や、過去に反応した投稿と似た情報が表示されることがあります。

その結果、知らないうちに、似た考え方や情報に繰り返し触れる場合があります。

こうした状況では、自分が見ている情報が社会全体の意見を代表しているように感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、実際には、同じ問題について異なる意見や解釈が存在します。

そのため、情報化社会では、多くの情報にアクセスできることだけでなく、異なる情報源に意識的に触れることが重要です。

佐藤助教の研究分野に関心がある人は、普段自分がどのような情報を見ているのかを振り返ってみるとよいでしょう。


研究テーマ⑤ メディアを批判的に見るとはどういうことか

佐藤助教は、メディアの比較・分析を通して、物事を相対的・批判的に捉える視点を学生と一緒に身につけていきたいという姿勢を示しています。

ここでいう批判的に考えるとは、何でも否定することではありません。

情報をそのまま受け入れるのではなく、根拠や背景を確認しながら、自分自身で判断しようとすることです。

例えば、SNSで驚くようなニュースを見つけた場合、その情報が本当なのかを確認する必要があります。

その際、投稿した人が誰なのか、どのような情報源を使っているのか、ほかのメディアではどのように報じられているのかを調べることができます。

また、記事の見出しだけで判断せず、本文を読んで内容を確認することも大切です。

さらに、情報が発信された日時や、取り上げられている出来事の背景を確認する必要もあります。

例えば、過去の出来事を現在のニュースのように紹介している投稿や、写真の一部だけを切り取って異なる印象を与える投稿などには注意が必要です。

メディアを批判的に見る力は、大学で研究する際だけでなく、日常生活の中で情報を判断するためにも役立ちます。


研究テーマ⑥ ゲーム研究とは?ゲームを学問として考える

佐藤助教の専門分野には、ゲーム研究も含まれています。

ゲーム研究とは、ゲームを娯楽として楽しむだけでなく、文化や社会、技術、表現などと関わるものとして学術的に考える研究分野です。

ゲームというと、テレビゲームやスマートフォンのゲームを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし、ゲーム研究では、デジタルゲームだけでなく、ボードゲームやカードゲームなども研究対象になり得ます。

例えば、ゲームの物語や登場人物の描かれ方を分析することができます。

また、ゲームのルールや操作方法が、プレイヤーの体験にどのような影響を与えるのかを考えることもできます。

さらに、ゲームが社会の中でどのように受け入れられ、どのような文化を形成しているのかを研究することもできます。

例えば、同じゲームでも、プレイヤーの年齢や経験、文化的な背景によって、楽しみ方や受け止め方が異なる場合があります。

また、ゲームを通して、ほかのプレイヤーと交流したり、共同で課題に取り組んだりすることもあります。

このように、ゲームは単なる娯楽ではなく、人々の行動やコミュニケーション、文化を考えるための研究対象にもなります。

ゲームが好きな高校生にとっては、自分の興味を学問的な問いへと発展させるきっかけになるでしょう。

ゲームやデジタルメディアの文化的な意味について調べる高校生のイメージ

研究テーマ⑦ 日本・ドイツ・アメリカのゲーム文化を比較する

ゲーム研究とメディア比較研究を結びつけると、さまざまな問いが生まれます。

例えば、日本で制作されたゲームが、ドイツやアメリカでどのように受け止められているのかを考えることができます。

また、海外で制作されたゲームが、日本のプレイヤーにどのように受け入れられているのかを調べることもできます。

同じ作品であっても、言語や文化的な背景が異なることで、登場人物の印象や物語の理解が変わる可能性があります。

例えば、ゲームの中に登場する冗談や言葉遊びは、ほかの言語に翻訳する際に工夫が必要になることがあります。

また、登場人物の話し方や敬語表現なども、翻訳によって異なる印象を与える場合があります。

さらに、ゲームの宣伝方法や、ゲームに対する社会的な評価にも違いがみられることがあります。

日本、ドイツ、アメリカのゲーム文化を比較する際には、こうした言語や文化の違いに注目することができます。

ただし、これらはゲーム研究から考えられる一般的な研究テーマの例であり、佐藤助教が個別に取り組んでいる研究課題を示すものではありません。

ゲームを学問として研究するためには、作品を楽しむだけでなく、具体的な問いを立て、資料や事例をもとに分析することが重要です。


研究テーマ⑧ ゲームの翻訳とローカライズ

ゲーム研究と外国語の学びを結びつけるテーマの一つに、ゲームの翻訳やローカライズがあります。

ローカライズとは、ある国や地域で制作された作品やサービスを、別の国や地域の言語や文化に合わせて調整することです。

ゲームの場合、登場人物のセリフや説明文、メニュー画面などを翻訳する必要があります。

しかし、単語を別の言語に置き換えるだけでは、元の作品の意味や雰囲気が十分に伝わらない場合があります。

例えば、日本語のゲームでは、登場人物の一人称や敬語の使い方によって、性格や人間関係が表現されることがあります。

一方、ドイツ語や英語に翻訳する場合、同じような表現方法が使えるとは限りません。

そのため、翻訳者は、言葉の意味だけでなく、登場人物の性格や物語の状況などを考慮する必要があります。

また、文化的な背景を知らなければ理解しにくい表現について、説明を加えたり、別の表現に置き換えたりすることもあります。

このように、ゲームの翻訳やローカライズは、言語と文化の関係を考えるうえで興味深いテーマです。

ドイツ語を学ぶことで、日本語や英語とは異なる表現方法に触れ、ゲームやメディアの翻訳について新しい視点を持つことができるでしょう。


研究テーマ⑨ SNSや動画配信もメディア研究の対象になる

メディア研究の対象は、新聞やテレビだけではありません。

現在では、SNSや動画配信サービス、インターネット上のニュースサイトなども、情報を伝える重要なメディアになっています。

例えば、同じ出来事について、テレビニュースとSNSでは、情報の伝え方が異なる場合があります。

テレビニュースでは、取材や編集を経て情報が伝えられます。

一方、SNSでは、個人が自分の経験や意見を直接発信することができます。

また、動画配信サービスでは、映像や音声を使って、さまざまな情報や考え方を伝えることができます。

こうしたメディアには、それぞれ特徴があります。

例えば、SNSでは情報が短時間で広がる一方、誤った情報や十分に確認されていない情報が拡散されることもあります。

また、動画では、映像や音楽、編集方法によって、受け手が抱く印象が変わる場合があります。

メディア研究では、こうした特徴を理解し、情報がどのように作られ、広がり、受け止められているのかを考えることができます。

日常的にSNSや動画を利用している高校生にとっても、身近なテーマと言えるでしょう。


担当授業|基礎ドイツ語とドイツ語圏研究

佐藤助教の教員紹介資料では、次の科目が担当授業として紹介されています。

  • 基礎ドイツ語
  • ドイツ語圏研究

基礎ドイツ語では、ドイツ語を学ぶための基本的な知識や技能を身につけます。

ドイツ語には、日本語や英語とは異なる文法や発音の特徴があります。

例えば、名詞には文法上の性があり、冠詞や形容詞の形が変化することがあります。

また、文の種類によって動詞の位置が変わるなど、語順にも特徴があります。

こうしたドイツ語の仕組みを理解し、少しずつ使えるようになることが、大学での学びの基礎になります。

また、ドイツ語圏研究では、ドイツ語が使われている地域の社会や文化について学びます。

ドイツ語圏には、ドイツだけでなく、オーストリアやスイスなど、さまざまな地域があります。

それぞれの地域には、異なる歴史や社会的な背景があり、文化にも多様性があります。

ドイツ語圏研究を通して、言語を使う人々の社会や文化について理解を深めることができます。

なお、佐藤助教の研究分野にはメディア比較分析やゲーム研究が含まれていますが、これらを専門的に扱う科目を現在担当していると断定するものではありません。

担当科目や開講状況、具体的な授業内容は年度によって変更される場合があるため、最新のシラバスを確認してください。


ドイツ語を学ぶことがメディア研究につながる理由

メディア研究に関心がある高校生の中には、「ニュースやゲームを研究するのであれば、なぜドイツ語を学ぶ必要があるのだろう」と考える人もいるかもしれません。

確かに、日本語や英語で書かれた資料からも、海外のメディアについて多くの情報を得ることができます。

しかし、ドイツ語を学ぶことで、ドイツ語圏の新聞記事やニュース番組、インターネット上の情報などに直接触れる機会が広がります。

例えば、同じ国際ニュースについて、日本語の記事とドイツ語の記事を読み比べることができます。

その際、見出しや文章の構成、使われている言葉などに違いがあることに気づくかもしれません。

また、ドイツ語圏のゲームや映画、テレビ番組などを、原語で理解することもできます。

翻訳された作品だけでなく、元の言語に触れることで、表現の違いや文化的な背景について考えることができます。

さらに、ドイツ語を学ぶことは、ドイツ語圏の社会や文化について理解を深めることにもつながります。

メディアの情報を比較する際には、言語だけでなく、その情報が発信された社会の背景を理解することも重要です。

ドイツ語を学ぶことは、メディアを多角的に分析するための手段の一つになるのです。

大学でドイツ語のニュースやデジタルメディアを分析する学生のイメージ

高校生のうちからできるメディア比較の方法

佐藤助教の研究分野に関心がある高校生の皆さんは、普段のニュースやゲームをきっかけに、メディア比較に挑戦してみるとよいでしょう。

例えば、同じ国際ニュースについて、日本の新聞記事と海外の新聞記事を比較してみましょう。

その際、見出しや写真、記事の構成などに注目することができます。

また、ゲームに関心がある人は、日本で制作されたゲームが海外でどのように紹介されているのかを調べてみることもできます。

例えば、次のような問いを立てることができます。

  • 同じニュースが、日本とドイツではどのように報道されているのか
  • 新聞やテレビ、SNSでは、情報の伝え方にどのような違いがあるのか
  • ニュースの見出しや写真は、受け手の印象にどのような影響を与えるのか
  • 日本のゲームは、ドイツやアメリカでどのように受け止められているのか
  • ゲームの翻訳では、どのような文化的な違いが問題になるのか
  • 自分が普段見ている情報には、どのような偏りがあるのか

こうした問いを持つことで、身近なメディアを学問的な視点から考えることができます。

また、比較する際には、できるだけ同じ出来事や同じ時期の情報を使うことが重要です。

例えば、異なる時期に発表された記事を比較すると、報道内容の違いが文化や社会の違いによるものなのか、単に新しい情報が加わったためなのか判断しにくくなる場合があります。

さらに、一つの国につき一つのメディアだけを見て、その国全体の特徴だと結論づけないことも大切です。

複数の媒体を確認し、情報の背景を考えながら比較する姿勢が、メディア研究の基礎になります。


推薦入試を目指す高校生へ|ゲームやニュースへの関心を志望理由につなげよう

上智大学外国語学部ドイツ語学科の推薦入試を考えている皆さんは、ニュースやゲームへの関心を、大学で何を学びたいのかという問いと結びつけて考えてみましょう。

例えば、同じニュースが日本と海外で異なる伝え方をされていることに気づいた経験があるかもしれません。

その場合、どのような違いがあったのか、なぜその違いが生まれたのかを考えてみるとよいでしょう。

また、SNSで見た情報について、複数の情報源を確認した経験がある人もいるでしょう。

そのような経験から、情報を批判的に見ることの重要性について考えることができます。

さらに、ゲームやアニメ、映画などに関心がある人は、作品が海外でどのように受け止められているのかを調べてみましょう。

例えば、次のようなテーマが考えられます。

  • 日本とドイツでは、同じ国際ニュースがどのように報道されているのか
  • メディアの伝え方の違いは、受け手の理解にどのような影響を与えるのか
  • 日本のゲームは、ドイツ語圏でどのように受け止められているのか
  • ゲームの翻訳やローカライズには、どのような文化的な課題があるのか
  • ドイツ語を学ぶことで、海外のメディアをどのように深く理解できるのか

大切なのは、「ゲームが好き」「ニュースに興味がある」という気持ちを出発点にして、大学でどのような問題を探究したいのかを具体的に考えることです。

また、ドイツ語学科を志望する場合には、なぜドイツ語を学ぶ必要があるのかについても整理しておきましょう。

例えば、ドイツ語で書かれた新聞記事を読みたい、ドイツ語圏のメディア文化について調べたい、日本とドイツの情報の伝え方を比較したいといった目標が考えられます。

さらに、佐藤助教の研究分野に関心がある場合でも、ドイツ語学科全体の教育内容を理解しておくことが重要です。

なお、特定の教員の研究分野に関心を持つことが推薦入試で有利になるわけではありません。また、入学後に希望する科目を必ず履修できるとは限らないため、最新の学科案内やシラバスも確認しておきましょう。


まとめ|身近なメディアを比較することで社会が見えてくる

佐藤友紀子助教は、日本・ドイツ・アメリカのクロスカルチュラル・メディア比較分析、ゲーム研究、ドイツ語教育を専門とする教員です。

研究分野では、同じテーマの情報が地域ごとにどのように発信され、描写され、受け止められているのかという問題について考えます。

また、ゲームを娯楽としてだけでなく、文化や社会と関わるメディアとして研究する視点も持っています。

ニュースやゲーム、SNSなどは、私たちにとって身近な存在です。

しかし、その情報がどのように作られ、どのような背景のもとで伝えられているのかを考えることで、社会や文化について新しい発見が生まれます。

さらに、ドイツ語を学ぶことで、ドイツ語圏のニュースやメディアに直接触れ、日本語や英語の情報と比較する機会が広がります。

情報を相対的・批判的に見る力は、大学で研究する際だけでなく、日常生活の中で情報を判断するためにも役立ちます。

ニュースやSNSに関心がある方、ゲームを学問として考えてみたい方、日本と海外のメディア文化を比較したい方は、佐藤助教の研究分野をきっかけに、ドイツ語学科で学べる内容について調べてみてはいかがでしょうか。

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※本記事は、提供された記事案をもとに作成しています。教員の所属・職位・研究内容・担当科目などは変更される場合があります。受験を検討している方は、必ず上智大学公式サイトおよび対象年度の最新の入学試験要項をご確認ください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。