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上智大学 外国語学部 英語学科|英語で小説を書いてみない?カウフマン マーク准教授のクリエイティブ・ライティング

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。今回のテーマは、上智大学外国語学部英語学科のカウフマン マーク准教授についてご紹介します。

皆さんは、英語で自分だけの物語を書いてみたいと思ったことはありませんか。

英語の授業では、文法問題を解いたり、長文を読んだり、決められたテーマについて英作文を書いたりする機会が多いでしょう。

しかし、大学では英語を使って登場人物を生み出し、物語の世界をつくり、自分の考えや経験を作品として表現することもできます。

カウフマン マーク准教授は、現代小説やクリエイティブ・ライティング、物語技法などを専門とする研究者です。

英語で作品を読むだけでなく、自分自身で文章を書くことを通して、言語や文化、社会について考える学びを重視しています。

今回は、カウフマン准教授の研究内容や授業、ゼミの特色を通して、英語で「書くこと」の面白さをご紹介します。


カウフマン マーク准教授のプロフィール

カウフマン マーク准教授は、上智大学外国語学部英語学科に所属し、現代小説、クリエイティブ・ライティング、物語技法などを専門とする研究者です。

クリエイティブ・ライティングとは、小説や詩、戯曲、エッセイなどの文章を創作することを通して、表現方法や物語の構造を学ぶ分野です。

一般的な英作文では、文法的に正しい文章を書くことや、自分の意見をわかりやすく説明することが重視されます。

一方、クリエイティブ・ライティングでは、文章の正確さに加えて、読者にどのような印象を与えるか、登場人物をどのように描くか、物語をどのように展開するかといった点も重要になります。

カウフマン准教授の教育活動では、学生が自分自身の経験や社会への関心をもとに、創造的かつ批判的に考えることが重視されています。

英語を使って何かを表現したい人にとって、興味深い研究分野と言えるでしょう。

大学で英語の文章表現や文学について学ぶ学生

クリエイティブ・ライティングとは?英語で物語をつくる学び

クリエイティブ・ライティングでは、文章を書くことそのものを学びの中心に据えます。

例えば、ある人物が初めて知らない街を訪れる場面を書いてみるとしましょう。

その人物は、どのような景色を見て、何を感じるのでしょうか。

同じ出来事でも、登場人物の性格や過去の経験によって、描かれ方は大きく変わります。

明るく好奇心旺盛な人物であれば、新しい街の風景に心を躍らせるかもしれません。

一方、不安を抱えている人物であれば、同じ街の風景が冷たく感じられることもあるでしょう。

このように、物語を書く際には、出来事そのものだけでなく、誰の視点から描くのかが重要になります。

また、読者にすべてを説明するのではなく、登場人物の行動や会話を通して気持ちを伝える方法もあります。

クリエイティブ・ライティングでは、こうした表現方法を学びながら、自分の文章を何度も見直し、作品として完成させていきます。

英語で物語を書くことは、語彙や文法を使う練習であると同時に、言葉によって世界をどのように表現するかを考える活動でもあります。


研究テーマ① 物語の「語り方」で意味は変わる?

カウフマン准教授の専門分野の一つが、物語技法です。

物語技法とは、作家が物語を読者に伝えるために用いる、さまざまな表現方法のことです。

その中でも重要なのが、語りの視点です。

例えば、英語で小説を書く場合、「I」を使って主人公自身が語る方法があります。

このような一人称の語りでは、主人公の気持ちや考えを直接表現しやすい一方で、主人公が知らない出来事は説明しにくいことがあります。

一方、「he」や「she」などを使った三人称の語りでは、登場人物を外側から描くことができます。

ただし、三人称であっても、特定の人物の視点に限定するのか、複数の人物の内面を描くのかによって、物語の印象は変わります。

このように、同じ出来事でも語り方を変えることで、読者が受け取る意味が異なることがあります。

物語を読む際に、何が書かれているかだけでなく、どのように書かれているかを考えることが、文学研究の重要な視点です。


研究テーマ② 現代小説から社会の問題を考える

カウフマン准教授の教育活動では、現代社会の問題を文学作品と結びつけて考えることも重視されています。

提供された教員紹介資料では、文化、移民、同化、平等などが授業で扱うテーマとして挙げられています。

例えば、異なる文化を持つ人々が同じ社会で暮らすとき、言語や生活習慣の違いによって、さまざまな課題が生まれることがあります。

そのような経験を描いた小説では、社会制度や歴史的な背景だけでなく、登場人物が感じる戸惑いや葛藤にも目を向けることができます。

また、物語の中で異なる立場の人物が描かれることで、自分とは違う経験を持つ人の視点について考えるきっかけが生まれます。

もちろん、小説に描かれた出来事が、現実社会のすべてを代表しているわけではありません。

しかし、文学作品を通して個人の経験に触れることは、社会的な問題を具体的に考える一つの方法になります。

カウフマン准教授の授業では、物語を読むことと、自分自身で文章を書くことの両方を通して、社会や他者について考えることが重視されています。

英語の文章を読みながら自分の考えを深める高校生

研究テーマ③ 書くことは自分自身を理解することにつながる

文章を書くときには、自分が何を考え、何を伝えたいのかを整理する必要があります。

例えば、学校生活で印象に残っている出来事をエッセイにするとしましょう。

出来事を時系列に並べるだけでは、読み手に伝わりにくい場合があります。

その経験のどの部分が自分にとって重要だったのか、なぜ印象に残っているのかを考えることで、文章の中心となるテーマが見えてきます。

また、フィクションを書く場合でも、自分自身が関心を持っている問題や価値観が、登場人物の行動や物語の展開に反映されることがあります。

書いた文章を読み返すことで、自分では気づいていなかった考え方に気づくこともあるでしょう。

カウフマン准教授の教育活動では、学生が自分の経験について創造的かつ批判的に考え、社会の中での自分の立場について理解を深めることが目指されています。

書くことは、考えを伝える手段であると同時に、自分の考えを発見するための方法にもなるのです。


担当授業|英作文から現代文学、創作まで

カウフマン准教授の教員紹介資料では、英作文や英語圏の文化、クリエイティブ・ライティング、現代文学などに関する科目が紹介されています。

主な科目として、次のようなものが挙げられます。

  • English Composition A-1/A-2
  • Cultures of the English Speaking World 1 & 2
  • Creative Writing
  • North American Creative Studies(Seminar)
  • Global Studies(Issues of Contemporary Literature)

English Compositionでは、英語で文章を書くための基礎的な力を高めます。

また、英語圏の文化や現代文学に関する授業では、文学作品や文化的な背景について理解を深めることができます。

Creative Writingでは、英語を使った創作活動に取り組み、物語の構成や表現方法について考えます。

英語を正確に書くことと、英語で自分の考えや物語を表現することの両方を学べる点が特徴です。

なお、担当科目や開講状況は年度によって変更される場合があります。最新の履修情報を確認してください。


カウフマンゼミの特色|英語で創作作品を完成させる

カウフマン准教授のゼミは、実践的な創作活動を重視するゼミとして紹介されています。

学生は、自分自身で創作作品を制作するほか、アメリカの作家やアーティストがどのように作品を生み出しているのかを研究することもできます。

創作プロジェクトとして扱われるジャンルには、次のようなものがあります。

  • 短編小説や長編小説などのフィクション
  • エッセイや回想録などのノンフィクション
  • 戯曲
  • 詩集

例えば、小説を書く場合には、登場人物や舞台設定、物語の展開などを考える必要があります。

エッセイや回想録では、自分自身の経験をどのように文章として構成するかが重要になります。

また、戯曲では登場人物の会話や舞台上での動き、詩では言葉の響きやリズムなど、ジャンルによって重視される表現方法が異なります。

こうした違いを学びながら、自分が表現したい内容に適した形式を考えていきます。

作品を完成させるためには、最初に書いた文章をそのまま提出するのではなく、構成や表現を見直し、推敲を重ねることも重要です。

英語で長い文章を書くことには難しさもありますが、その過程を通して、言語を使って考えを表現する力を深めることができます。


作家の「声」とは?自分らしい文章を探す

カウフマン准教授のゼミでは、作家が自分自身の「声」をどのように見つけ、育てていくのかについても考えます。

ここでいう「声」とは、実際に発する音声のことではありません。

文章の語り方や言葉の選び方、物事の捉え方などに表れる、作家ならではの表現の特徴を指します。

例えば、同じ風景を描写するときでも、短い文章を重ねる作家もいれば、細かな情景を長い文章で描く作家もいます。

また、登場人物の気持ちを直接説明する方法もあれば、会話や行動を通して間接的に表現する方法もあります。

こうした表現の違いを意識することで、作家がどのような効果を生み出そうとしているのかを考えられます。

自分で文章を書く場合にも、好きな作家の表現を参考にしながら、自分に合った語り方を探していくことができます。

クリエイティブ・ライティングは、単に英語で正しい文章を書くことではなく、自分が伝えたい内容にふさわしい表現を考える学びでもあります。

大学で英語の創作や文章表現について研究する学生

高校英語とのつながり|英作文を創作へ発展させよう

高校で英作文を勉強するとき、指定されたテーマについて自分の意見を書くことがあるでしょう。

その経験は、大学でのクリエイティブ・ライティングにもつながっています。

例えば、「忘れられない経験」というテーマで英作文を書く場合、出来事を説明するだけでなく、その場面の様子や自分の気持ちを具体的に描写してみることができます。

また、英語の小説を読む際には、物語の内容だけでなく、作家がどのような表現を使っているのかに注目してみましょう。

登場人物の会話が多い作品もあれば、風景や心理描写が中心となる作品もあります。

その違いを考えることで、英語による表現の幅広さを知ることができます。

最初から長い小説を書く必要はありません。

短い場面を英語で描写したり、好きな物語の続きを考えたりすることも、創作への入り口になります。

普段の英語学習で身につけた語彙や文法を、自分の考えや物語を表現するために使ってみることが大切です。


推薦入試を目指す高校生へ|書くことへの関心を学びにつなげよう

上智大学外国語学部英語学科の推薦入試を考えている皆さんは、英語で文章を書くことへの関心を、大学で何を学びたいのかという問いと結びつけてみましょう。

例えば、小説や詩を書いた経験がある人は、どのようなテーマを表現しようとしたのかを振り返ることができます。

また、英語の小説を読んで、登場人物の語り方や文章の表現に興味を持った経験があるかもしれません。

その場合、なぜその表現が印象に残ったのか、作家がどのような技法を使っているのかを調べてみるとよいでしょう。

さらに、移民や文化の違い、平等などの社会的な問題に関心がある人は、文学作品がそうした問題をどのように描いているのかを考えることもできます。

大切なのは、「書くことが好き」という気持ちだけで終わらせず、英語で書くことを通して何を表現し、何を考えたいのかを具体的にすることです。

教員の研究内容を知ることは、英語学科で学べる分野を理解するための一つの方法です。ただし、特定の教員に関心を持つことが推薦入試で有利になるわけではなく、入学後に必ずその教員のゼミに所属できるとも限りません。


まとめ|英語で自分だけの物語を表現する

カウフマン マーク准教授は、現代小説やクリエイティブ・ライティング、物語技法などを専門とし、英語で文章を書くことを通して、言語や文化、社会について考える学びを重視しています。

クリエイティブ・ライティングでは、小説やエッセイ、戯曲、詩など、さまざまな形式で自分の考えや経験を表現することができます。

また、物語の語り方や文章の構成を考えることは、英語の表現力を高めるだけでなく、自分自身や他者への理解を深めることにもつながります。

英語で物語を書いてみたい方や、文学作品の表現方法に関心がある方は、カウフマン准教授の研究をきっかけに、クリエイティブ・ライティングという分野について調べてみてはいかがでしょうか。

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※本記事は、提供された記事案をもとに作成しています。教員の所属・職位・研究内容・担当科目・ゼミの活動内容などは変更される場合があります。受験を検討している方は、必ず上智大学公式サイトおよび対象年度の最新の入学試験要項をご確認ください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。