上智大学外国語学部英語学科で学ぶ学問と社会のつながりとは?推薦入試に向けて考えたい視点

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学外国語学部英語学科で学ぶ学問と社会のつながりとは?」です。

英語学科と聞くと、「英語を話せるようになる場所」「英語力を高める学科」というイメージを持つ人も多いかもしれません。

もちろん英語力は大切です。

しかし、上智大学外国語学部英語学科での学びは、英語そのものを学ぶだけではありません。

英語を通して、人間、文化、社会、国際関係、メディア、教育などを理解していく学問です。

今回は、英語学科の学びがどのように社会とつながっているのかを、高校生にもわかりやすく解説します。


英語は社会とつながる言葉

英語は世界中で使われている言語の一つです。

ビジネス、観光、教育、研究、外交、インターネットなど、さまざまな場面で使われています。

そのため、英語を学ぶことは、単に外国語を身につけることではありません。

世界の人々がどのように考え、どのように情報を発信し、どのように社会を動かしているのかを知ることにもつながります。

たとえば、同じ国際ニュースでも、日本語で読む場合と英語で読む場合では、使われる表現や強調される点が異なることがあります。

その違いに気づくことで、情報を多面的に見る力が育ちます。


異文化理解は社会で必要とされる力

現代社会では、異なる文化や価値観を持つ人と関わる機会が増えています。

学校、職場、地域社会、オンライン上など、さまざまな場面で多様な背景を持つ人と出会います。

そこで必要になるのが、相手を理解しようとする姿勢です。

英語学科では、言語だけでなく、文化や歴史、価値観の違いについても学びます。

たとえば、ある国では直接的な表現が好まれ、別の国では遠回しな表現が大切にされることがあります。

こうした違いを知ることで、ただ英語を話すだけでなく、相手の背景を考えながらコミュニケーションを取る力が身につきます。

これは国際的な仕事だけでなく、日本国内の学校や企業でも役立つ力です。


英語学科の学びはメディアや情報にも関係する

今の社会では、SNSやニュースサイトを通して世界中の情報に触れることができます。

その中には英語で発信される情報も多くあります。

英語を学ぶことで、海外のニュースや論説、研究資料に直接触れることができます。

ただし、情報を読めるだけでは十分ではありません。

誰が、どの立場から、どのような言葉で発信しているのかを考えることが大切です。

たとえば、同じ出来事でも、国やメディアによって表現の仕方が異なることがあります。

その違いを分析することは、社会を理解する力につながります。

英語学科での学びは、情報があふれる時代に必要な読み解く力とも深く関係しています。


文学や文化研究も社会を理解する手がかりになる

英語学科では、英語圏の文学や文化について学ぶこともあります。

文学と聞くと、社会とは少し離れたものに感じるかもしれません。

しかし、小説や映画、詩、演劇には、その時代の人々の悩みや価値観、社会の問題が表れています。

たとえば、移民をテーマにした小説を読むことで、多文化社会で生きる人々の葛藤を知ることができます。

戦争や差別を扱った作品からは、歴史の中で人間がどのように傷つき、どのように希望を見つけてきたのかを考えることができます。

文学や文化を学ぶことは、単に作品を読むことではありません。

人間や社会を深く理解するための大切な方法です。


英語を学ぶことは将来の選択肢を広げる

英語学科での学びは、将来のさまざまな分野につながります。

たとえば、教育、出版、メディア、観光、航空、商社、国際協力、翻訳、通訳、IT、行政など、英語や異文化理解が活かされる場面は多くあります。

ただし、英語学科で学ぶ意味は「英語を使う仕事に就くため」だけではありません。

物事を多面的に見る力、異なる価値観を受け止める力、自分の考えを相手に伝える力は、どの分野でも必要とされます。

大学での学びは、職業に直結する知識だけでなく、社会で人と関わりながら考え続ける力を育てるものでもあります。


推薦入試では学問と社会をつなげる視点が大切

推薦入試の出願書類や面接で問われる志望理由では、「英語を学びたい」という気持ちに加えて、その学びを社会とどうつなげて考えているかも大切です。

たとえば、「英語を使って国際的に活躍したい」だけでは少し広すぎます。

そこから一歩進めて、どのような社会課題に関心があるのか、どのような人と関わりたいのか、どのようなコミュニケーションを支えたいのかを考えてみましょう。

推薦入試で評価されるのは、知識量だけではありません。

問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢です。

学問と社会のつながりを考えることは、その力を育てる大切な練習になります。


身近な社会の中にも学びの入口がある

学問と社会のつながりは、遠い世界の話だけではありません。

学校生活の中にも、英語学科の学びにつながる場面はたくさんあります。

たとえば、クラスに異なる背景を持つ友人がいる場合、言葉の使い方や価値観の違いに気づくことがあります。

文化祭で外国人向けの案内を考える経験も、異文化コミュニケーションの一つです。

SNSで海外の投稿を見て、日本との考え方の違いに気づくこともあります。

このように、身近な経験を学問的な問いにつなげることが、推薦入試の準備にもつながります。


まとめ

上智大学外国語学部英語学科で学ぶ学問は、社会と深くつながっています。

英語を学ぶことは、言葉を身につけるだけでなく、人間、文化、社会、情報、国際関係を理解することでもあります。

英語学科で身につく多面的な視点や他者理解、対話姿勢は、これからの社会で大切な力になります。

推薦入試でも、完璧な答えを持っていることより、自分なりの問いを持ち、考え続ける姿勢が見られます。

まずは、普段触れているニュース、映画、音楽、学校生活の中から、「なぜだろう」と思うことを探してみてください。

そこから、英語学科で深めたい学びが見えてくるかもしれません。

自分でも考えてみよう、英語学科についてもっと知りたい、自分の興味を深めてみたい。

そう思えたなら、その気づきが次の一歩になります。

もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。