上智大学文学部史学科|多様性の書き方
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「多様性の書き方」です。
上智大学文学部史学科の推薦入試を目指している人の中には、「多様性について書いてくださいと言われても何を書けばよいのか分からない」と感じている人もいるのではないでしょうか。
近年、多様性という言葉を耳にする機会は増えています。
学校の授業やニュースでもよく取り上げられています。
しかし、多様性という言葉は広く使われる一方で、その意味を自分の言葉で説明するのは意外と難しいものです。
上智大学は国際性や他者理解を大切にする大学です。
そのため推薦入試でも、多様性に対する考え方が間接的に問われることがあります。
今回は、史学科を志望する人が多様性についてどのように考え、どのように表現していけばよいのかをお話しします。
多様性とは「違いがあること」だけではない
多様性という言葉を聞くと、国籍や文化の違いを思い浮かべる人が多いかもしれません。
もちろん、それも大切な要素です。
しかし、多様性はそれだけではありません。
考え方の違い。
価値観の違い。
育った環境の違い。
経験の違い。
私たちは日常生活の中で、さまざまな違いを持つ人たちと関わっています。
つまり、多様性とは特別なものではなく、身近なところに存在しているものなのです。
推薦入試で大切なのも、「多様性という言葉を知っていること」ではなく、「違いとどう向き合ってきたか」です。
史学科の学びと多様性の関係
史学科は、多様性を考えることと非常に相性の良い学科です。
なぜなら、歴史を学ぶことは異なる時代や異なる価値観を理解することだからです。
現代の私たちから見ると不思議に感じる考え方もあります。
しかし、その時代にはその時代なりの背景がありました。
歴史研究では、「昔の人は間違っていた」と単純に判断するのではなく、「なぜそのように考えたのか」を理解しようとします。
これは他者理解の姿勢そのものです。
だからこそ、史学科では多様な価値観に触れながら学びを深めていくことになります。
自分の経験から考えてみる
多様性について書くとき、多くの人が大きなテーマを探そうとします。
しかし実際には、自分の経験から考える方が説得力は増します。
例えば部活動。
クラス活動。
学校行事。
アルバイトやボランティア。
その中で、自分とは異なる考え方を持つ人と関わった経験はないでしょうか。
最初は理解できなかったこと。
話し合いを通して考え方が変わったこと。
そうした経験は、多様性について考える大切な材料になります。
推薦入試では、抽象的な理想論よりも、自分自身の経験に基づいた考えの方が伝わりやすいのです。
「理解する」と「同意する」は違う
多様性について考えるときに大切なのは、「理解すること」と「同意すること」は違うということです。
相手の考え方に賛成できないこともあります。
価値観が異なることもあります。
しかし、そのときに「なぜその人はそう考えるのだろう」と考えることが重要です。
史学科の学びでも、さまざまな時代や文化に触れます。
自分とは異なる価値観に出会うこともあります。
そのときに必要なのは、すぐに判断することではなく、理解しようとする姿勢です。
推薦入試でも、このような他者理解の姿勢は評価されるポイントの一つです。
多面的な視点を持つことが大切
歴史を学ぶと、一つの出来事にもさまざまな見方があることが分かります。
例えば同じ歴史上の出来事でも、立場によって評価が変わることがあります。
ある人にとっては成功でも、別の人にとっては困難だったかもしれません。
そのため史学科では、一つの視点だけでなく、多面的に考えることが求められます。
多様性について書くときも同じです。
自分の考えだけではなく、異なる立場にも目を向けてみましょう。
その視点があるだけで、文章や面接での受け答えは大きく変わります。
推薦入試で見られる多様性への姿勢
上智大学文学部史学科の推薦入試では、多様性に関する知識テストが行われるわけではありません。
しかし、面接や提出書類を通して、その人の考え方は伝わります。
他者の意見に耳を傾けられるか。
異なる価値観を理解しようとしているか。
一つの正解に固執していないか。
こうした部分は、学びへの姿勢として見られています。
推薦入試で評価されるのは知識量ではありません。
問いを持つ姿勢や思考の深さ、そして他者理解や対話姿勢です。
多様性を考えることは、それらの力にもつながっています。
大学で出会う多様な価値観
大学にはさまざまな背景を持つ人が集まります。
高校までとは異なる環境で学ぶことになります。
興味関心も違います。
将来の目標も違います。
だからこそ、多様な人と対話する機会が増えます。
史学科でも、異なる視点を持つ仲間と議論することが学びにつながります。
推薦入試で多様性への理解が重視される背景には、こうした大学での学びがあります。
大学は知識を得るだけでなく、多様な価値観と出会う場所でもあるのです。
最後に
多様性について書くときに大切なのは、立派な言葉を並べることではありません。
自分の経験を振り返ること。
違いとどう向き合ってきたかを考えること。
そして、異なる価値観を理解しようとする姿勢を持つことです。
上智大学文学部史学科の推薦入試でも、そのような考え方は大切にされています。
歴史を学ぶことは、人間や社会を理解することです。
そして、人間や社会を理解するためには、多様な視点に目を向けることが欠かせません。
ぜひ、自分のこれまでの経験を振り返りながら、多様性について考えてみてください。
その時間が、史学科での学びや推薦入試の準備につながっていくはずです。
もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。
KOSSUN教育ラボでは、上智大学の推薦入試対策に特化した
上智大学合格プロジェクト
を完全定員制(先着10名限定)にて設け、専門性の高い個別サポートを行っています。
限られた時間の中でも本気で上智大学合格を掴み取りたい方は、今すぐ 無料個別相談会 にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


