こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学神学部神学科の推薦型選抜|面接で聞かれやすい質問とは」です。


神学科の面接では何を見られるのか

上智大学神学部神学科の推薦型選抜では、提出書類だけでなく、面接も大切な評価の場になります。

面接と聞くと、

「難しい宗教の知識を聞かれるのではないか」
「正しい答えを言わなければいけないのではないか」

と不安に感じる人もいるかもしれません。

しかし、神学科の面接で大切なのは、専門知識の量だけではありません。

むしろ見られているのは、どのような問いを持ち、どのように考えようとしているかです。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。

問いに向き合い、考え続けられる人かどうかを見ている試験です。


なぜ神学部神学科を志望したのですか

面接でまず聞かれやすいのが、神学部神学科を志望した理由です。

ここで大切なのは、

「宗教に興味があります」

だけで終わらせないことです。

面接官が知りたいのは、なぜその関心を持ったのか、どんな経験や疑問が背景にあるのかという部分です。

例えば、学校生活の中で価値観の違いに悩んだ経験や、ニュースを見て宗教と社会の関係に関心を持った経験なども、神学につながるきっかけになります。

「なぜそう思ったのか」を自分の言葉で話せるようにしておくことが大切です。


関心のあるテーマはありますか

神学科の面接では、関心のあるテーマについて聞かれることもあります。

例えば、次のような質問です。

  • 神学のどのような分野に関心がありますか
  • 最近考えている社会問題はありますか
  • 人間や社会について、どんな疑問を持っていますか

ここで重要なのは、難しいテーマを選ぶことではありません。

大切なのは、そのテーマをなぜ考えたいと思ったのかです。

例えば、

「多様な価値観が共存する社会では、他者理解がどのように成り立つのかを考えたい」

というように、自分の問題意識が見えると伝わりやすくなります。


その問題についてどう考えていますか

面接では、答えた内容についてさらに深く聞かれることがあります。

例えば、

  • なぜそう考えたのですか
  • 別の立場から見るとどう考えられますか
  • その問題を大学でどのように深めたいですか

といった質問です。

このような質問は、正解を試すためだけのものではありません。

むしろ、考えの深め方や、別の視点を持てるかを見ています。

神学では、自分の考えを持つことと同時に、他者の考えを理解しようとする姿勢も大切です。


社会の問題についてどう考えますか

神学は、社会と深くつながる学問です。

そのため面接では、社会の問題について聞かれることもあります。

例えば、

  • 宗教と社会の関係についてどう考えますか
  • 価値観の違いをどう受け止めますか
  • 多様な文化が共存する社会についてどう思いますか
  • 人が他者を支えることには、どのような意味があると思いますか

こうした質問では、知識の量よりも考え方が大切です。

一つの意見だけで決めつけるのではなく、さまざまな立場から考えようとする姿勢が求められます。


高校生活で印象に残っている経験はありますか

面接では、高校生活について聞かれることもあります。

ここで大切なのは、特別な実績を話すことではありません。

部活動、学校行事、探究活動、友人との関わりなど、身近な経験でも十分です。

重要なのは、その経験から何を考えたかです。

例えば、部活動で意見が分かれた経験から、

「人によって大切にしている価値観が違うことに気づいた」

と話すことができれば、神学科の学びにもつながります。


面接で大切なのは対話の姿勢

神学科の面接では、完璧な答えを暗記する必要はありません。

むしろ大切なのは、質問を丁寧に聞き、自分の考えを自分の言葉で伝えることです。

また、すぐに答えが出ない質問をされたときも、焦る必要はありません。

「少し考えながらお話ししてもよろしいでしょうか」

と落ち着いて伝え、自分なりに考える姿勢を見せることも大切です。

神学の学びは、対話を通して深まっていきます。

面接でも、その対話の姿勢が見られていると考えてみてください。


上智大学神学部神学科を目指すあなたへ

神学部神学科の面接では、特別な宗教知識だけが求められているわけではありません。

大切なのは、

  • どんな問いを持っているか
  • なぜその問いに関心を持ったのか
  • 他者の視点を理解しようとしているか
  • 考え続ける姿勢があるか

です。

面接は、自分の考えを一方的に発表する場ではなく、大学との対話の場でもあります。

自分の疑問や関心を、少しずつ言葉にしてみてください。

その準備が、面接で落ち着いて話す力につながっていきます。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。