上智大学外国語学部イスパニア語学科の推薦入試で考える多様性の書き方
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、
「上智大学外国語学部イスパニア語学科の推薦入試で考える多様性の書き方」です。
多様性という言葉をどう書けばよいのか
推薦入試の準備をしていると、「多様性」という言葉を目にする機会が増えます。
上智大学は国際性や多様な価値観を大切にしている大学として知られており、外国語学部イスパニア語学科でも異文化理解は重要なテーマです。
そのため、提出書類や面接で問われる志望理由の中で、多様性について触れたいと考える高校生も多いでしょう。
しかし実際には、「多様性を大切にしたいです」という言葉だけでは十分に伝わりません。
なぜなら、多様性は単なるキーワードではなく、一人ひとりの経験や考え方と結びついて初めて意味を持つものだからです。
大学が知りたいのは、多様性という言葉を知っているかどうかではありません。
その人がどのように他者と向き合い、どのように考えてきたかです。
多様性とは「違いがあること」だけではない
多様性というと、国籍や言語の違いを思い浮かべる人が多いかもしれません。
もちろんそれも大切な要素です。
しかし、多様性はもっと身近なところにもあります。
例えば同じクラスの友人でも考え方は違います。
部活動の仲間でも価値観は違います。
家族の中でも意見が分かれることがあります。
つまり多様性とは、「自分と違う考え方や背景を持つ人が存在すること」と考えることができます。
イスパニア語学科で学ぶ異文化理解も、実はこの考え方とつながっています。
外国の文化を学ぶことは、自分とは異なる価値観を理解しようとすることでもあるのです。
多様性を書くなら自分の経験と結びつけよう
推薦入試で多様性について書くときに大切なのは、自分自身の経験と結びつけることです。
例えば、「多様性を大切にしたいと思っています」と書くだけでは少し抽象的です。
そこで、自分が実際に経験した出来事を振り返ってみましょう。
文化祭の準備で意見が対立した経験。
部活動で考え方の違う仲間と協力した経験。
探究活動で自分とは異なる意見に触れた経験。
そうした出来事を通して何を感じたのか。
どのように考えが変わったのか。
そこまで書くことで、自分らしい内容になります。
大学は理想論ではなく、その人自身の経験から生まれた考えを知りたいのです。
異文化理解と多様性は深くつながっている
上智大学外国語学部イスパニア語学科では、スペイン語圏の文化や社会について学びます。
スペイン語圏といっても、一つの文化ではありません。
スペインとメキシコでは歴史も文化も異なります。
アルゼンチンやペルーもそれぞれ特徴があります。
同じ言語を使っていても、多様な価値観や生活様式が存在しています。
そのため、イスパニア語学科で学ぶことは、多様性そのものを学ぶこととも言えます。
「相手を理解するためには何が必要なのだろう」
「自分の価値観だけで判断していないだろうか」
そうした問いを持つことが、多様性を考える第一歩になります。
多様性を「受け入れる」だけでは足りない
多様性について語るとき、「違いを受け入れることが大切です」という表現がよく使われます。
もちろんその考え方は大切です。
しかし大学で求められるのは、もう一歩深い視点です。
例えば、なぜ人によって価値観が違うのか。
その背景にはどのような文化や経験があるのか。
違いがあることでどのような課題や可能性が生まれるのか。
こうしたことを考える姿勢が重要になります。
単に「仲良くしましょう」という話ではなく、違いを理解するために考え続けることが大切なのです。
推薦入試でも、そのような思考の深さは評価につながります。
多様性を書くときの注意点
多様性について書く際に気を付けたいこともあります。
それは、「自分は多様性を理解しています」と断言しすぎないことです。
実際には、誰もが完全に他者を理解できるわけではありません。
だからこそ大切なのは、「理解しようとする姿勢」です。
例えば、「異なる考え方に触れた経験から、自分の視野の狭さに気づきました」といった内容は自然です。
また、「今後さらにさまざまな価値観について学びたいです」という表現も大学での学びにつながります。
完璧な理解者であることを示す必要はありません。
学び続ける姿勢を示すことが大切です。
推薦入試で見られるのは対話する力
推薦入試では、多様性そのものよりも、多様性に向き合う姿勢が見られています。
問いを持つ姿勢。
思考の深さ。
多面的な視点。
他者理解。
対話姿勢。
これらはイスパニア語学科で重視される力でもあります。
例えば面接でも、自分と違う考え方についてどう思うかを問われることがあります。
その際に大切なのは、自分の意見を押し通すことではありません。
相手の考えを理解しようとしながら、自分の考えも伝えることです。
大学はそのような対話ができる人を求めています。
多様性は大学での学びにつながるテーマ
イスパニア語学科で学ぶ中では、多様性に関するテーマと数多く出会います。
文化の違い。
歴史の違い。
社会制度の違い。
言語の違い。
価値観の違い。
そのような違いに触れるたびに、自分自身の考え方も広がっていきます。
だからこそ推薦入試の段階でも、「違いを知りたい」「理解を深めたい」という姿勢は大きな強みになります。
大学は知識を増やす場所であると同時に、自分の視野を広げる場所でもあるのです。
まとめ|多様性は他者を理解しようとする姿勢から始まる
上智大学外国語学部イスパニア語学科の推薦入試で多様性について書く場合、大切なのは難しい言葉を並べることではありません。
自分の経験を振り返り、他者との関わりの中で何を学んだのかを考えることです。
多様性とは、単に違いがあることではありません。
違いを理解しようとする姿勢であり、対話を続けようとする姿勢です。
推薦入試で評価されるのも、まさにそのような力です。
問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢。
これらは大学での学びにもつながっています。
ぜひ日常生活の中で出会うさまざまな価値観に目を向けながら、「なぜそう考えるのだろう」と考えてみてください。
その積み重ねが、自分らしい学びや志望理由につながっていくはずです。
もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。
KOSSUN教育ラボでは、上智大学の推薦入試対策に特化した
上智大学合格プロジェクト
を完全定員制(先着10名限定)にて設け、専門性の高い個別サポートを行っています。
限られた時間の中でも本気で上智大学合格を掴み取りたい方は、今すぐ 無料個別相談会 にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。

