上智大学外国語学部イスパニア語学科を目指す人へ|探究活動をどう深めるか
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、
「上智大学外国語学部イスパニア語学科を目指す人の探究活動をどう深めるか」です。
探究活動はテーマを決めて終わりではない
推薦入試を考えている高校生からよく聞く相談の一つに、「探究テーマは決まったけれど、その先が分からない」というものがあります。
確かにテーマを決めることは大切です。
しかし、大学が見ているのはテーマそのものではありません。
そのテーマについてどのように考え、どのように学びを深めてきたかです。
例えば、「観光について調べました」というだけでは探究活動としてはまだ入口です。
なぜそのテーマに興味を持ったのか。
調べる中でどんな疑問が生まれたのか。
考えはどのように変化したのか。
こうした過程こそが探究活動の本質です。
上智大学外国語学部イスパニア語学科でも、単なる知識ではなく、自ら問いを持ち続ける姿勢が大切にされています。
「調べる」から「考える」へ進もう
探究活動が途中で止まってしまう人の多くは、「調べる」で終わってしまっています。
例えばスペインについて調べたとします。
人口や観光地、文化や歴史をまとめることはできます。
しかし、それだけでは調査レポートに近いものになってしまいます。
大学で求められるのは、その情報をもとに考えることです。
なぜその文化が生まれたのか。
なぜ日本と違うのか。
その背景にはどのような歴史があるのか。
こうした問いを重ねることで、探究は一段深くなります。
高校までは知識を増やす学習が中心ですが、大学では知識を使って考える学びが増えていきます。
探究活動は、その練習でもあるのです。
一つの視点だけで終わらないことが大切
探究活動を深めるためには、多面的な視点を持つことも重要です。
例えば観光をテーマにした場合、「観光客が増えるのは良いことだ」という考え方があります。
しかし一方で、環境への負担や地域住民への影響を心配する意見もあります。
どちらか一方だけを見るのではなく、さまざまな立場から考えることが大切です。
イスパニア語学科で学ぶ異文化理解も同じです。
自分の考えだけでなく、異なる立場や価値観を理解しようとする姿勢が求められます。
推薦入試でも、多面的な視点を持てる人は高く評価される傾向があります。
それは大学での学びとの相性が良いからです。
人に話を聞いてみることも探究になる
探究活動というと、本やインターネットで調べることばかりを想像する人もいるかもしれません。
しかし、実際には人に話を聞くことも大切な学びです。
例えば外国人の先生。
留学生。
海外経験のある知人。
地域で活動している人。
そうした人たちの話を聞くことで、新しい視点に出会うことがあります。
例えばニュースで見ていた内容と、実際にその国で暮らした人の感覚が違うこともあります。
そうした発見は、探究活動を深める大きなきっかけになります。
大学での学びも、本や論文だけではなく、人との対話によって広がっていきます。
答えを出すことより問いを増やすことが大切
高校生はどうしても「結論を出さなければ」と考えがちです。
しかし大学の学びでは、必ずしも明確な答えが出るとは限りません。
むしろ調べれば調べるほど、新しい疑問が生まれることもあります。
例えば移民問題について調べていたら、教育や雇用の問題にも興味が広がるかもしれません。
観光について調べていたら、文化保護の問題に関心が向くこともあります。
それは決して失敗ではありません。
むしろ学びが深まっている証拠です。
推薦入試でも、「完璧な答えを持っています」という人より、「調べる中で新しい疑問が生まれました」と話せる人の方が、学び続ける姿勢が伝わることがあります。
大学は考え続ける人を求めているのです。
イスパニア語学科とつながる探究とは
イスパニア語学科を目指す場合、スペイン語圏や国際社会に関連するテーマはもちろん相性が良いです。
例えば次のようなテーマがあります。
- 多文化共生
- 移民問題
- 観光と地域社会
- 教育制度の違い
- スポーツと文化
- 言語とコミュニケーション
- SNSと国際交流
ただし、テーマそのものよりも大切なのは、自分とのつながりです。
なぜそのテーマに興味を持ったのか。
何を知りたいと思ったのか。
そこに自分自身の問いがあることが重要です。
興味の出発点は、サッカーでも映画でも旅行でも構いません。
自分の関心からスタートすることで、探究は自然と深まっていきます。
推薦入試で見られるのは探究の過程
推薦入試では、探究活動の成果だけが見られるわけではありません。
むしろ重要なのは過程です。
どのような疑問を持ったのか。
どのように調べたのか。
どのような壁にぶつかったのか。
何を学んだのか。
そして今どのように考えているのか。
こうした部分が評価につながります。
推薦入試で重視されるのは知識量だけではありません。
問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢などです。
探究活動は、それらを自然に示すことができる機会でもあります。
まとめ|探究を深めることは自分を知ること
探究活動を深めるために最も大切なのは、自分の疑問を大切にすることです。
調べるだけで終わらず考える。
一つの視点だけでなく複数の視点を持つ。
人の話を聞いてみる。
新しい問いを見つける。
そうした積み重ねによって探究は深まっていきます。
上智大学外国語学部イスパニア語学科で求められる力も、まさにそのような学びの姿勢です。
推薦入試は完璧な人を選ぶ試験ではありません。
考え続けられる人を見つける試験です。
ぜひ探究活動を通して、自分自身の興味や価値観を深めてみてください。
その過程で得られた気づきは、大学での学びにも、将来の進路にもつながっていくはずです。
もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。
KOSSUN教育ラボでは、上智大学の推薦入試対策に特化した
上智大学合格プロジェクト
を完全定員制(先着10名限定)にて設け、専門性の高い個別サポートを行っています。
限られた時間の中でも本気で上智大学合格を掴み取りたい方は、今すぐ 無料個別相談会 にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


