こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部新聞学科|志望理由の基本構造と推薦型選抜で伝わる書き方」です。
志望理由は難しく考えすぎなくていい
上智大学文学部新聞学科の推薦型選抜を考え始めると、多くの受験生が悩むのが、出願書類や面接で問われる志望理由の整理です。
「何を書けばいいのかわからない」「メディアに興味があります、だけでは弱い気がする」と感じる人も多いでしょう。
しかし、志望理由は特別に立派な文章を書くことではありません。
大切なのは、自分の関心がどのように生まれ、新聞学科で何を学びたいのかを、自然な流れで整理することです。
志望理由は3つの要素で考える
新聞学科の志望理由は、大きく分けると次の3つで考えると整理しやすくなります。
- 関心を持ったきっかけ
- 大学で学びたいテーマ
- なぜ上智大学文学部新聞学科なのか
この3つがつながると、読み手にも「なぜ新聞学科を志望しているのか」が伝わりやすくなります。
反対に、「メディアに興味があります」「社会問題に関心があります」だけで終わってしまうと、少し抽象的に見えてしまいます。
関心を持ったきっかけを書く
まず大切なのは、なぜ新聞学科に興味を持ったのかというきっかけです。
特別な経験である必要はありません。
たとえば、ニュースを見た経験、SNSで情報が広がる様子を見た経験、学校の授業で社会問題を考えた経験なども、十分なきっかけになります。
大切なのは、その出来事をどう受け止めたかです。
たとえば、「同じ出来事でも、メディアによって伝え方が違うことに気づいた」「SNSで不確かな情報が広がる様子に疑問を持った」というように、自分の気づきを言葉にすると、志望理由に具体性が生まれます。
大学で学びたいテーマにつなげる
次に、新聞学科で何を学びたいのかを整理します。
新聞学科では、新聞やテレビだけでなく、インターネット、SNS、広告、映像メディア、ジャーナリズムなど、幅広いテーマを扱います。
そのため、「メディアを学びたい」だけでなく、もう少し具体的にすると伝わりやすくなります。
たとえば、「SNSの情報が社会に与える影響を考えたい」「報道の伝え方によって人々の受け止め方がどう変わるのかを学びたい」という形です。
自分の疑問と、大学で学びたい内容がつながると、志望理由に説得力が出ます。
なぜ上智大学文学部新聞学科なのか
推薦型選抜では、なぜその大学なのかという点も大切です。
上智大学は、多様な価値観や対話を大切にする大学です。
新聞学科の学びも、社会のさまざまな声や情報の伝わり方を考える点で、多様な視点と深く関わっています。
そのため、自分の関心と上智大学での学びを結びつけて書くことが大切です。
たとえば、「多様な価値観に触れながら、メディアと社会の関係を考えたい」というように、自分の学びたいことと大学の特徴を自然につなげるとよいでしょう。
志望理由の流れの例
志望理由は、次のような流れで考えると整理しやすくなります。
- ニュースやSNSを見て疑問を持つ
- 情報の伝え方や広がり方に関心を持つ
- メディアと社会の関係を学びたいと思う
- 上智大学文学部新聞学科を志望する
このように、きっかけから学びたいことへつながる流れがあると、読み手にも自然に伝わります。
推薦型選抜で評価されるのは、専門知識の量だけではありません。問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢などが見られます。
最後に:自分の疑問から始めよう
上智大学文学部新聞学科の志望理由は、最初から完璧である必要はありません。
大切なのは、日々触れているニュースやSNS、社会の出来事に対して、自分がどんな疑問を持ったのかを振り返ることです。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
まずは、「なぜこの情報は広がったのだろう」「なぜ同じ出来事でも伝え方が違うのだろう」と考えてみてください。
その小さな疑問が、新聞学科で学びたい理由につながっていきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


