こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「上智大学文学部英文学科|面接で聞かれやすい質問と推薦型選抜で伝わる答え方」です。
面接は知識を試すだけの場ではない
推薦型選抜を考えている高校生にとって、多くの人が不安に感じるのが面接です。
「どんな質問をされるのだろう」「うまく答えられるだろうか」と心配になる人もいるかもしれません。
しかし、推薦型選抜の面接は、知識を試すテストではありません。
大学が知りたいのは、あなたが何に興味を持ち、どのように考えているのかという点です。
英文学科の場合も、英語力だけでなく、言葉や文化、文学作品に対してどのような関心を持っているのかが見られます。
志望理由についての質問
面接で最も聞かれやすいのは、出願書類や面接で問われる志望理由に関する質問です。
- なぜ英文学科を志望したのですか
- 英文学のどのような分野に興味がありますか
- なぜ上智大学文学部英文学科を志望したのですか
これらは、書類に書いた内容をさらに深く確認するための質問です。
大切なのは、書いた文章をそのまま暗記することではありません。
なぜその関心を持ったのか、どの経験がきっかけだったのか、英文学科で何を深めたいのかを、自分の言葉で説明できるようにしておくことです。
興味のある文学作品や文化についての質問
英文学科の面接では、文学作品や文化について聞かれることもあります。
- 最近読んだ本はありますか
- 印象に残っている文学作品はありますか
- 英語圏の文化で興味のあるものはありますか
ここで大切なのは、作品名や内容を詳しく説明することだけではありません。
むしろ、「なぜその作品に興味を持ったのか」「その作品を通して何を考えたのか」を話せることが重要です。
たとえば、登場人物の価値観、時代背景、翻訳による印象の違いなど、自分が気になった点を整理しておくと話しやすくなります。
高校生活についての質問
面接では、高校生活についてもよく質問されます。
- 高校生活で力を入れたことは何ですか
- 印象に残っている経験はありますか
- その経験から何を学びましたか
ここで見られているのは、経験の大きさだけではありません。
その経験から何を考えたのか、どんな気づきがあったのかが大切です。
たとえば英語の授業、読書、映画、部活動、学校行事など、一見英文学と関係がなさそうな経験でも、言葉や文化、人との関わりについて考えたことがあれば、志望理由につながることがあります。
探究活動についての質問
探究活動や課題研究に取り組んでいる場合、その内容について質問されることもあります。
- なぜそのテーマを選んだのですか
- 調べていく中でどんな発見がありましたか
- そのテーマは英文学科の学びとどうつながりますか
ここでも重要なのは、完璧な答えを言うことではありません。
自分がどのような疑問を持ち、どのように考えを深めてきたのかを説明することです。
推薦型選抜では、専門知識の量だけでなく、問いを持つ姿勢や思考のプロセスが見られています。
将来についての質問
面接では、将来について質問されることもあります。
- 大学でどのようなことを学びたいですか
- 将来どのような分野に関わりたいですか
- 英文学科での学びをどのように活かしたいですか
ここで大切なのは、具体的な職業を完全に決めていることではありません。
高校生の段階で将来がはっきり決まっていない人は多いです。
それよりも、言葉や文化への関心、異なる価値観を理解したいという思い、社会との関わり方について自分なりに考えていることが大切です。
面接で大切な姿勢
面接というと、「正しい答えを言わなければいけない」と思う人もいます。
しかし、推薦型選抜の面接では、必ずしも一つの正解があるわけではありません。
大切なのは、質問を丁寧に聞き、自分の考えを落ち着いて言葉にすることです。
分からないことがあっても、無理に知っているふりをする必要はありません。
「まだ十分に理解できていない部分もありますが、私はこのように考えています」と、自分の考えを誠実に伝える姿勢も大切です。
最後に:面接は自分の考えを伝える対話の場
面接は、ただ評価されるだけの場ではありません。
大学が、あなたの関心や考え方を知るための対話の場でもあります。
推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。考え続けられる人を見ています。
面接準備では、想定質問の答えを丸暗記するよりも、「なぜ英文学科で学びたいのか」「自分はどんな作品や文化に関心があるのか」を整理してみてください。
自分の言葉で話せるようになることが、面接で落ち着いて伝える力につながります。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


