上智大学理工学部情報理工学科の面接で聞かれやすい質問とは?推薦入試の準備ポイントを解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。

今回のテーマは、
「上智大学理工学部情報理工学科の面接で聞かれやすい質問とは?」です。

推薦入試を考えている高校生にとって、面接は不安を感じやすいポイントの一つです。

「どんな質問をされるのだろう」「情報や数学の知識を細かく聞かれたらどうしよう」と心配になる人もいると思います。

もちろん、情報理工学科を志望する以上、情報技術や数学への関心は大切です。

しかし、面接は知識を暗記して答えるだけの場ではありません。

自分がなぜ情報理工学科で学びたいのか、情報技術を通して何を考えたいのかを、自分の言葉で伝える場です。


面接で見られていること

面接では、提出書類に書かれている内容をもとに、あなた自身の考えが確認されます。

大学側が知りたいのは、立派な言葉を暗記しているかどうかではありません。

どのような経験から情報分野に興味を持ったのか。

どのような問いを持っているのか。

大学で何を学びたいのか。

将来、その学びをどのように活かしたいのか。

こうした点を見ています。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではありません。

自分なりに考え続けられる人を見ています。


質問1 なぜ上智大学理工学部情報理工学科を志望したのですか

最も基本的で、聞かれやすい質問です。

ここでは、「AIに興味があるから」「プログラミングを学びたいから」だけで終わらせないことが大切です。

なぜ情報技術に興味を持ったのか。

どのような経験がきっかけだったのか。

情報理工学科でどの分野を深めたいのか。

こうした流れで話せるようにしておくとよいでしょう。

また、情報を学べる大学は多くあります。

その中で、なぜ上智大学理工学部情報理工学科なのかを、自分の関心と結びつけて整理しておくことが大切です。


質問2 情報技術に興味を持ったきっかけは何ですか

この質問では、あなたの関心の出発点が見られます。

きっかけは特別な実績である必要はありません。

高校の情報の授業、プログラミング体験、アプリやゲームへの関心、AIに関するニュース、数学の問題を解く面白さなど、身近な経験で大丈夫です。

たとえば、学校の授業でプログラムを作ったときに、命令した通りに動くことに面白さを感じた経験があるかもしれません。

SNSのおすすめ表示を見て、どのような仕組みで情報が選ばれているのか疑問を持った人もいるでしょう。

大切なのは、その経験から何を考えたかです。


質問3 最近関心を持った情報技術やニュースはありますか

情報理工学科では、社会と技術のつながりを考える姿勢も大切です。

そのため、AI、情報セキュリティ、データ活用、SNS、ロボット、IoT、個人情報保護など、最近気になった話題について聞かれることがあります。

ここで重要なのは、ニュースの内容をただ説明することではありません。

その技術について、自分が何を考えたのかを話すことです。

たとえば、AIの活用に関するニュースであれば、便利さだけでなく、判断の偏りや責任の問題についても考えられるとよいでしょう。

SNSに関する話題であれば、情報の広がりやすさと誤情報の問題を比較して考えることができます。


質問4 高校生活で力を入れたことは何ですか

この質問もよく聞かれます。

部活動、探究活動、情報の授業、数学の学習、学校行事、委員会活動など、内容はさまざまで構いません。

大切なのは、経験の大きさではなく、そこから何を学んだかです。

たとえば、部活動で練習記録を分析した経験があるなら、データを使って改善点を考える力につながります。

文化祭で動画やWebページの作成を担当した経験があるなら、情報をわかりやすく伝える工夫について話すことができます。

グループ活動で意見を調整した経験も、システム開発に必要な対話姿勢につながります。


質問5 大学でどのようなことを学びたいですか

この質問では、情報理工学科での学びをどれくらい具体的に考えているかが見られます。

「プログラミングを学びたい」だけでは、少し広く見えることがあります。

AI、データサイエンス、情報セキュリティ、ネットワーク、ソフトウェア開発、人にとって使いやすいシステムなど、自分が特に関心を持っている方向を考えておきましょう。

たとえば、「AIやデータ分析を通して、教育や医療の課題解決に役立つ技術を学びたい」と話すと、学びたい内容と社会への関心がつながります。

大学で何を学びたいのかを、自分の経験や探究テーマと結びつけて説明できるとよいでしょう。


質問6 あなたの探究テーマについて教えてください

探究活動に取り組んでいる人は、その内容について聞かれることがあります。

ここで大切なのは、結果だけを説明しないことです。

なぜそのテーマを選んだのか。

どのような問いを持ったのか。

どのように調べたり考えたりしたのか。

調べる中でどのような気づきがあったのか。

今後さらに何を深めたいのか。

この流れで話せるようにしておくと、思考の深さが伝わりやすくなります。

推薦入試では、探究の完成度だけではなく、考える過程が大切です。


質問7 情報技術の課題についてどう考えますか

情報理工学科の面接では、技術の良い面だけでなく課題について聞かれる可能性もあります。

たとえば、AIの判断は本当に公平なのか、個人情報をどう守るべきか、SNSで誤情報が広がる問題をどう考えるか、といったテーマです。

ここで大切なのは、すぐに一つの答えに決めつけないことです。

情報技術には、便利さとリスクの両方があります。

多面的に考えたうえで、自分はどの点に関心を持っているのかを伝えましょう。

「便利だから使えばよい」だけでなく、「安全性や公平性にも配慮する必要がある」と考えられると、視点の広さが伝わります。


質問8 将来どのようなことをしたいですか

将来の進路について聞かれることもあります。

ただし、高校生の段階で職業が完全に決まっていなくても問題ありません。

面接官が知りたいのは、大学での学びと将来の方向性がつながっているかです。

たとえば、使う人にとってわかりやすいシステムを作りたい。

AIやデータを使って社会課題の解決に関わりたい。

情報セキュリティを学び、安全な情報環境づくりに貢献したい。

こうした方向性があれば十分です。

将来像は変わっても構いません。

今の関心から、どのように学びを広げたいのかを話しましょう。


面接で大切なのは自分の言葉で話すこと

面接対策をするとき、完璧な回答を暗記しようとする人もいます。

しかし、暗記した文章をそのまま話そうとすると、不自然になってしまうことがあります。

大切なのは、答えを丸暗記することではなく、自分の経験や考えを整理しておくことです。

推薦入試で見られているのは、知識量だけではありません。

問いを持つ姿勢、思考の深さ、多面的な視点、他者理解、対話姿勢です。

多少言葉に詰まっても、自分なりに考えてきたことを丁寧に伝える姿勢が大切です。


まとめ

上智大学理工学部情報理工学科の面接では、志望理由、情報技術への関心、高校生活での経験、探究活動、将来の方向性などについて聞かれることが多くあります。

しかし、面接は知識を競う場ではありません。

推薦入試は、完璧な人を選ぶ試験ではなく、考え続けられる人を見る試験です。

そのため、自分の経験や興味を振り返り、「なぜそう思ったのか」を整理しておくことが大切です。

面接官が知りたいのは正解ではなく、あなた自身の考えです。

ぜひ普段から情報技術や社会の課題について考え、自分の言葉で話せる準備をしてみてください。

情報理工学科についてもっと知りたい、自分の興味を深めてみたい。

そう思えたら、面接準備は少しずつ前に進んでいます。

もし一人で整理するのが難しいと感じたら、KOSSUN教育ラボの無料個別相談も活用してみてください。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。