自己推薦書を書いていると、
「学びたいことってどう書けばいい?」
「○○を学びたい、だけじゃ弱い?」
「具体的にってどこまで書くの?」
と悩む人はとても多いです。
上智大学の推薦入試では、「何を学びたいか」そのものよりも、なぜ学びたいのか、どのように深めたいのかが重視されます。
ここでは、学びたい内容が浅くならず、説得力を持って伝わる書き方を解説します。
「学びたいです」だけでは伝わらない
よくある例:
❌「国際問題について学びたいと考えています。」
❌「心理学を学びたいです。」
間違いではありませんが、なぜ関心を持ったのかが分からないため、印象に残りにくくなります。
評価されるのは「関心が生まれた理由」
大学が知りたいのは、
・どんな経験が関心につながったのか
・何に疑問や関心を持ったのか
・どのように深めたいと考えているのか
という思考の流れです。
学びたいことを書く基本の流れ
次の順番で書くと、伝わりやすくなります。
① 関心を持ったきっかけ
② そこから生まれた疑問や気づき
③ 大学で深めたいテーマ
④ 将来への視点(任意)
例:浅い書き方 → 深い書き方
❌
「異文化理解について学びたいと考えています。」
✔
「留学生との交流を通して、言葉だけでなく価値観の違いが誤解を生むことを実感しました。この経験から、文化の違いがどのように相互理解に影響するのかに関心を持つようになり、大学では異文化理解の視点からコミュニケーションのあり方を深めたいと考えています。」
→ 関心の背景が伝わります。
学びたいテーマは広すぎなくていい
「世界平和」や「国際問題すべて」など、広すぎるテーマは焦点がぼやけます。
例:
・異文化間コミュニケーション
・教育格差の背景
・SNSと人間関係の変化
・地域社会のつながり
など、関心の入り口を示すだけで十分です。
専門知識がなくても大丈夫
高校生の段階で専門的な内容を書く必要はありません。
大切なのは、
✔ なぜ関心を持ったのか
✔ どんな疑問を感じているのか
✔ これから知りたいこと
です。
「学びたい理由」が伝わることが重要です。
避けたい書き方
❌ 抽象的すぎるテーマ
❌ 学部の説明を書いてしまう
❌ 難しい言葉を並べる
❌ 将来の夢だけを書く
→ 自分の関心が見えにくくなります。
上智の学びとのつながりを意識する
上智では、
・対話を通した学び
・多様な価値観への理解
・社会との関わり
が重視されています。
そのため、
・人との関わりの中で生まれた関心
・社会への疑問
・多様性に触れた経験
は、学びたい内容と自然につながります。
自分に問いかけてみる
書く前に、次の質問を考えてみましょう。
・どんな出来事が印象に残っている?
・何に疑問を感じた?
・もっと知りたいと思ったことは?
ここから学びたいテーマが見えてきます。
面接につながる内容にする
自己推薦書に書いた「学びたいこと」は、面接で深掘りされる可能性があります。
そのため、
✔ 自分の言葉で説明できる
✔ 実際の経験につながっている
内容を書くことが大切です。
まとめ
学びたいことを書くときは、テーマの立派さよりも、関心の背景が重要です。
・関心のきっかけを書く
・疑問や気づきを示す
・大学で深めたい内容につなげる
・自分の言葉で伝える
この流れがあると、説得力のある内容になります。
自分が「なぜ気になったのか」を丁寧に振り返ってみてください。そこから、あなたらしい学びのテーマが見えてきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


