上智大学を志望する人の多くが一度は目にする言葉が、
「For Others, With Others(他者のために、他者とともに)」
です。
しかし、
「どういう意味なの?」
「志望理由に書いた方がいいの?」
「入試で評価されるポイントなの?」
と疑問に感じる人も多いかもしれません。
上智大学の推薦入試では、この理念そのものを暗記して書くことよりも、理念につながる姿勢を持っているかが重視されます。
ここでは、この言葉の意味と、入試でどのように評価につながるのかを分かりやすく解説します。
「For Others, With Others」の意味
この言葉は、
他者のために行動し、他者と協力しながら生きていく姿勢
を表しています。
ポイントは2つあります。
✔ For Others
→ 他者のために行動する姿勢
✔ With Others
→ 他者と協力しながら共に歩む姿勢
「人のために頑張ること」とは違う
この理念は、単なる自己犠牲ではありません。
・相手を理解しようとする
・共に考え、協力する
・社会の中で支え合う
という関わり方の姿勢を意味しています。
なぜこの理念が重視されるのか
社会では、
・価値観の違い
・文化の違い
・立場の違い
を持つ人々と共に生きていく必要があります。
他者と協力しながら課題に向き合う力は、これからの社会において重要な力です。
そのため、この姿勢が学びの土台として重視されています。
入試で理念がどのように評価されるか
推薦入試では、理念を知っているかではなく、次のような姿勢が見られています。
✔ 他者を理解しようとする姿勢
✔ 協力して物事に取り組んだ経験
✔ 人との関わりの中で得た学び
✔ 社会とのつながりへの関心
理念につながる経験の例
次のような経験は、この理念と自然につながります。
・チームで協力して目標を達成した経験
・意見の違いを乗り越えた経験
・誰かの役に立てたと感じた経験
・人との関わりの中で成長した体験
重要なのは、その経験から何を考えたかです。
表面的になりやすい書き方
❌
「For Others, With Othersの理念に共感したため志望しました。」
→ 理念の理解や自分との関係が見えません。
姿勢が伝わる書き方
✔
「グループ活動で意見が対立した際、互いの考えを理解しようとすることで新しい解決策が生まれました。この経験から、他者と協力しながら物事に取り組むことの大切さを実感し、対話を通して学びを深める環境で学びたいと考えるようになりました。」
→ 理念につながる姿勢が伝わります。
理念を無理に書く必要はない
理念の言葉をそのまま使う必要はありません。
自分の経験や学びを通して、
・他者との協働
・相互理解
・社会との関わり
が伝われば十分です。
面接で問われる可能性のある視点
面接では、
・人との関わりの中で学んだこと
・協力して取り組んだ経験
・社会との関わりへの関心
などを通して、この姿勢が伝わります。
理念はこれからの学びにつながる
大学での学びは、一人で完結するものではありません。
・対話を通して理解を深める
・他者の視点から学ぶ
・社会との関係を考える
こうした学びの基盤となる考え方が、この理念に込められています。
まとめ
「For Others, With Others」とは、他者のために行動し、他者と協力して生きていく姿勢を表す言葉です。
推薦入試では、
・他者を理解しようとする姿勢
・協力して取り組んだ経験
・人との関わりから得た学び
といった形で、この理念につながる姿勢が評価されます。
理念の言葉を覚えることよりも、自分の経験の中で人との関わりから何を学んだのかを振り返ってみてください。そこに、上智の学びにつながる視点が見えてきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


