自己推薦書を書き終えたあと、

「これで完成でいいのかな?」
「何回くらい書き直すもの?」
「直しすぎて逆に分からなくなってきた…」

と悩む人はとても多いです。

上智大学の推薦入試において、自己推薦書は一度で完成するものではありません。書く → 見直す → 深めるというプロセスを重ねることで、内容の説得力が高まっていきます。

ここでは、書き直しの目安と、効果的な見直しの方法を解説します。


自己推薦書は一度で完成しない

最初の文章は「下書き」です。

書き直しを重ねることで、

・考えが整理される
・伝わりやすい表現になる
・内容が具体的になる

という変化が生まれます。


書き直しの目安回数

目安としては、

3〜5回程度の見直し

を行う人が多いです。

ただし回数よりも重要なのは、内容が深まっているかです。


書き直しの段階イメージ

① 第1稿:思いを書き出す

まずは伝えたいことを自由に書きます。文章の完成度は気にしなくて大丈夫です。


② 第2稿:流れを整理する

次の点を確認します。

・話の流れが自然か
・経験 → 学び → 志望理由がつながっているか


③ 第3稿:具体性を加える

抽象的な部分に、

・具体的な場面
・自分の行動
・気づき

を加えていきます。


④ 第4稿:伝わりやすさを整える

・分かりにくい表現を修正
・長すぎる文章を整理
・重複表現を削る

読みやすさを意識します。


⑤ 最終確認:自分の言葉になっているか

最後に、

・自分の言葉で説明できる内容か
・面接で話せる内容か

を確認します。


書き直しで良くなるポイント

見直しを重ねることで、

✔ 内容が具体的になる
✔ 考えの流れが明確になる
✔ 自分らしさが伝わる

文章へと変わっていきます。


書き直すときのチェックポイント

見直す際は、次の点を確認してみましょう。

・経験が具体的に書かれているか
・学びにつながっているか
・志望理由と結びついているか
・大学の説明文になっていないか


直しすぎて迷ったとき

何度も修正していると、分からなくなることがあります。

そんなときは:

✔ 一度時間をおいて読み直す
✔ 声に出して読んでみる
✔ 誰かに読んでもらう

ことで客観的に見直すことができます。


添削を受けるときのポイント

先生や指導者に見てもらう場合は、

・内容が伝わるか
・分かりにくい部分はどこか

といった視点で意見をもらうと効果的です。

最終的に自分の言葉で仕上げることが大切です。


完成の目安とは?

完成の目安は、

✔ 自分の経験が具体的に伝わる
✔ 志望理由と自然につながっている
✔ 自分の言葉で説明できる

状態です。

完璧な文章を目指す必要はありません。


まとめ

自己推薦書は、書き直しを重ねることで完成度が高まります。

・3〜5回程度の見直しが目安
・流れ → 具体性 → 読みやすさ の順で整える
・自分の言葉で説明できる内容にする

書くたびに、自分の考えが整理されていきます。

時間をかけて丁寧に磨いていくこと。それが、読み手に伝わる自己推薦書につながります。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

川又ヒトミ(KOSSUN教育ラボ プロ講師)

川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師

【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。 プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。 著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。