推薦入試を考え始めると、
「自己推薦書っていつから書き始めるの?」
「直前でも間に合う?」
「早く始めたほうがいいのは分かるけど、何をすればいい?」
と悩む人も多いと思います。
上智大学の推薦入試では、自己推薦書は短期間で仕上げる作文ではなく、自分の経験や学びを整理していくプロセスが重要です。
ここでは、準備を始める時期の目安と、無理なく進めるステップを紹介します。
自己推薦書は「書く前の準備」が重要
多くの人が、いきなり文章を書こうとして手が止まります。
自己推薦書は、
文章力より
自己理解の深さ
が重要です。
そのため、準備期間をしっかり取ることが大切です。
合格者が動き始める時期の目安
一般的な目安:
高校2年冬〜高校3年前半
この時期に始めると、
- 経験を整理する時間がある
- 志望分野への理解を深められる
- 添削や修正を重ねられる
というメリットがあります。
直前スタートでも間に合う?
直前でも書くことは可能ですが、
- 内容が浅くなりやすい
- 自分の考えが整理しきれない
- 修正の時間が足りない
といった課題が出やすくなります。
早く始めるほど、内容の深さにつながります。
準備の進め方【4ステップ】
STEP① 経験を書き出す
まずは文章にしようとせず、思い出して書き出します。
- 印象に残っている出来事
- 頑張った経験
- 考え方が変わった瞬間
ここが土台になります。
STEP② 関心のテーマを見つける
経験を振り返る中で、
- なぜ興味を持ったのか
- 何に疑問を感じたのか
を整理していきます。
STEP③ 大学で学びたいことにつなげる
関心を、
「大学でどのように深めたいか」
まで考えていきます。
ここで初めて、志望理由とのつながりが見えてきます。
STEP④ 文章化してブラッシュアップ
最後に文章としてまとめます。
一度で完成させる必要はありません。
- 読み返して修正する
- 他者に読んでもらう
- 何度も磨き上げる
ことで、伝わる文章になります。
準備を早く始めるメリット
早めに取り組むことで、
- 自分の考えが深まる
- 学びたいテーマが明確になる
- 面接対策にもつながる
という大きな効果があります。
まだ準備していない人へ
もし「まだ何もしていない」と感じていても大丈夫です。
まずは、
- 印象に残っている経験を書き出す
- なぜ印象に残っているのか考える
ことから始めてみましょう。
ここからすべてが始まります。
自己推薦書づくりは自己理解のプロセス
自己推薦書の準備は、自分を見つめ直す時間でもあります。
- 自分は何に関心があるのか
- どんな経験が今の考えにつながっているのか
- これから何を学びたいのか
を整理することで、進路への理解も深まります。
まとめ
自己推薦書は、直前に書く作文ではなく、時間をかけて準備するものです。
- 高校2年冬〜高校3年前半に動き始めるのが理想
- まずは経験を書き出す
- 関心のテーマを整理する
- 大学での学びにつなげる
早く始めるほど、内容の深さと説得力が高まります。
自分の歩みを振り返ることから、少しずつ始めてみてください。その積み重ねが、伝わる自己推薦書につながっていきます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


