こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当(上智大学推薦入試サポート)です。
今回のテーマは、「面接で「分かりません」と言ってよい場面」です。
面接対策をしていると、
- 分からない質問をされたらどうしよう
- 何でも答えなければ評価が下がるのでは
- 間違ったことを言うくらいなら黙った方がいいのか
と不安に感じることがあります。
結論から言うと、分からないことを無理に答える必要はありません。
大切なのは、「分からない状況にどう向き合うか」です。
上智大学の推薦入試の面接では、
- 誠実な姿勢
- 思考のプロセス
- 学び続ける姿勢
が重視されています。
今回は、「分かりません」と言ってよい場面と、適切な伝え方を解説します。
なぜ「分かりません」が不安になるのか
多くの受験生が、
- 知識不足だと思われるのでは
- 準備不足と評価されるのでは
- 面接にふさわしくない回答では
と感じています。
しかし、面接は知識テストではありません。
面接で見られているのは「知識量」ではない
面接官が見ているのは、
✔ どのように考えようとするか
✔ 分からないことにどう向き合うか
✔ 誠実に答えようとする姿勢
です。
「分かりません」と言ってよい場面
✔ ① 専門的すぎる知識を問われたとき
例:
- 具体的な政策の詳細
- 専門的な理論の違い
👉 知らないこと自体は問題ではありません。
✔ ② 明確な答えを持っていない問い
例:
- 将来どのような社会になると思いますか?
- この課題の最適な解決策は何ですか?
👉 正解のない問いでは、考えの方向を示すことが大切です。
✔ ③ 初めて考える視点の質問
例:
- 別の立場から見るとどう思いますか?
- 反対意見についてどう考えますか?
👉 その場で考える姿勢が評価されます。
伝え方が重要
ただ「分かりません」と言うだけではなく、考えようとする姿勢を示すことが大切です。
適切な伝え方の例
● 知識が不足している場合
その点については十分な知識を持っていませんが、今後学びながら理解を深めていきたいと考えています。
● その場で考える場合
明確な答えはまだ持てていませんが、現時点では〜という視点が重要ではないかと考えています。
● 新しい視点を受けた場合
その視点については十分に考えたことがありませんでしたが、〜という点が課題になると感じました。
👉 学ぶ姿勢が伝わる
無理に答えるリスク
分からない内容を無理に答えると、
- 内容が浅くなる
- 矛盾が生じる
- 誠実さが伝わらなくなる
可能性があります。
👉 正確さより誠実さが大切です。
「分かりません」の代わりに考えを示す
完全に答えが分からない場合でも、
- どこまで理解しているか
- どのように考えようとしているか
を伝えることができます。
👉 思考のプロセスを示すことが重要です。
面接は「完成した知識」を問う場ではない
大学は、学ぶ場です。
面接では、
✔ 学ぶ意欲があるか
✔ 未知の課題に向き合えるか
✔ 柔軟に考えられるか
が見られています。
注意したいポイント
❌ すぐに「分かりません」と言う
→ 考える姿勢が見えにくい
❌ 投げやりな印象になる言い方
→ 意欲が伝わらない
❌ 沈黙したまま終わる
→ 思考の過程が伝わらない
迷ったときの基本姿勢
① 少し考える
② 分かる範囲を伝える
③ 学びたい姿勢を示す
この流れを意識すると安心です。
まとめ
面接で「分かりません」と伝えること自体は問題ではありません。
大切なのは、
✔ 誠実に向き合うこと
✔ 分かる範囲で考えを示すこと
✔ 学び続ける姿勢を伝えること
です。
分からないことにどう向き合うかは、大学での学びにもつながる大切な力です。
もし答え方に不安がある場合は、無料個別相談を活用する方法もあります。対話形式の練習を通して、落ち着いて対応する感覚を身につけることができます。
次回は、面接で好印象を残す終わり方について解説します。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


