面接というと受け答えの内容ばかり気になりがちですが、
「入室の仕方はこれでいいの?」
「ノックの回数って決まりがある?」
「退室のとき何を言えばいい?」
といった基本的なマナーに不安を感じる人も多いと思います。
上智大学の推薦入試面接では、特別に厳しい作法が求められるわけではありません。しかし、入室から退室までの振る舞いは、落ち着いて対話に臨む姿勢として印象に影響します。
ここでは、本番で安心して行動できるよう、面接当日の流れをシンプルに解説します。
面接マナーで一番大切なこと
最初に覚えておきたいのは、
完璧な作法より、丁寧な態度が大切
ということです。
・静かに行動する
・落ち着いて挨拶する
・相手の目を見て話す
これだけで十分良い印象になります。
入室までの流れ
① ドアをノックする
ドアの前で軽く深呼吸し、3回程度ノックします。
「どうぞ」と言われてからドアを開けましょう。
② 入室して挨拶する
ドアを静かに閉め、面接官の方を向いて一礼し、
「失礼いたします。」
と落ち着いて伝えます。
③ 指示があってから着席
椅子の横に立ち、
「〇〇高校の〇〇です。本日はよろしくお願いいたします。」
と伝えます。
「どうぞお座りください」と言われてから座りましょう。
面接中の姿勢と態度
話す内容と同じくらい、姿勢や態度も大切です。
✔ 背筋を伸ばして座る
✔ 足を揃える
✔ 面接官の顔のあたりを見る
✔ 相手の話をうなずきながら聞く
「対話しようとしている姿勢」が伝わります。
資料を渡すとき
資料提出がある場合は、
・両手で渡す
・向きを相手側にする
・「よろしくお願いいたします」と添える
と丁寧な印象になります。
退室の流れ
面接が終了したら、すぐ立ち上がらず、
「本日はありがとうございました。」
と伝えてから椅子の横で一礼します。
ドアの前で再度軽く一礼し、
「失礼いたします。」
と言って静かに退室しましょう。
よくある不安と答え
Q:緊張して動きがぎこちなくなったら?
→ 問題ありません。丁寧に行動しようとする姿勢が大切です。
Q:ノックの回数を間違えたら減点?
→ 減点されることはありません。落ち着いて行動すれば大丈夫です。
Q:お辞儀の角度まで気にすべき?
→ 深さよりも、丁寧に行うことが大切です。
面接官が見ているポイント
マナーそのものよりも、
✔ 落ち着いて行動できるか
✔ 丁寧な態度で臨んでいるか
✔ 対話の準備ができているか
が伝わるかどうかが重要です。
本番前にやっておくと安心
・入室から退室までを一度練習してみる
・椅子の横に立って挨拶する練習をする
・ゆっくり動くことを意識する
流れを体で覚えておくと、本番で落ち着いて行動できます。
まとめ
面接マナーで大切なのは、完璧な作法ではなく、丁寧で落ち着いた態度です。
・ノックして入室し、挨拶する
・指示があってから座る
・姿勢を整えて話を聞く
・感謝を伝えて退室する
この流れを覚えておくだけで安心して面接に臨めます。
落ち着いて丁寧に行動すること。それだけで、面接官に誠実な印象を伝えることができます。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
KOSSUN教育ラボ プロ講師
【略歴】
お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など変化する教育現場にて指揮を執る。
プロ講師に転向後は、上智大学をはじめ、難関大学に毎年多数の合格者を輩出。最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、保護者、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取る人気講師として知られる。
著書に『総合型選抜・推薦型選抜で「凡人」が難関大に合格る本』(ビジネス実用社)。


